ボリビアには「サンフアン」と「オキナワ」という日本人街がある ボリビア、と聞いて思い浮かべるイメージはなんですか? 私にとってのそれは正直、ウユニ塩湖くらいのものでした。それも旅好きには定番ですが、そうでないとなかなか思い浮かばない人もいるのではないでしょうか。しかし、実はこの国に2箇所、戦後に日本人が移り住み形成された街が存在するのです。 サンフアン地区と、そこから東へ120km強走った先にあるオキナワ地区。前者には1700人、後者には1977年まで入植がつづき、最盛期の日本人(日系人)人口は3000人を超えたという。 今日本では、経済状況を好転させる施策として「移民」という言葉が話題に上がる機会が増えています。この10年ほどの外国人人口の急増を見ているとすでにはじまっていると言ってもよいかもしれません。しかし、これは受け入れ側の話。実は日本もまた、明治から昭和にかけて、南米を中心に多く
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