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ブックマーク / mb101bold.cocolog-nifty.com (25)

  • 『世界一のクリスマスツリーPROJECT』について僕が考えていたこと - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)

    僕がこのイベントを知ったのは少し遅くて、Twitterのリツイートで流れてきた例の「冷笑」ツイートを見て、なんか嫌な感じのことをつぶやいているなあ、何があった、と少し不可解かつ不愉快な気持ちになって、それから2、3日後のことでした。リツイートでおぼろげながら例のツイートの理由みたいなものが分かってきて、少し時を遡って調べてみると、通常のしくじりや、Twitterで起こりがちな派手で面白そうなものごとに対する異論反論、嫌儲をベースとした批判等とは違う問題の複雑さが次第に浮かび上がってくるように僕には感じられました。 僕が調べ始めた時には既に所謂「炎上」になっていて、大勢の方々がそれぞれの思いで批判の言葉を投げかけていました。マスコミ等で今も引用され、イベント運営側が批判に対する反論として使われる「木がかわいそう」という言葉は、この初期のツイートを指しているのだと思います。この言葉は「生活のた

    『世界一のクリスマスツリーPROJECT』について僕が考えていたこと - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)
  • 『世界一のクリスマスツリーPROJECT』について僕が考えていたこと - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)

    僕がこのイベントを知ったのは少し遅くて、Twitterのリツイートで流れてきた例の「冷笑」ツイートを見て、なんか嫌な感じのことをつぶやいているなあ、何があった、と少し不可解かつ不愉快な気持ちになって、それから2、3日後のことでした。リツイートでおぼろげながら例のツイートの理由みたいなものが分かってきて、少し時を遡って調べてみると、通常のしくじりや、Twitterで起こりがちな派手で面白そうなものごとに対する異論反論、嫌儲をベースとした批判等とは違う問題の複雑さが次第に浮かび上がってくるように僕には感じられました。 僕が調べ始めた時には既に所謂「炎上」になっていて、大勢の方々がそれぞれの思いで批判の言葉を投げかけていました。マスコミ等で今も引用され、イベント運営側が批判に対する反論として使われる「木がかわいそう」という言葉は、この初期のツイートを指しているのだと思います。この言葉は「生活のた

    『世界一のクリスマスツリーPROJECT』について僕が考えていたこと - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)
  • 「ラジオってどうやって聴くんですか?」 - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)

    嘘みたいな話ではあるけれど、人気アイドルがラジオ番組をはじめるというようなニュースが出たときなんかに、ラジオ局や家電量販店で若い人から「ラジオってどうやって聴くんですか?」という質問が寄せられるらしい。また、若い人に「ラジオって聴いてる?」と質問すると「聴いてる、聴いてる」と答えるので「ラジオで?それともradikoで?」と尋ねると「うんん、YouTubeで」。まあ、どちらの話も笑い話ではあるけれど、あながち嘘ではないんだろうなあ、とも思ったりします。 これは前に書きましたが、現在のラジオの聴取率は関東広域圏で6%前後。曜日や時間帯によって変わりますが、大雑把に言えば、100人いれば6人くらいラジオを聴いている計算になります。ちなみに、ラジオの聴取率調査が始まった2002年の聴取率は関東広域圏で8.3%でした。現状をどう評価するかは、数字の読み方を知る知らないによって違うでしょうし、立場に

    「ラジオってどうやって聴くんですか?」 - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)
    toya
    toya 2015/09/09
    むかーしゼネラルのテレビで聴けた(使ってないチャンネルになぜか割り当てられてた)頃はお手軽で便利だったので、テレビで受信したいなー
  • 「復興ブログの終了について」を読んで考えたこと - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)

    福島県いわき市小名浜に「アクアマリンふくしま」という水族館があります。福島県立で、正式名称は「ふくしま海洋科学館」といいます。ほんとよくできた水族館で、環境水族館と自らが名乗っている通り、海の生き物たちがどんな環境で生きているのかがとてもよくわかる水族館です。 昨年の3月11日に起こった大震災で、このアクアマリンふくしまも被害を受けます。そして、原発事故。津波による浸水で9割の魚が死亡して、セイウチなどの怪獣たちも他の水族館に避難したりしました。この一連の危機的状況の中で生まれたのがブログ「アクアマリンふくしま復興日記」でした。ブログのスタートの日である2011年3月31日の記事にはこんなふうに書かれています。 アクアマリンふくしま震災復興ブログをはじめました! 津波の影響で電源、ネットワーク機器が壊滅的被害を受け、正式ホームページで情報発信が困難になりました。 そのため、このブログでアク

