新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、日曜の3月1日は普段なら子どもや家族連れでにぎわう県内施設が閑散としていた。人が密集しにくい屋外施設でも、親子は細心の注意を払って遊んでいた。図書館では2日以降の長い休みに備え、本を借りる家族連れらの姿が目立った。 ⇒【写真】閑散とした福井県内の施設 高校生以下の利用自粛を呼び掛けている県立図書館(福井市)は、普段の週末は開館前から中高生ら200~300人が列をつくるが、1日は子どもの姿がほとんどなかった。この時期、受験勉強の生徒で満席になる自習スペースは4人席に大人が1人ずつ座り、本を読んでいた。 同図書館は休校措置を受け、自宅で過ごす時間が増えることを考え、1回当たりの貸出冊数を通常より5冊多い15冊に増やした。2月29日の来場者数は2~3割減だったが、2月土日の平均より千冊以上多い約4500冊の貸し出しがあった。2人の娘がいる女性(40)=福井市
2月23日午後5時50分頃、福井県福井市下馬町地籍の福井県立図書館内において、学習中の女子中学生2名に対し、男が下半身を露出する事案が発生しました。 男は、年齢30歳位から40歳位、身長170センチメートル位、中肉、黒色短髪で前部がはげている、黒色のジャージ上衣、青色ジーンズを着用していました。 このような事案に遭遇した場合は、『すぐに逃げる。』『近くの大人に知らせる。』など、安全を確保し、すぐに警察に通報してください。(福井南警察署 0776-34-0110) ※リュウピーネットで2月24日に配信された情報を掲載しています。
福井県鯖江市下氏家町におもちゃの貸し出しなどをする親子支援活動拠点「おもちゃ図書館 Petit(プティ)」がオープンし、にぎわいを見せている。運営する西野有香さん(36)は「多くの人に来てもらい、利用者の意見を聞きながらプティをよりよくしていきたい」と話している。 西野さん自身も2児の母で、子育ての経験から「親子が気軽に集う場が欲しい」「子どもはおもちゃにすぐ飽きてしまうので、レンタルできるといい」と考えていた。2019年9月から福井新聞社、福井銀行、レディーフォーによるクラウドファンディングサービス「ミラカナ」で資金を集め、母親が経営していた美容室を改装。12月下旬のオープンに至った。 ⇒西野有香さんのミラカナプロジェクトを振り返る 木のぬくもりを感じさせる店内には、積み木やおままごとセットなど新品のおもちゃ約50点が並ぶ。在庫は他にもあり、定期的におもちゃを入れ替える。カフェや雑貨販売
【越山若水】昨年日本でも公開され話題になった映画「ニューヨーク公共図書館」が、福井市のメトロ劇場で上映されている(17日まで)。本館や約90の分館から成る世界最大級の“知の殿堂”の実像に迫った作品だ▼図書館といっても、就職情報の提供からダンス教室など活動範囲は幅広い。点字・録音本や黒人文化研究に特化した図書館もある。インターネットの活用や蔵書資料のデジタル化を推進する▼個人の力を伸ばすだけでなく、地域コミュニティーの拠点となっている。社会から人々を孤立させないという方針が貫かれ、移民を手厚くサポートし、ホームレスへの対応も議論される。民主主義に情報は不可欠であり「図書館は民主主義の柱」との発言が印象に残った▼財源はニューヨーク市の出資と民間からの寄付。限られた予算を紙の本と電子本、ベストセラーと推薦本にどう配分するか、行政の要望にどう対応し予算を確保するかなど幹部会議での議論は尽きない。映
福井県越前市の中央図書館が1月13日まで、今立図書館が同12日まで、袋に記されたテーマをヒントに、利用者が中身を知らないままに選んで借りる3冊入りの「本の福袋」を実施している。今年で5年目を迎えた人気企画で、実施初日の4日は福袋目当ての来館者が大勢訪れた。 福袋の表面には「何の世界一を目指しますか?」「トンカツを巡るストーリー」など、袋ごとに異なるテーマが書かれている。袋を開けずに貸し出し手続きができ、どんな本が入っているかは持ち帰ってからのお楽しみ。担当者は「普段は自分で選ばないジャンルや作家の作品に出会える」と話す。 中央図書館では、選ぶ目安にと、年齢別など10カテゴリーを設けた。視聴覚コーナーの映画やドラマのDVDが入った福袋が今年初めて登場。同図書館で活動する自主グループ「古文書を読む会」、本好きの10代でつくる「YAグループ」が設定した福袋も加わった。貸出冊数上限の15冊が入った
【越山若水】安倍晋三首相主催の「桜を見る会」をめぐる問題がうやむやなまま臨時国会が閉幕した。政府が招待客名簿を廃棄したことで、真相解明が進まなかった。公文書管理のあり方が問われたが、管理のお手本となるような文書群が福井県にある。「松平文庫」である▼福井藩や越前松平家に伝わった藩の史料と国書・漢籍から成る1万点を超える資料群だ。1950年に松平家から県立図書館に寄託された。県文書館に寄託先が変わったのを記念し、資料約200点を紹介する展示会が同館で開かれている▼藩政史や幕末史の研究に欠かせない文書も多い。重臣中根雪江が編さんした歴史書「丁卯(ていぼう)日記」は、暗殺直前の坂本龍馬に関する記載があり注目された▼藩士の人事や勤務に関する資料からは各家のルーツが調べられるだけでなく、藩の組織や藩政の動きも分かる。例えば、福井藩には「忍之者(しのびのもの)」と呼ばれる忍者が10人ほどおり、探索や参勤
個人番号が記載されたマイナンバーカードを福井県や県内市町の公立図書館の共通カードとして活用しようと、県と17市町でつくるチーム会議の初会合が9月10日、福井市立みどり図書館で開かれた。意見交換では「住民基本台帳カードで実施した際も利用者が少なかった。導入のメリットを感じない」「貸し出し作業が煩雑になる」など、マイナンバーカードの活用に否定的な意見が大勢を占めた。 県と市町の行政サービス一元化の推進に向け、マイナンバーカードを共通の図書館カードとして利用できるようにする施策は、杉本達治知事が公約に掲げた。県が8月に策定した行財政改革アクションプランにも盛り込まれている。 チーム会議初会合には県と14市町の担当者ら約30人が出席した。貸し出しカウンターで、マイナンバーカードを使った本の貸し出しを試験的に行っている福井市の担当者が操作手順などを説明した。 意見交換では、県の担当者がマイナンバー制
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く