前回までのあらすじ アルゼンチンに住む女の子、アントに恋をした僕。彼女に会いに行ったり、Skypeデートを楽しんだりと、幸せな日々を過ごす一方、遠距離恋愛の限界を感じる。そこで僕は、「せめて最後にハッピーエンドを」と思い、12月から2月までの3か月間、彼女を日本へ招待した。 https://traveloco.jp/kaigaizine/okugawa-in-argentina 幸せに満ちた小さな世界へ浸り込む、男の子と女の子。 「光が身体を包む」という表現が出てくる曲があった。曲名は忘れたが、妙に心に残っている。今思い返してみると、その言葉通りの光景が脳裏に焼き付いているからだ。取り替えたばかりの電球の光が、裸でベッドにいる彼女を包み込む。アントが日本へやってきたー。 12月、僕たちは羽田空港で4か月ぶりの再会を果たした。前回の終わりがキスならば、始まりはキスからである。 僕が一人暮らし
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