    「復興ブログの終了について」を読んで考えたこと - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)
    toya
    toya 2012/07/30
  • 今、広告業界に進みたいんですっていう学生さんに居酒屋でなにか話すとしたら - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)

    何を言うんだろうなあ。 いろいろ難しいなあ。社会も広告も、ここ10年くらいでずいぶん変わったからなあ。これ、ほんとに変わったなあと思うんですよ。たとえばね、この文章を読んでくれてますよね。どうも、ありがとうございます。文章は読まれてなんぼなので、すごくうれしいです。でもね、これはよくよく考えてみると、この文章を読んでもらってるというのは、そのぶんほかのものを見たり聞いたり読んだりできなくなっちゃってるってことなんですよね。時間は誰でも平等に1日に24時間しか与えられてないですから。 これ、10年くらい前では考えられなかったことなんですよね。もちろん、その頃も同人誌とかはあったよ。でもね、同人誌って手に入れるのに、ちょっと努力がいるじゃないですか。でも、このブログを読むのに努力はあまりいらないですよね。RSSに登録してもらってたら、更新の度にリアルタイムでお知らせが来ますし、ときには、twi

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    toya
    toya 2012/03/10
  • 今、あらためて、インターネットの自由と匿名性について思うこと - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)

    海の向こうではSOPAやPIPAへの抗議のためにWikipediaがブラックアウトをしたり、Twitterが各国の法律に従って検閲を行うこともあり得るという方針を発表し、その方針に抗議するために「#TwitterBlackout」というハッシュタグを使って、逆にユーザーがブラックアウトするという行動に出たり、インターネットの自由は今すこし曲がり角に来ているように思います。 今回のTwitter社の発表については、今、全世界でサービスを提供しようとするならば仕方がないと思う部分もあって、メリット、デメリットを最悪のケースまで考えてどちらをとるかという問題なのだろうと思います。アメリカの有識者の論議で言えば、どちらかと言えば、「Twitter社は現在の残念な実態を教えてくれているのだと思う」と述べ、Twitter社の発表に一定の理解を示した電子フロンティア財団のシンディー・コーン氏の意見に近い

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  • インターネットの2階 - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)

    はてなの近藤さんのブログを読みました。はてなには、はてなで働く人、はてなを離れた人、大好きな知り合いがたくさんいるので感慨深かったです。 僕がブログをはじめようと思ったとき、たまたまプロバイダが@niftyだったからココログではじめたけれど、このブログが人に読まれるきっかけをつくってくれたのが、はてなブックマークをはじめとするはてなのサービスでした。 最近、アクセスが急激に増えたことは以前書きましたが、その中で、『人間のタイプをOSにたとえると‥‥』というエントリーにブックマークをしてくれた人が多くて、もうただただ「すごくうれしいです、ありがとうございます、ありがとうございます、ありがとうございます」みたいな感じでもあるんですが(すみません、まだ慣れてないんです)、そのブックマークを見ると、一言コメントをつけている人たちがいて、そのコメントが、当の元エントリーより面白かったり、センスがよか

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    toya 2012/01/04
  • 中央線 - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)

    中央線のオレンジ電車が引退しました。約30年間のお勤めだそうです。お疲れさまでした。正式な名称は、201系と言うそうです。 東京で仕事を始めてから、毎日のように乗った電車でした。ずっと中野で暮らしているので、かれこれ20年近く乗り続けていたことになります。その間に、いろいろと職場が変わったりはしましたが、中央線には乗り続けてきました。 近頃は、もっぱらアルミでできたE233系ですが、ときたま201系に出会うと、ほんの少し得した気分になったりもしました。なんでしょうね、あの気分。 広告屋なので、車内広告を眺めることが多いです。最近は、ローンの広告やパチンコの広告の隣に、法律事務所の広告があったりして、広告は世相を表すなあ、と思ったりしていますが、そんな中に、ひっそりとJRの広告があって、その広告には、荻窪か三鷹あたりの風景写真に「中央線が好きだ。」と書いてあります。 運営している会社が「中央

