「学校が始まるのが死ぬほどつらい子は、学校を休んで図書館へいらっしゃい」。反響を呼んだツイートを投稿した鎌倉市中央図書館の館長に話を聞いた。
2017年6月1日、名古屋市図書館が、市内の公共、大学、専門図書館47館の資料を一括検索できる「まるはち横断検索」を正式公開したと発表しています。 正式公開に先立ち、2016年12月1日から2017年2月28日にかけて、同館ホームページを通じ、実証実験が行なわれていました。 まとめて検索!すぐに見つかる!「まるはち横断検索」スタート!(名古屋市図書館,2017/6/1) https://www.library.city.nagoya.jp/oshirase/topics_sonota/entries/20170601_02.html 「まるはち横断検索」について:公共・専門・大学図書館の本を探す(名古屋市図書館) https://www.library.city.nagoya.jp/kensaku/maruhachi_kensaku.html まるはち横断検索 https://maruha
大阪府高石市は、旧市民会館と旧図書館の建物を有効活用するために、対話を通じて広く民間事業者のアイデアを求めるサウンディング型市場調査(以下、対話)を実施中だ。5月24日から8月31日まで希望者を募集し、随時対話を実施していく。 旧市民会館と旧図書館の有効活用についての対話の実施は2回目となるが、これは市の当初計画通り。高石市では、2017年1月に第1回目の対話を実施、並行して一般の市民からも活用アイデアを募集し、これらを踏まえて活用方針を策定した。高石市ではこの活用方針を踏まえ、第2回目の対話を進めていく。この対話の内容や有識者による検討会の結果を参考に公募内容を決め込み、プロポーザルを実施する予定だ。 旧市民会館・旧図書館は南海電気鉄道高師浜線の高師浜駅近くに位置し、敷地面積は1万7531.96m2。近隣には府立臨海スポーツセンターや市の運動施設がある。市が今回公表した活用方針では、アー
武雄市図書館の2016年度の来館者は前年度比5・4%減の68万8千人だった。書店やレンタルのTSUTAYA(ツタヤ)を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が指定管理運営を始めて4年。
廃刊雑誌や創刊号な ど、明治時代以降140年分の雑誌が保管されている図書館をご存知だろうか。1971年に設立された日本最初の雑誌専門図書館「大宅壮一文庫」だ。この図書館が存続の危機にあることが話題となっている。 大宅壮一文庫とは 1万タイトルの雑誌を所蔵 大宅壮一文庫と は、大宅壮一(1900年9月13日-1970年11月22日、ジャーナリスト、ノンフィクション作家、評論家)の約17万冊に及ぶ雑誌コレクションを引き継ぐ形で作られた、日本で初めての雑誌図書館。大宅壮一は1900年に大阪府富田村(現在の高槻市)に生まれた評論家で、第二次大戦後、独特の社会評論や人物評論で支持を得た人物だ。新語づくりの名人としても知られており、「一億総白痴化」や「駅弁大学」「恐妻」という言葉の生みの親でもある。 大宅壮一は、「本は読むものではなく、引くものだよ」という言葉を残しており、評論活動のかたわら、執筆のた
昨年暮れに青森県八戸市にオープンした八戸ブックセンターのことがずっと気にかかっていた。あまり聞いたことのない「市営の書店」だということ、私の住む東京・下北沢で「本屋B&B」を経営している内沼晋太郎さんがそのディレクションを担当していること。そしてなにより、ネット等の記事を読んだだけでは、あまり明瞭なイメージが浮かばないこと。以上が理由である。 これは現地に行ってみるしかないと思っていたところ、私が客員で教えている大正大学の地域構想研究所が発行する「地域人」という雑誌から、ローカルメディアの特集を組むというので声をかけていただいた。本誌で「ローカルメディアというフロンティアへ」を連載中の影山裕樹さんや、内沼晋太郎さんとともに座談会に出ることになり、幸いにも、その流れで八戸ブックセンターを訪れることができた。 まもなく刊行される『地域人』の次号に八戸ブックセンターについて寄稿した記事が掲載され
○2017年上半期ベストセラーの上位3冊は、93歳になる佐藤愛子氏の痛快エッセイ『九十歳。何がめでたい』、村上春樹氏の4年ぶりの長編小説『騎士団長殺し』、「第156回 直木賞」と「2017年本屋大賞」をダブル受賞した恩田陸氏の青春小説『蜜蜂と遠雷』です。 >>「2017上半期ベストセラー」ページ >>PDF版はこちら ○総合第1位『九十歳。何がめでたい』は佐藤愛子氏がユーモアを交えながら、歯に衣着せぬ物言いで世の中をズバっと切った痛快な内容が話題になりました。主な購買層は50~70代の女性です。 ○第2位『騎士団長殺し』は「第1部 顕(あらわ)れるイデア編」と「第2部 遷(うつ)ろうメタファー編」の2巻からなる、1,000ページを超える長編小説です。40~60代の男女を中心に読まれています。 ○第3位『蜜蜂と遠雷』は1月の「第156回 直木賞」に続き、4月の「2017年本屋大賞」を受賞
