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ブックマーク / blog.yugui.jp (7)

  • 新型コロナウイルス接触確認アプリのソースコードを請求してみた - 世界線航跡蔵

    厚生労働省の「新型コロナウイルス接触確認アプリ」が公開された。 かねて話題になっていたように、ある程度匿名性を保ったままbluetoothで他のデバイスが近隣に留まったことを認識する方式らしく、割と安心できそうかと思う。 またITMediaの記事によればCOVID-19 Japanという有志によるオープンソースプロジェクトを元にしているそうだ。 ただし、記事を読む限りでは完全にオープンソースプロジェクトそのままというわけではなく「COVID-19 Radar」の技術を核として厚生労働省がベンダーに開発を委託したとある。 そうなると、いくつか気になる点がある。 「COVID-19 Radar」のソースは公開されているからプライバシー等への懸念がある場合にはそれを読んで確認すれば良い、というような意見もあるが、「COVID-19 Radar」と「新型コロナウイルス接触確認アプリ」がその点におい

    新型コロナウイルス接触確認アプリのソースコードを請求してみた - 世界線航跡蔵
  • 転職エントリ(1年後) - 世界線航跡蔵

    Nianticに転職して1年あまりが過ぎた。 2018年の9月からNianticで働いているのだが、そういえば転職エントリーを書きそびれていた。 転職して以来、相変わらずサーバーサイドの開発をしていている。なお、開発しているのはIngressでもPokémon GOでもハリー・ポッター:魔法同盟でもない。 Nianticとの関わり Ingressは2014年12月から続けていて、Pokémon GOも日での正式リリース日からぼちぼちやってきているものの、それにしてもNianticで働くようになるとは思ってもみなかった。 Pokémon GOがなんかえらく流行り始めたときも、自分とは関係ない話だと思いつつGoogle Maps時代の知り合いが何人か関わっているのを思い出して無責任に祝福していたぐらいである。知り合いへのご祝儀のつもりでポケコインを1万円分ぐらい買って、行動圏内にルアーモジュ

    転職エントリ(1年後) - 世界線航跡蔵
    toya
    toya 2019/10/24
  • Corporate Reliability Engineering - 世界線航跡蔵

    最近、SRE - Site Reliability EngineeringのアナロジーとしてCorporate Reliability Engineeringというのを考えられないかみたいな話を社内でしている。 SREは伝統的なシステム運用チームの仕事を再定義したものだ。SREはシステムの安定だけを至上目的にするのではなく、際限なく増え続ける運用タスクを真面目にこなすことを目的にするのではない。開発チームを巻き込んで適切なシステム安定度を見いだし、より少ない手間でシステムを安定運用するための開発を自ら行なう。運用のルーチンワークに費やす時間を全体の50%に抑えるように努力する。そして残り50%で今後もその配分を保つ為の開発や、更に上を目指すための仕組み作りを行なう。 同じ発想は業務システムや社内セキュリティ、更にはコーポレート部門にも適用できるのではないか。つまり、業務システムを運用して社

    Corporate Reliability Engineering - 世界線航跡蔵
  • 私は乗り越える。私を乗り越えよ。 - 世界線航跡蔵

    岩城保さんの「 左利きは身体障害か 」を読んだ。岩城さんが挙げる3つの段階にあわせて、私が為そうとしているGIDへの取り組み、活動家というものの意味あいについて考えてみる。 性同一性障害者への認知を広げ、社会適応を良くするということを考えたとき、前例として参考になるのは黒人公民権運動、フェミニズム、ゲイ・リベーションである。ところで、この組合せには見覚えがある。黒人、女性、同性愛者といえば合衆国の報道における3大圧力団体である。 これらの人々については、認知運動が成功してきたが故に圧力団体が機能し得ている。かつては機能しなかったし、いずれは機能しなくなるだろう。 段階1: 認知されていなかった状態 岩城さんの論では「左利きは当に身体の障害だと考えられていた」状態に当たる。whiteとcoloredの区別は自明視され、あらゆる局面における性別による役割分担が自然なものとされ、同性愛者は異常

    私は乗り越える。私を乗り越えよ。 - 世界線航跡蔵
  • 私的事件の垂れ流し - 世界線航跡蔵

    ウェブにおける私的事件の垂れ流しに批判的な意見を聞くが、これは社会的少数者には当てはまらないのではないかと思う。 ウェブ日記の類で一個人が私的事件について語ることに否定的な意見がある。「お前がどこへ行ったとか、何をべたとか、だれも興味ないよ」と。その類のページは内輪の数人が入り浸るのが精々で、それ以外の大多数にとって何の情報価値も無く、リソースの無駄遣いである、と。 自己紹介と掲示板しかない個人サイトが増えだしたころからよく言われた意見であるし、当たっている部分もあるだろう。個別の私的事件記事自体が現時点で公的価値を持つことは、確かに少ないかもしれない。まぁ、それらの総体、統計的情報は千年後の歴史学者に有益な情報をもたらすかもしれないけれど。 しかし、このことはセクシュアルマイノリティや、何らかの社会的少数者については当てはまらないと考える。なぜならば現時的では圧倒的にロールモデルが不足

    私的事件の垂れ流し - 世界線航跡蔵
  • Googleによるトランスセクシュアルへの配慮の事例 - 世界線航跡蔵

    先に報告した ようにこのたびGoogle転職した。 ここで、Googleトランスセクシュアルへの対応に感心したので書いておく。 履歴書 まず、US系の企業としては当たり前の慣習であり法的自己防衛でもあるのかもしれないけど、履歴書に性別を書かされない。 背景 履歴書に書くべき何か簡潔な性別の記述というものが存在するのであれば私にとっては問題ないのだけれども、実際のところはそうではない。 この話は 以前も書いた 。 人は性別という単一の二値属性が存在することを信じるが、残念なことに自然はそういう風にはできていない。人の信じる仮構は単に、少数者を例外として排除してしまえば幾つかの性別要素にまつわる量が成す数ベクトル空間について2つの同値類が存在し、それを「男」「女」と呼べるというだけの話に過ぎない。 残念なことに最初に省いた特異点を含めると単純な同値類は成立しない。都合の悪い例から逃げずに一

    Googleによるトランスセクシュアルへの配慮の事例 - 世界線航跡蔵
  • 性同一性障害者の性別記載について。実例と考察。 - 世界線航跡蔵

    よし来た、id:ululun。いわゆる「俺のターン」ってやつだね。 「 <性同一性障害>「就職内定取り消しは違法」と損賠提訴 」というニュースに関してid:ululunが書いた記事を読んだ。 GIDと「当の性別」 性同一性障害者で、転職経験があって、id:ululunが引いてるWikipedia記事を書いた張人で、はてなユーザーで現在ニートの私が是非とも語らねばならないようだ。Ha, Ha, Ha! 「身元保証人の署名偽造」という要素もあるのだけれども、こっちは置いておこう。「戸籍とは異なる性別を記載したこと」についてのみ語る。 性同一性障害者が就職などの際に提出する書類の記載をどうしたらよいのか、そもそも不必要な性別記載を求めている社会こそが問題なのではないか、という論点について。 何故、履歴書には性別欄があるのか 単純にJIS規格の履歴書様式例に性別欄があるからだろう。ま、その是非

    性同一性障害者の性別記載について。実例と考察。 - 世界線航跡蔵
    toya
    toya 2008/02/14
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