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    toya 2010/10/18
  • めしがうまけりゃ、なんとかなるさ。 - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)

    ということを、よく思います。 たとえば、なんか、人の問題とか、お金の問題とか、経営状態の問題やらで、やな感じになっているお得意先の仕事なんかで、でも仕事だからやらなくちゃならなくて、みたいなとき。どうやってモチベーションを高めるかというと、ビジネスに書いてあるようなことではまったく効かないんですよねえ。そんなもの、人間なんだから、やなもんはやなんです。 そんなとき、意外に効くのは、めし。 そのお得意先の近くに昼飯がおいしいべ物屋さんを見つけるんですね。で、それをたのしみにするんです。だから、打ち合わせは、できる限り、朝一にします。普通は、やな仕事だと、気分的に後まわしになるんですが、昼飯のために、あえて朝一にするんです。 そうなると、その仕事は案外好転するんですよね、なぜなら、と続くと、ライフハックになるんですが、まあ、現実は、あんまりそうはならないです。そんなにうまいこといくわけがな

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    toya 2010/09/22
  • プライドの話 - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)

    土曜日に、ある人と話していたときに出た話。 プライドっていうのは、やっかいなもんで、ないとどうしようもないし、プライドをなくせっていっても、どうしようもなく芽生えてくるものではあるけれど、妙なプライドっていうのは、人の成長とか可能性を閉ざしてしまうもんなんだよなあ、困ったもんだよなあ、もしかすると、妙なプライドっていうのがいちばん駄目なものなかのかも、と。 妙なプライドってどんなものかというと、「私は専門家だから、私のやっていることに口を出さないでね。」というような、外部からのコミットメントを閉ざしてしまう方向のプライド。 私はもともとコピーベースですから、そういうコピーライターさんをよく見てきました。 「私は言葉の専門家なんだから、素人が口出ししないで。」 コピーの場合は、わかりやすいんですよね。だって、誰でも言葉は書けるし、つっこみやすいんです。それに、コピーは誰にでもわかりやすく書く

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    toya 2010/09/12
  • 広告表現とターゲティング感覚 - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)

    広告をつくる際に大切なのもののひとつに、ターゲティング感覚があります。と、あります、と書いてしまいましたが、実際にはターゲティング感覚なんて言葉はなくて、私が勝手にそう呼んでいるだけのことなんですが。 ターゲティング感覚というのは、メッセージを投げかける相手を想定する感覚のこと。たとえば、よく、ブログは不特定多数に向けて書け、と言いますよね。これは、私も言ってきました。ウェブに言葉を投げかけているわけだし、それは誰でも読めるわけだから、不特定多数に読まれることを意識せよ、みたいなこと。 でもね、不特定多数を意識せよ、というのは、心の底で意識せよ、ということで、不特定多数に向けては、当はメッセージなんて投げかけられないわけです。メッセージは、メッセージそれ自体にフィルタリング機能が備わっていて、自ずから人を選んでしまうもの。多かれ少なかれ、メッセージを投げかけるときには、そのメッセージを投

    広告表現とターゲティング感覚 - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)
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    toya 2010/09/04
  • 「広告は性格の良い人がやるものではない」について考えてみました。: ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)

    リファラで気付いたのですが、Googleで「広告は性格の良い人がやるものではない」を検索すると、このブログの「「タイプ別性格判断」というものをやってみたのですが」という記事がトップに表示されるようです。ちなみに、当該エントリにはその答えは書かれていません。 それにしても、どういう事情でこんなワードで検索をしたんでしょうね。何か嫌なことでもあったのでしょうか。 若い広告クリエーターで、上司ができる人かつ性格が悪くて、その上司に自分の企画が通らなくて、そのうえ「君、広告向いてないんじゃないの?辞めれば?」みたいなことを言われて、「あのCDむかつく。性格最悪。だいたい広告なんて性格が悪くないとできないんじゃねえ?きっとそうだ。そうに違いない。」みたいなことなんでしょうかねえ。 ともあれ、「広告は性格の良い人がやるものではない」というフレーズは妙に気になります。どうなんでしょうね。そんな気もします

    「広告は性格の良い人がやるものではない」について考えてみました。: ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)
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    toya 2010/06/28
  • ソーシャルメディアとの距離の取り方 - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)

