濃色版 『至聖三者』(しせいさんしゃ、ロシア語: «Троица»)は、ロシアに伝わるキリスト教・正教会の板絵イコンである。アンドレイ・ルブリョフによって15世紀に描かれたとされる[1]。 この作品はルブリョフによるイコンの中でも最も有名であり[2]、ロシア芸術の到達点の一つとも看做されている[3]。 概要[編集] 『至聖三者』は、マムレのナラの木の下のアウラアム(アブラハム)[4] を訪れた三天使を描いているが、これは至聖三者を象徴するイコンであると解釈される[5]。至聖三者(三位一体の神)そのものは描けないが、至聖三者を象徴する三天使を描いたイコンであるとされる[6]。 エホバ、マムレの橡林にてアブラハムに顕現れたまヘり彼は日の熱き時刻天幕の入口に座しゐたりが 目を挙げて見たるに視よ三人の人其前に立てり彼見て天幕の入口より趨り行て之を迎ヘ 身を地に鞠めて言けるは我が主よ我汝の目のまヘ
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