この画像を大きなサイズで見る まるでキャンバスにアート作品を描くかのように、生地で色鮮やかな美しい模様を作っているのは、中国の屋台職人だ。 彼が作っているのは、「煎餅果子」と呼ばれる、中国風クレープのようなもの。 円形の鉄板に設置されたバーを回転させながらあっという間に仕上げていく。いったいどんな味がするのかはわからないが、その作業工程は必見だ。 まさに職人芸!進化した屋台フード「煎餅果子」 煎餅果子(センビンガオズ/Jianbing Guozi)は、中国の伝統的な朝食の一つで、天津を発祥とする人気の屋台フードだ。薄く焼かれたクレープ状の生地に、さまざまな具材を包み込む。 生地は、主に小麦粉や緑豆粉(リョクトウフン)を水で溶いたものを使用し、円形の鉄板の上で薄く伸ばして焼き上げる。 その上に、卵を割り入れて広げたり、特製の甘辛ソースを塗り、油条中華風揚げパンや野菜、香草をのせて巻き上げる。