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ブックマーク / globalhead.hatenadiary.com (6)

  • 遂に60歳になってしまった。 - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

    Photo by NIPYATA! on Unsplash 日9月9日をもって齢60となってしまったオレである。いやー60っすよ60。還暦っすよ赤いチャンチャンコっすよ。 いやーそれにしても60歳。なんというかもう、途方に暮れている。思えば遠くへ来たもんだ。昔は60歳で定年だった。仕事をリタイアして隠居生活だった。だから世が世ならオレは今頃定年で隠居生活に突入していただろう。だが今は法制度が変わって定年の年数も伸び、オレの会社の場合は現在62歳定年となっている。その後も再雇用があるだろう。 何が言いたいかというと「まーだ働かにゃいかんのか」ということだ。確かにまだまだ働かせてくれるのはある意味ありがたい。それは先立つものを確保せねばならないからだ。老後の資金というヤツである。だから働けるうちは働くのだと思う。ただなあ。なんかもう結構疲れてきたのだ。働くのが。働きたくない、というのではない

    遂に60歳になってしまった。 - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ
    toya
    toya 2022/09/13
  • 横浜中華街「南粤美食」に行ってきた - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

    先日は相方さんと横浜中華街にある広東料理のお店「南粤美(なんえつびしょく)」に行って事してきました。 この「南粤美」、たいそうな人気店で、TwitterのTLでも評判が高く、知り合いがちらほら行ってたりとか、TV番組『孤独のグルメ』でも紹介されたというお店なんですね。だから随分前から「行ってみたいねえ」と相方さんと話していたんですが、なにしろそこは人気店、いつも長蛇の列と聞いて諦めていたんですね。オレも相方さんも行列は苦手なんですよ。 そんな「南粤美」なんですが、最近は行列も落ち着いてきたとかいう話を聞き、「今がチャンスだ!」とばかりに相方さんと打ち合わせ、ささっと突撃することにしてみたんです。 お店は午後は5時からの開店なんですが、とりあえず4時半に行ってみると、まだ2,3組しか並んでおらず、「これは大勝利!」とガッツポーズを決めてしまいましたね。相方さんは10分遅れ位で到着して

    横浜中華街「南粤美食」に行ってきた - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ
  • 僕と怪獣と屋上で - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

    母の葬儀の後、弟と一緒に遺品整理をしていた。2015年の冬の事だ。その時出てきたのがこれらの写真だった。子供時代のオレが、着ぐるみの怪獣たちと一緒に映っている写真だ。中央の、熊の絵の鉢巻きをして、不安そうな顔で明後日の方角を観ているのが子供の頃のオレだ。子供の頃、とは言っても、幾つぐらいで撮った写真なのか正確な所は憶えていない。4歳なのか、5歳なのか、6歳なのか、はたまた7歳なのか。まあ、その位の年の写真という事だ。 場所は、当時地元で一番大きなデパート、その名も「高林デパート」の屋上だ。ちなみに「地元」というのはオレの生まれ育った北海道の、稚内という街だ。知ってる方も多いと思うが、稚内というのは日の一番北の街だ。海の向こうにはロシア領のサハリンが見える。要するに限りなくロシアに近い土地なのだ。サハリンは第2次世界大戦前まではその半分が日の領土で、樺太と呼ばれていた。それが終戦間際に当

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  • 2ヶ月間主夫をしていた。 - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

    Katie Smith 《目次》 2ヶ月間主夫をすることになった 毎日メニューを変えてみた 思わぬ出来事もあった 料理をするのは楽しかった こうして2ヶ月は過ぎて行った 2ヶ月間主夫をすることになった 今年の1月あたまからこの2月の第4週まで、約2ヶ月間弱、主夫をしていた。 オレの相方は建築関連の仕事をしているが、とても残業が多く、工事が後半ともなると帰宅時間が11時を過ぎ、酷い時には泊まりにもなり、おまけに土曜日曜も出勤という状態になる。眠る時間もまともなものをべられる時間もなくどうしたって心身ともに疲弊しきるだろうが、オレには何もしてあげられることができなかった。 オレと相方の付き合いは10年以上になるが特に結婚はしておらず、別々に住んでいる。この辺の個人的な事情は割愛させてもらうが、そんな相方の今度の現場がオレの住処に比較的近いのだという。それなら、通勤時間短縮になるから工期が終わ

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    toya 2018/03/03
  • 聖書物語としての『チャッピー』 - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

    ■チャッピー (監督:ニール・ブロムカンプ 2015年アメリカ映画) ■良くも悪くもニール・ブロムカンプ映画 ニール・ブロムカンプの最新SF映画『チャッピー』、実は最初あんまり観に行く気がしなくてね。だって自意識持ったロボットだのAIとかいうテーマってもう傷気味でさあ。ってか、自意識持ってなんかいいことあんのか?ニール・ブロムカンプの映画自体『第9地区』はそのアレゴリーの在り方が面白かったけど『エリジウム』はその二番煎じだったし、全体的にシナリオが乱暴だなあ、と思えて監督自身への期待度が薄まってきてたんですよ。とか言いつつ暇だったんでプラプラと劇場に行ったんですが、なんでしょう、良い意味でも悪い意味でもやっぱりブロムカンプらしい作品でしたね。 舞台は例によって近未来の南アフリカ・ヨハネスブルグで、例によって治安が悪くてたちの悪いチンピラがいて、例によって汚れたデザインの機械やら武器が登場

    聖書物語としての『チャッピー』 - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ
    toya
    toya 2015/05/25
  • 告別 / 母のこと - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

    告別 5日の朝、通勤中に妹から「実家の母が亡くなった」と電話があった。母と同居している弟は病院や斎場の対応をしているため代わりに電話してくれと言われたという。職場に事情を告げ、急いでアパートに戻り実家へ行く準備をした。オレの実家へ行くには飛行機で一日一便、それも午前中しかない。これを逃すと翌日だ。電車だと24時間かかる。しかしなんとか準備を終え空港へ向かい、飛行機に搭乗できた。午後には実家のある町に到着、そのまま斎場へ向かう。 母の病気は去年の10月に知った。突然の激痛に倒れて救急車を呼び、緊急手術がなされた。実家に飛んだオレが聞かされたのは母が末期癌だということだった。応急的な手術はされたが、転移が激しく年齢的に摘出手術は不可能なのらしい。この時は病室に見舞いに訪れたが薬剤で眠ったままの状態で、何を話すということもなかった。意識が戻った11月にもう一度実家へ行った。母はもっても今年中であ

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    toya
    toya 2015/01/10
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