補足STARTO社の発足でもっとも注視されているのは、旧ジャニーズが保有している資産の行方です。おもにそれは3つあります。①ファンクラブ事業、②音楽や映像コンテンツなどIP(知的財産)、③各グループ名など商標です。 今回の発表からは③がクリアになったことを示唆しています。STARTO社への移管だけでなく、メンバー自身が保有する可能性もあるでしょう。注目は4月からグループ名変更を予定しているSexy Zoneの出演が「調整中」となっているところ。グループ名の商標処理が済んでいないからかもしれません。 気になるのはIPの行方です。税金処理などにおいてSTARTO社に移管できるスキームはいまも見えません。先日はテレビ東京の社長が「権利問題の処理とかまだまだ明らかになっていない部分がある」として新規取引を見送るとしています。ここがクリアされずに決行されるのであれば、大きな問題となるでしょう。