中国のイメージそのもの? 路面店の軒先で朝食 突き出した物干し竿に洗濯物がはためく、昔ながらのレトロな街並みと、高層ビルが林立する近代的な風景が共存する中国・上海。そんな街の朝食は、全体的に価格が低く、色々なものをちょこっとずつつまめるのがいいところ。これは中国全体の特徴と言えるのかもしれません。上海に移住して1年半の私は、食べ損ねないように毎日早起きしているほどここの朝食に魅了されています。 中国らしい朝食といえば、露店などでの軒先での食事。都心部では空き地が少ないため減りつつありますが、地下鉄に3~40分ほど乗って少し郊外へ足を運ぶと、まだまだありました。注文を取る大きな声、揚げ物のパチパチとした音、散歩中に出くわした犬同士の鳴き声など、ここでは様々な「音」が飛び交っています。日本人の私もなんとなく懐かしく感じてしまう光景です。 油条(ヨウテャオ=揚げパン)は中国では朝食の定番。このお