~総合第1位は「九十歳。何がめでたい」、 文庫総合1位は「リバース」~ 株式会社トーハンは、「2017年 上半期ベストセラー」(集計期間=2016年11月26日 ~2017年5月25日)を発表しました。 【集計ジャンル】 ●総合 ●文庫総合 ●単行本(文芸書/ ノンフィクション・教養書他 /ビジネス書/ ゲーム攻略本/ 児童書/ 実用書) ●新書(ノベルス /ノンフィクション) ●全集 発表資料(pdf)はこちら⇒ トーハン調べ 2017年 上半期ベストセラー e-honランキング(pdf)はこちら⇒ e-hon 2017上半期ランキング 【概況】 総合第1位は佐藤愛子「九十歳。何がめでたい」(小学館)。 昨年発売の作品ですが、メディアでの取り上げも多く、37週連続でランクインしました。 著者の他の関連書も話題となり、18位には「それでもこの世は悪くなかった」もランクインしました。 文庫総
6月1日、2017年3月期(H28.4.1~同29.3.31)決算を発表した。2015年下半期から戦略事業として取り扱っている携帯アクセサリーや文具・雑貨事業などが好調だった一方、本、AVセル、レンタル部門などの既存事業の減収が響き、売上高は1880億6200万円(前年比0.7%減)となった。経常利益は、業務の効率化や販管費の圧縮により8億4500万円。前年比15.9%増と11年度以来5年ぶりの増益となった。 部門別の売上高は、「BOOK」985億0700万円(前年比0.4%減)、「AVセル」277億7400万円(同10.0%減)、「GAME」171億9800万円(同4.7%増)、「RENTAL」225億4800万円(同5.9%減)、「戦略事業」220億3500万円(同14.3%増)となった。
地域に愛される図書館に ○…「ただ本を貸すだけでなく、横浜の郷土史研究に協力するなど利用者の必要に応じたサービスを提供できれば」と地域に寄り添った図書館運営を目指す。自身も読書好きで、図書館で借りて気に入ったものは購入して何度も読み返すほど。最近は藤沢周平の作品を読むことが多く、「歳をとると不思議なことに時代小説をよく読むようになるんですよね」とおどける。 ○…小学生の時に父親の転勤で鳥取から横浜に転居し、現在は妻の実家がある横須賀に住む。「サザエさんでいうマスオさんみたいなものですよ」と笑う。館長就任以前は横浜市職員として青少年育成事業に関わることが多く、本が子どもの成長に果たす役割にも造詣が深い。「読み聞かせは子どもの創造力や情緒を育むと言われているんですよ」と話す。司書が近隣の小中学校に赴いてテーマに沿って本を紹介し、読書の楽しさを伝えるブックトークや読み聞かせボランティアなど、図書
宇宙に空想を遊ばせた真鍋博の作品の数々を示す水野千恵子さん=愛媛県松山市堀之内の県立図書館で、松倉展人撮影 県出身で、日本のイラストレーターの草分けとなった真鍋博(1932~2000年)が宇宙を語り、人と宇宙の未来を描いた作品が、29日まで県立図書館(松山市堀之内)で特別展示されている。3~7日は四国初開催となる宇宙国際会議「第31回宇宙技術および科学の国際シンポジウム」(組織委主催)主会場のひめぎんホール(同市道後町2)に会場を移し、約半世紀前に真鍋が描いた「希望の未来」を宇宙ファンと共有する。【松倉展人】 旧別子山村(現・新居浜市)生まれ。多摩美術大卒の真鍋は作家の星新一、筒井康隆らの本の表紙画を手がけたほか、高度成長期には宇宙や都市の未来図や文明批評で一世を風靡(ふうび)した。
料金改定について 2023年11月より料金が改定されました。 料金改定の同意からお手続きをお願いします。 千葉市は1日、市中央図書館や公民館図書室など市立36施設で、マイナンバーカードで本の貸し出しや予約ができる図書館利用サービスを始めた。同システムの導入は千葉県内初。マイナンバーカード活用の幅を広げて普及促進につなげるとともに、市民サービス拡充を図る狙い。 対象施設の窓口で借りたい本を職員に渡し、設置された専用のICカードリーダーに自分でマイナンバーカードをかざして、貸し出し手続きが完了する。事前登録が必要で、手続きをすればマイナンバーカードのみで本を借りられるようになり、従来の図書館利用カードと両方持ち歩いていた人は1枚に集約できる。 カードの発行番号(シリアルコード)だけを使い、図書館の利用者番号とひも付けして利用者確認を行う仕組みで、マイナンバーや住所、氏名などの個人情報は使用しな
17年4月の書籍雑誌の推定販売金額は1121億円で、前年比10.9%減。 送品稼働日が1日少なかったこと、返品の増加が主たる要因だが、2ケタマイナスは16年10月以来である。 書籍は550億円で、同10.0%減、雑誌は570億円で、同11.9%減。 雑誌の内訳は月刊誌が466億円で、同12.3%減、週刊誌は104億円で、同10.1%減。 返品率は書籍が35.1%、雑誌は45.4%で、雑誌のほうは今年に入って4ヵ月連続で40%を超えている。 販売金額のマイナスと返品率は、最悪のところまできているといっても過言ではない。 しかも5月連休(4/29〜5/7)の書店売上は、日販調査によれば、前年比7.4%減、トーハン調査は、同5.8%減で、5月の回復は期待できない。 そのようにして、17年上半期が過ぎていこうとしている。 1.『出版月報』(4月号)の「ムック市場2016」のデータを示す。 ■ムック
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く