aflo_216876117.jpg 1010KB 2023年4月26日、ゼレンスキー大統領と習近平中国国家主席との電話会談が行われた。ウクライナ側の公式発表[1]によれば、会談は1時間に及ぶ充実したものであり、ゼレンスキー大統領からは「一つの中国」政策への「堅い支持」の姿勢が示され、「ロシアの全面侵攻以前、ウクライナの貿易パートナーとしてナンバーワンであった」中国との関係に強力な推進力を与えるものであることが強調された。双方は、平和の確立に向けた取り組みが重要である点、核による威嚇は許容できない点、また世界の食糧安全保障の観点から黒海穀物イニシアティブの継続が必要である点について合意し、ゼレンスキー大統領は、自身の提唱する所謂「平和フォーミュラ(Peace formula)」の内容を説明した上で、平和の回復に向けた取り組みへの中国側の積極的な参加と「全ての国家が戦争においてロシアへの支援