わたくしは若い頃(といっても50才くらいになるまでは)は研究の世界でのデータ捏造事件などにはゴシップとしての軽い興味くらいしか持ちませんでした。そんなことをしてもしょせんすぐに分かってしまうし、そもそもほとんど例外的な出来事なので、真面目に興味を持つほどのことはないと思っていました。 ところがそのような考えではすまされない出来事(事件といってもいいでしょう)に遭遇していらい考えが変わりました。そしてデータ捏造は人間的に深刻な問題を提起するし、そもそも捏造をする人間の心理をそれまではぜんぜんわかってなかったのではないか、と反省したものでした。 そのことを詳しくここで書く気持ちは今日はないのですが、そもそも捏造をすることをちょっとした心の迷いでやってしまったような「性善的」解釈では事の本質にまったく近づけないのです。捏造をする人間は、「確信」してやってるのでしょう。捏造する人間を見つけて、本人
技術戦略とかMOTというのはよく分からない虚しい言葉だ。問題はこの軍拡戦争がどこまで拡大するのかで、InktomiやOvertureをYahooが買ったあたりから視界がおかしくなってGoogleの虚像が大きくみえ始めて、Googleが上場してBallmerが「検索だー」と吼えたり椅子を投げたという噂を立てられてから議論は更にヒートアップし、気づいたら何でもかんでも2.0と名付ければいい雰囲気になってきて、Googleの株価って天井知らずだねー、という話になっている。 Googleは創業者が黄金株を持っていたりガバナンスが特殊なのでよく分からないけど、あれも成長が続いているから許されるのであって、あの速度で成長を維持しようとしたら、いずれ組織が水ぶくれして、社内政治家が跋扈するのではないか。Googleがどんなに今のようなcarefulな採用を行ったとしても、株主からの成長期待に応えるべくリ
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