出版の街というと神保町ですが、中央線の反対側、本郷だって負けていません。でも飲食店の数では負けています。雑誌の神保町特集で、美味しそうなランチが紹介されるのを見る度に嫉妬しています。そこで今回の版元日誌では神保町ランチに対抗して、脂コッテリが大好きなサブカル編集者、ハマザキカクが開拓した、本郷の美味しいランチを紹介しましょう。 2009年頃から一度訪れた店は二度と訪れないという縛りを掛けて、社会評論社(文京区本郷2-3-10お茶の水ビル)から往復1時間以内で帰ってこられるお店を虱潰しに制覇しました。毎日過酷極まりない編集作業の、唯一の息抜きと言っていいのが、昼飯だったのです。雨が降る日も、雪が積もる日も新規開拓に勤しみました。 徒歩で行けるところはほとんど行き尽くしてしまったので、自転車もアリという事で、北は春日、南は神保町、東はアキバ、西は神楽坂まで対象エリアを広げました。最終的には電車