三重県鳥羽市の水族館が、犬のように「ワン」と鳴くイヌガエルの繁殖に国内で初めて成功したということで、一般公開され人気を集めています。 イヌガエルは中国南部からベトナム中部にかけての湿地帯に生息するアカガエル科のカエルです。 三重県鳥羽市の鳥羽水族館は去年、台湾の専門家から譲渡されたイヌガエルがことし7月に水槽で産卵したのを確認したということで、今はおよそ40匹が体長2センチほどに育ちました。 水族館によりますと、イヌガエルの繁殖に成功したのは国内で初めてだということで、水族館はイヌガエルの展示を始めています。 イヌガエルが鳴くのは繁殖などのためと考えられ、子どものカエルはまだ鳴かないということです。 訪れた人たちは「小さくてかわいい」とか「早く鳴き声を聞いてみたい」と話し、人気を集めていました。 鳥羽水族館飼育研究部の三谷伸也部長は「繁殖したときは非常にうれしかったです。かわいらしい様子を