    これからはネットの時代なんだよ。 そんなふうに語られていた頃は、じつはマスメディアとネットという構図をとりながら、その台詞を口にする人の頭の中では、じつは別の構図が描かれていたんだろうと思います。当は、マス広告とネット広告という構図ではなく、純広告的アプローチと非純広告的アプローチの構図だったりします。純広告ではなく、タイアップ、コラボレーション、口コミなどなどでうまくやれないか、ということだろうな、と。うまくやれないか、という言葉の意味は、安くやれないか、ということなんでしょう。 マス広告とネット広告ということなら、わりと話は簡単で単純。不特定多数に広く伝えたいのなら、Yahoo! JAPANなどの大手ポータルサイトのバナー広告なんかは、もはやマス広告と言ってもいいだろうし、ターゲットセグメントで言えば、雑誌に出稿するのも、セグメントされたサイトに出稿するのも、手法的にはほぼ同じであっ

    ソーシャルメディアとの距離の取り方 - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)
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    toya 2010/05/27
  • 阪神・淡路大震災から15年 - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)

    今日の5時46分で、阪神・淡路大震災から15年が経ちます。ここ数日、テレビや新聞でも積極的に報道されていますし、中にはかなりの取材を行って深く掘り下げた番組もありました。昨日は『神戸新聞の7日間』というドラマも放送されましたし、今日の夜は『その街のこども』というドラマも放送されます。やはり、こういう時、マスメディアの社会的役割ということを考えさせられます。 私は、当時は大阪に住んでいました。だから、それほどの被害は受けずに済みました。神戸から電車でわずか40分程度しか離れていないのに、大阪ではさしたる被害はありませんでした。あれだけの被害を出した震災が、少しの距離の違いでこうも違うものなのかという思いが、今も鮮明にあります。 大阪でも強烈な揺れを感じました。ドンドンドン、と突き上げるような、今まで体験したことのない揺れ。重い家具が動き、器が割れました。就寝中だったのですが、飛び起きて、ま

    阪神・淡路大震災から15年 - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)
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    toya 2010/01/18
  • 梅田さんのインタビューのもやもやした部分 - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)

    例のITmediaのインタビュー。インタビュアーの岡田有花さんが、梅田望夫さんの『僕自身がはてなの取締役でいる限り、「(ネットユーザーに対して)お前たち、こうしろよ」とか「こういうこと言ってるやつはよくない」と言うことは許されないんだなと思ったんです。』という発言に対して、『言えないんでしょうか。どう批判されても、言えばいいのでは。』と問いかけたことに対して。 それは僕の構え方の問題だね。やっぱり僕は、はてなが大好きだし、近藤には相変わらず期待しているし、みんなの批判を受けたように、「おまえたちが制度設計し、日語圏のネット空間が良くなるようにすればいいんだろう」と言われればその通りだし。そういうことを思ったよ。 今、近藤もブログ書いてないじゃない。彼だってアメリカから帰ってきてブログ書かなくなっちゃったじゃない。近藤に聞かないと真意は分からないけど。 はてなって特異なポジションにあるじゃ

    梅田さんのインタビューのもやもやした部分 - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)
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    toya 2009/06/05
  • こういうことだと思うんですけどね - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)

    いい感じのネット広告を「47NEWS」という共同通信や地方新聞各社が運営するニュースサイトで見つけました。小さなテキストバナーです。下の写真の赤枠に囲まれた部分がそれです。 何気なく見ていたときに、ちょっと気になって思わずクリックしてしまいました。で、このテキスト広告をクリックすると、下写真のサイトに行きます。 谷村美月さんという女優さんのサイト「谷村美月 ここです。」です。中身は、あっさりしているけれど中身はきちんとある、わりと誠実なつくりのサイトでした。私は、谷村さんは今まで知りませんでしたので、私個人をターゲットと考えたとき、この小さなテキスト広告は完璧な仕事をしたことになります。 ●    ● 私は、ネット広告のこれからは、こういう小さなテキスト広告の質が高まっていかなければ未来はないだろう、と思っています。このブログでも何度か書いていますが、こういう「ネット広告の路地裏」の質的な

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    toya 2009/05/19
  • トレインチャンネルが少し変わりましたね - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)

