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ブックマーク / keiichirohirano.hatenablog.com (5)

  • 絵画とグラフィック・アートの違い - 平野啓一郎 公式ブログ

    どうも、ご無沙汰してます。 最近、「ツイッターばかりやってないで、たまには、ブログも更新して下さい!」と色んな人に言われます。すみません。。。 あまりに久しぶりなので、何を書こうかと考えていたのですが、丁度、コンセプター・坂井直樹さんが、僕が慶応SFCで講演した内容について、ブログで触れられてましたので、その話を少し書いてみます。 坂井さんのブログは、こちらです。 http://sakainaoki.blogspot.com/2010/10/sfc-40-hiranok-1975-httpd.html 僕の話の回以外も、毎回非常に面白いので、前後も読んでみて下さい。 で、話題は、絵画とグラフィック・アート(ポスターやの装幀など)は、根的に何が違うのか、ということです。 基的に、絵画は額縁(フレーム)の外側にまで広がっていく世界、グラフィック・アートは、フレームの内部で完結する世界です

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  • 新作『ドーン』は、7月9日発売です! - 平野啓一郎 公式ブログ

    『決壊』に続く、新作長篇小説のタイトルは、ズバリ、『ドーン』です! 出し惜しんでましたが、どうでしょう、もう覚えました(笑)? 『ドーン』です。ピンと来た人もいると思いますが。 講談社の「書き下ろし100冊」シリーズのひとつとして刊行されます。 舞台は、2036年頃の近未来です。……というと、SFのようですが、あまりそういうつもりでは書きませんでした。 僕は、中世末期(『日蝕』)から近代(『葬送』)を経て、現代(『決壊』)と、時代の節目節目を舞台にこれまで小説を書いてきましたが、未来の世界も、言ってみればその延長上です。 テクノロジーがものすごく進歩していて、人間の考え方も随分と変わっています。現代を知るには、過去と比較してみるのが一番分かりやすいですが、想像された未来を通じて今の世界をかえりみるというのもアリだと思います。世界観や人間観に僕なりのアイディアを色々と盛り込みました。 そして

    新作『ドーン』は、7月9日発売です! - 平野啓一郎 公式ブログ
  • 『小説の読み方〜感想が語れる着眼点』刊行! - 平野啓一郎 公式ブログ

    予告していました『の読み方 スロー・リーディングの実践』(PHP新書)の第2弾『小説の読み方〜感想が語れる着観点』が刊行されました! 小説の読み方~感想が語れる着眼点~ (PHP新書) 作者: 平野啓一郎出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2009/03/14メディア: 新書購入: 43人 クリック: 575回この商品を含むブログ (47件) を見る 前半は、〈基礎編〉として、小説を読むための基的な考え方をできるだけ簡潔に整理し、後半は、〈実践編〉として、それらを応用しつつ、具体的に作品を読んでいきます。 今回のラインナップはこんな感じです。 ポール・オースター『幽霊たち』 綿矢りさ『蹴りたい背中』 ミルチャ・エリアーデ『若さなき若さ』 高橋源一郎『日文学盛衰史――当はもっと怖い「半日」』 古井由吉『辻――「半日の花」』 伊坂幸太郎『ゴールデンスランバー』 瀬戸内寂聴『髪――

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  • 「体が資本」は、心許ないですよ、そりゃ。 - 平野啓一郎 公式ブログ

    WBCの代表選考で、落合監督がこんなことを言っていますが、まったく正しいと思いますね。 http://www.sanspo.com/baseball/news/081123/bsc0811230508001-n1.htm プロ野球選手は、「健康な体」という、いかにも頼りない「資」一つを頼りに、長くてもせいぜい20年間、ヘタすると来年は無職、というような環境で仕事をしているわけですから、彼らが個人事業主とは言え、実質、「ケガして休んだらクビ」的な労働者としての権利を主張すれば、当然、消費者(ファン)、雇用者(球団)、業界(日プロ野球機構)と対立する要求が出てくるのも当たり前の話で、それが怪しからんというのは、「たかが選手」発言と同じです。あとは、そこからいかに両者をすりあわせた制度設計をするか、という問題でしょう。 WBCの場合、体という選手のその唯一の「資」に対する元保証がまったく

    「体が資本」は、心許ないですよ、そりゃ。 - 平野啓一郎 公式ブログ
  • YES WE CAN! - 平野啓一郎 公式ブログ

    テレビでオバマの勝利演説が繰り返し放送されてましたけど、悲しい哉、どう見ても、日政治家より「立派」に見えますね。日も、ああいうクールで、溌剌とした若い政治家に、そろそろトップを譲った方がいいんじゃないですか。 少なくとも、見せ方だけでも、もっと爽やかにして欲しいものです。それはやっぱり、訓練でしょう。演説の仕方、演出の仕方を含めて。 ……と言いつつ、日人が20万人も集まって、首相に向かって、「そう、私たちは、できる!」とか、みんなで声を合わせて叫んでいるところを想像すると、かなり異様ですけど。というか、周辺諸国からはキモがられるでしょう。 アメリカ中が興奮の坩堝といった映像の数々には、なんかちょっと、『インデペンデンス・デイ』的な既視感があって、やっと、ブッシュという悪しきエイリアンの支配が終わって、アメリカに平和が戻ったみたいな雰囲気でした。地団駄踏んで悔しがってる人の姿は、あん

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    tototti
    tototti 2008/11/08
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