「あるOLさんはランチタイムに抜け出して観賞。いったん会社に戻って、また夜に戻ってくると言っていました」 ストリップを愛する女性たちが増えている。この5~6年ストリップ通いを続け、2015年9月からはストリップ劇場で受付のアルバイトをしている官能小説家の加藤文果さんは「演目によっては過半数が女性客で男性客を超える。少ない時でも1割は女性客です。一人客もいればグループ客も。ストリップ通いが日常化しているOLさんもかなりいます」と話す。 加藤さんが通い始めた頃は、「女が来るんじゃねえ」といった冷たい視線を浴びることが度々あった。“変化”を感じたのは、16年末。 「BL(ボーイズラブ)風のチームショーが大当たり。劇場内が女性客の熱気で包まれました。これを機に特定の踊り子さんのファンになり、あちこちの劇場へ足を延ばすようになったという女性の話をよく聞きます」 ■ニューウエーブ系ストリップの台頭 シ