「鉄板焼きスタイル」のあつあつ韓国式トースト! 日本のお隣の韓国とは時差がゼロ。とはいえ、東京とソウルの日の出時刻の差は約1時間に及びます。夏場は19時を過ぎても明るく、冬場は朝7時でも真っ暗。とくに東日本からソウルを訪れると、「まだこの時間なの!?」と、その違いにはっきりと気づくはず。夏場は夕日が差し込むなかで宴が始まり、冬の朝は日の出前に朝食を済ませることもあります。 朝のソウルの街並み。 韓国は朝ごはんを外食する文化ではありませんが、家で朝ごはんを食べそびれても、町中では、手軽に食べられるトーストや海苔巻きが売られていますし、二日酔いにも効果があるとされる、酔い覚ましスープなるものもあります。そんな韓国の朝食事情をみていきましょう。 忙しいソウルの朝、家で朝ごはんを食べる余裕がないときは、通勤の途中で食べ物を買い、職場のデスクでおなかを満たします。 通勤途中に買える朝食としておなじみ
中国のイメージそのもの? 路面店の軒先で朝食 突き出した物干し竿に洗濯物がはためく、昔ながらのレトロな街並みと、高層ビルが林立する近代的な風景が共存する中国・上海。そんな街の朝食は、全体的に価格が低く、色々なものをちょこっとずつつまめるのがいいところ。これは中国全体の特徴と言えるのかもしれません。上海に移住して1年半の私は、食べ損ねないように毎日早起きしているほどここの朝食に魅了されています。 中国らしい朝食といえば、露店などでの軒先での食事。都心部では空き地が少ないため減りつつありますが、地下鉄に3~40分ほど乗って少し郊外へ足を運ぶと、まだまだありました。注文を取る大きな声、揚げ物のパチパチとした音、散歩中に出くわした犬同士の鳴き声など、ここでは様々な「音」が飛び交っています。日本人の私もなんとなく懐かしく感じてしまう光景です。 油条(ヨウテャオ=揚げパン)は中国では朝食の定番。このお
イタリアの朝ごはんは、ドルチェで始まる パスタやピッツァ、リゾットなど、日本でもごくごく一般的なものとして浸透しているイタリア食。でも、イタリアの朝ごはんがどんなものかご存知の方は意外と少ないのではないでしょうか? 実際にどんなものを食べているのか、さっそく見てみましょう! イタリア定番の朝ごはん、日本との違いがわかりますか? 朝ごはんとして食べていそうなものをひととおり並べているので、量はちょっと多めですが、だいたい品目としてはこんな感じでしょうか。ヨーグルトにビスケット、ジュース、ジャム、フルーツ、それからカフェラテなど。このほか、ティラミスやトルテなどのケーキ類を食べる場合もあります。 実際に食べる量はこのくらい(あと、普段は皿に盛ったりもしません) さて、このイタリアの朝ごはんには日本や他の国にはない特徴があることにお気づきでしょうか? それは「しょっぱいもの」が存在しないこと。バ
朝食は食べない!? ルワンダの食事頻度 みなさん、朝は何を食べてますか? 日本だとご飯派、パン派、シリアル派などなどいろいろだと思いますが、ルワンダで朝食をちゃんと食べる人は稀なんです。 ぼくは青年海外協力隊として、ルワンダの地方にあるムシャセクター(Musha sector)という農村でボランティアをしています。その一環で「この地域の人たちはどんな暮らしをしているんだろう?」と気になって家庭調査をしてみました(調査期間:16年7月~12月)。その数130軒。 ルワンダの家を一軒一軒まわりました。 家庭調査をする中で「食事をきちんと摂れていない人が多い」と気づき、途中から「一日に何回ご飯を食べますか?」という質問を加えました。その結果がこちら。 約9割の家庭が1日1食。(筆者作成) なんと約9割の家庭が1日に1回しかご飯を食べていないんです。1日2食の家庭ですらわずか1割。日本の標準とおな
アルゼンチン人の朝は「飲むサラダ」マテ茶で始まる 読者のみなさま、アルゼンチンのソウルドリンク・マテ茶を飲みながら失礼します。 はじめまして、日本から約1万8千キロ離れた国・アルゼンチンに住んでいる奥川です。僕がここに移住した理由、それはアルゼンチン人の彼女(嫁)と結婚するため。今回はアルゼンチンの生活にどっぷりとつかった僕が現地の朝食を紹介します。 さっそく朝食を紹介したいところですが、まずはアルゼンチン人の主食についてご紹介。彼らは野菜をほとんど食べません。では、何を食べるのか? アルゼンチン人の主食、それは肉です! 全くインスタ映えしない茶色の食事……奥に見える浅黒い食べ物は肉の塊です。 アルゼンチンに暮らし、アルゼンチン人を嫁に持つ僕の家庭に出る食事は毎日、肉・肉・肉ときどきポテト、ばかり。だから、アルゼンチン人の朝食も肉である! と言いたいところですが、残念ながら朝食はパンが多い
インダスと黄河の2大文明に挟まれたミャンマーの朝食 世界4大文明に数えられるインダス文明の末裔インドと、黄河文明を生んだ中国の狭間に位置する国、それがミャンマーです。朝ごはんのテーブルにも、偉大な文明たちの大いなる流れを感じることができます。 大衆喫茶ラペイエサンの朝 ミャンマーは周辺諸国に比べて外食産業があまり発達しておらず、国際市場調査会社ユーロモニターによる2011年の調査では、共働きが当たり前で外食が盛んなベトナムの1/10程度の規模と推察しました。 もちろん、国内最大都市ヤンゴンの中心部には屋台が目につきますが、郊外や地方都市では飲食店を探すのにも苦労することがあるほどです。この背景には、敬虔な仏教徒が人口の多くを占めるミャンマーでは食事はもてなすものであってお金を取るものではない、という考え方が根底にあるためといわれています。しかし、一人暮らしのワーカーたちは別。特に男性は「ラ
作るのではなく「並べる」! ドイツパンのカンタン朝食 「ドイツの朝食って、作るものではなく、並べるものなんだなぁ」と思ったのは、以前ドイツ人家庭にホームステイをしたときのことです。 冷蔵庫からハムやチーズ、バター、ジャムなどを取り出し、食卓に並べる。そして保存ケースから取り出したパンに塗ったり載せたりすれば、ドイツの朝食のできあがり。なんて簡単なんでしょう。 並べて塗るだけ。 ドイツの家庭でよく見られるパン保存ケース。 私の母は毎朝ご飯を炊いて、お味噌汁やおかずを作っていたので大変そうでしたが、ドイツの朝食なら誰でも準備できそうです。でも、「それで栄養バランスは大丈夫?」って思われるかもしれませんよね。じつはドイツのパンは、日本のふわふわした真っ白い食パンとはずいぶん違うんです。 ドイツパンの呼び方は、250g以上の大型パンの「ブロート」(Brot)と小型パンの「ブレートヒェン」(Bröt
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