全世界で3億ダウンロード を突破した「B612」というカメラアプリをご存じだろうか。2014年8月に自撮り用アプリとして配信後、世界的な「セルフィーブーム」とともにアジア・中南米・東欧州地域を中心に利用者が拡大。ローンチから2年半経過した今でも順調にユーザー数を伸ばしており、アクティブユーザーは1億人を超えている。 そのB612だが、LINEの冠が付いてないものの同社が開発・提供している。LINEではB612のほかにも、「LINE Camera」「Foodie」「LOOKS」と、カメラアプリだけで4つものアプリを展開している。 メッセージやスタンプのコミュニケーションを主体とするLINEがカメラアプリを手掛ける理由は何か。複数のカメラアプリの展開もあわせて、LINEでカメラアプリのマーケティングを統括する葛島智子氏(マーケティングコミュニケーション室 副室長)に、同社のカメラアプリの現状と