煮物料理で大活躍の「落し蓋」ってどんなもの? 煮物や煮魚などをおいしく見た目もよく仕上げるのに欠かせないのが落し蓋です。落し蓋は、鍋よりも一回り小さい蓋のことで、鍋に入っている材料の上に直接置いて使います。 なぜ落し蓋をするとおいしくきれいに仕上がるのか、その秘密についてご紹介します。 メリットしかない?落し蓋はこんなにすごい! 材料にしっかりと味が染み込む 落し蓋をすると、沸騰した煮汁が蓋に当たって落ちることで、少ない煮汁でも全体に行き渡りやすくなるため味のムラができにくくなります。 こんな風にお鍋の中で煮汁がまわっているんです。 同じ量の煮汁(大根の高さの6分目まで)で同じ時間煮た大根です。 左が鍋に蓋をしないで煮たもの、真ん中が普通に鍋蓋をして煮たもの、右が落し蓋をして煮たものです。落し蓋をすると、少ない煮汁でも上まで煮汁が回っているのが一目瞭然ですね。 具材が煮崩れしにくい ジャガ