    JR東日の山手線、京浜東北線、中央線などの車内で放映されているデジタルサイネージ放送に、「トレインチャンネル」というものがあります。東京でJRを使って通勤・通学している人は見たことがあるのではないでしょうか。デジタルサイネージと言えば、スーパーや薬局なんかで小さな液晶モニターで情報やテレビCMを流したり、大小含めて様々な取り組みがありますが、この「トレインチャンネル」は、代表的な成功例のひとつではないでしょうか。 現在は、車内の扉上に左右2つの液晶画面があって、一方は放送コンテンツが映し出され、もう一方は、行き先情報や運休情報が流されています。新型車両が導入される前は、今より小さな画面ひとつだけで、放送コンテンツと情報が交互に流される仕組みでした。この「トレインチャンネル」の人気が出たのは、2画面になってからだそうです(参照)。以前、1画面の頃に、この媒体で流す映像広告を作ったことがあり

    トレインチャンネルが少し変わりましたね - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)
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    toya 2009/05/04
  • 村上春樹「エルサレム賞」受賞スピーチ報道は、新聞がネットユーザーから見直される絶好のチャンスだった。 - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)

    確かに、速報は新聞が速かったけれど、そのスピーチの全貌を日に伝えるのは遅かった。その全貌を日語で伝えたのは、新聞ではなく個人のブログだった。多くのブログで、コメントが書き込まれ、時間が経つにつれ、その翻訳は生き生きとした言葉に変わっていった。それを、一ネットユーザーとして眺めながら、なんとなく久しぶりにネットというのはいいものだと思った。 新聞はチャンスだったと思う。今の日の新聞は、どこもネットでサイトを持っている。なのに、どの新聞も速報とスピーチの部分引用だった。少なくともネットでは注目されていたし、新聞から全文および全訳が出ることを期待しているようだった。いくつかのブログでその日語訳を読みながら、いいスピーチだったと思ったし、いろいろ考えさせられる内容だった。 新聞あるいは通信社は記者を送っているはずで、その内容をライブで知る特権的な立場にあったはず。これだけの内容をライブで聴

    村上春樹「エルサレム賞」受賞スピーチ報道は、新聞がネットユーザーから見直される絶好のチャンスだった。 - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)
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    toya 2009/02/20
  • ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね): 川瀬さんの言葉

    面識もないし、表現技術の分野で言えば、私はそれほど影響も受けていないのですが、とある外資系広告代理店のクリエイティブに川瀬稔さんという大先輩がおられました。ボルボのグラフィック広告「安全ピン」でカンヌグランプリを穫った人というと分かる人はいるんじゃないでしょうか。 コマーシャル・フォトという業界誌に今月の優秀作を集めたマンスリーというコーナーがあって、一人の評者が優秀な広告を批評するのですが、川瀬さんが評者だったときにお書きになったあとがきみたいな短い文章が頭の中から離れずにいました。少し辛口なその言葉は、いつも私の心のどこかを刺激しつづけていてました。 ずいぶん前の文章だから、もう読むことがないだろう、と思っていたのですが、今日、アートディレクターとその話をしていたとき、彼女はその雑誌の切り抜きをきちんとファイルしていて、再び読むことができました。辛口なので人によっては反発もあるかもしれ

    ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね): 川瀬さんの言葉
    toya
    toya 2009/01/29
  • 「enは転職者とはてブを応援しています。」と、広告とネットコンテンツの新しい関係。 - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)

    はてなブックマーク(参照)の自社広告(はてなが用意するという意味です)枠がエンジャパンに変わりました。私は前から、はてなブックマークの自社広告枠を注目していて、前にリクルートだったときは、けっこうコピーに力があって、面白いなあと思っていました。リクルートの場合は、自社であらかじめ読み物系のコンテンツを用意しておいて、そのコンテンツの内容を想起させるようなコピーを掲載し、なんだろうと思わせておいて、自社コンテンツに誘導するというカタチでした。 ネット広告は、アーカイブ性が少ないので、ここに事例を示せないのが残念ですが、リクルートでは、ユーザー目線のつぶやきコピー系だったように記憶しています。テキスト系のネット広告としては異彩を放っていましたが、方法論としては王道で、どちらかと言えば、広告が元気だった頃の手法に近く、見ている側からの印象としては、テキスト広告でもやり方を考えればここまでできるん

    「enは転職者とはてブを応援しています。」と、広告とネットコンテンツの新しい関係。 - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)
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    toya 2008/12/28