友人との他愛のない会話や、上司・同僚・取引先とのやり取り。こんな日常のひとコマで交わされるコミュニケーションに苦手意識を感じている人、意外と少なくないのではないでしょうか。 はじめまして。駆け出しのフリーライター、中沢といいます。ぼくは今、人との意思疎通を苦手とするメンタリティ、いわゆる“コミュ障”で悩んでいます。それにも関わらず、人から話を聞き出すライターを仕事に選んでいるのですから、我ながら手に負えません。一刻も早くこの悩みを解決せねば…! そんな思いを胸にコミュニケーションの達人を尋ねることにしました。 今回お話をお聞きするのはカウンセラーの高石宏輔さん。慶応大学在学中にパニック障害、うつ病を経験。それからカウンセリングを学んだ後、百戦錬磨の場としてナンパや路上スカウトを選び、現在はカウンセラーとして活躍する異色の経歴の持ち主です。 およそ1年前、自分を上手くプレゼンする能力や空気を