高松市出身で「父帰る」や「真珠夫人」などで知られる作家、菊池寛を知ってもらおうと、菊池寛記念館(同市)が「きくちかん新聞」を発行した。今年は生誕130年、没後70年の節目の年にあたる。同館で配布するほか、ホームページで見ることができ、菊池寛の魅力を観光客らに
徳島県内のさまざまな文学碑を紹介したパネル巡回展(徳島ペンクラブ主催)が、吉野川市川島町の川島図書館を皮切りに始まった。ペンクラブ創立50周年の記念企画で、7月上旬まで県内5カ所で開く。入場無料。 野口雨情の歌碑や種田山頭火の句碑をはじめ、会員が選んだ文学碑50基を写真と文章で分かりやすく解説。吉野川市関係では、鴨島駅前にある鴨島町出身の喜劇役者・曾我廼家(そがのや)五九郎(ごくろう)などの記念碑を取り上げており、来場者は興味深そうに見入っていた。 ペンクラブ理事で実行委員長の山口久雄さん(65)=徳島市南末広町=は「碑を通じて地域の歴史や偉人について理解を深め、徳島の文学への関心を高めてほしい」と話している。 【メモ】川島図書館は15日まで。徳島市シビックセンター(24日~5月6日)、美波町日和佐図書・資料館(5月12日~同30日)、三好市中央図書館(6月2日~同20日)、キョーエイ鳴門
豊橋ライオンズクラブ(柴田高志会長)の創立60周年記念例会が8日、豊橋市花田町のホテルアソシア豊橋で開かれ、会員や東三河、友好クラブのライオンズクラブ関係者ら145人が節目を祝った。 豊橋クラブは1958(昭和33)年4月、名古屋サウスライオンズクラブをスポンサーに東三河初のライオンズクラブとして誕生し、活動を始めた。 少年野球大会、皇居清掃奉仕の伝統的な活動のほか、近年は薬物乱用防止教室や雪遊び、カンボジアでの海外支援などを実施している。 記念例会では、柴田辰三60周年記念実行委員長の歓迎の言葉に続き、柴田会長が「今後、国際化が進み、解決すべき国際問題も多くなる。世界212カ国にメンバーがいるライオンズクラブ。世界平和に貢献する存在としてますます重要になる。豊橋クラブも社会の変化に対応しつつ、さらなる精進をしていく」と決意を新たにした。 来賓からは、佐原光一豊橋市長が「今後もまちづくりを
任期満了に伴う多摩市長選が8日告示され、いずれも無所属の、新人で情報通信会社員、松田道人氏(44)、3選を目指す現職、阿部裕行氏(62)、新人で元情報通信会社員、高橋俊彦氏(79)の3人が立候補した。 阿部市政が進める複合文化施設「パルテノン多摩」の大規模改修と図書館新設の是非などが争点。15日に投開票される。同日程で行われる同市議補選(欠員2)には3人が立候補した。7日現在の選挙人名簿登録者数は12万5527人。 ◇ ◇多摩市長選(届け出順) 松田(まつだ) 道人(みちひと) 44 無新 情報通信会社員(IT会社経営)上智大 阿部(あべ) 裕行(ひろゆき) 62 無現〔2〕 市長(日本新聞協会事務局次長)日大 高橋(たかはし) 俊彦(としひこ) 79 無新 元会社社長(首都大院非常勤講師、情報通信会社員)都立大院 ◇ ◇多摩市議補選 届け出順(2-3)
近年、公共空間そのものや公共という概念自体を改革するという文脈でリノベーションが語られることが多くなっている。行政がすべてを管理することで硬直化してしまったサービスをときほぐし、利用者本位のサービスにマネジメントの方向をシフトするためのさまざまな新しい動きが全国で始まっている。図書館の世界でも「図書館とまちづくり」という観点から新しい取り組みが模索されている。 なぜ図書館がまちづくりと関係があるのかと疑問をもつ方もいるかもしれない。歴史的にみても、多くの図書館は本の貸し出しと本に関わる相談を行っていればよい場所だった。しかしメディアコスモスの場合は、中心市街地にひとの新たな対流を生み出す役割を担う滞在型図書館として誕生した。本を通してひとが出会い、新たな知の交流を生み出すこともまた図書館の使命なのだ。本を通して地域の課題をともに考えていくための場を市民…
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