半月ほど前の話になるが、Appleでソフトウェア開発ツールの開発を担当していたエンジニアリング担当の幹部がTeslaへの移籍を発表し、一部で話題になっていた。Chris Lattnerというこの人物、Apple在籍中(2005年7月~2017年1月)には、プログラム言語「Swift」や開発ツール「Xcode」など比較的よく知られたソフトウェアの開発を率いていたというから、この移籍の話題が注目を集めたのも不思議はない。 それと同時に「macOSやiOSのアプリ開発ツールなどを専門としてきた人物の知見や経験が、TeslaのAutopilot(自動運転車機能)用ソフトウェア開発にどう活かされるのか」という部分がよくわからず、ぼんやりとした疑問として残っていた(これがたとえば「マシンラーニングの責任者が Autopilot Software担当責任者に就任」とかであったなら、疑問も持たずになんとな
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