印刷 太陽系外惑星ケプラー16b(左下)と連星系の想像図=米航空宇宙局など提供16日に発売されるブルーレイディスク「スター・ウォーズ コンプリート・サーガ」のジャケット。二つの「太陽」があしらわれている(C)Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved.) 二つの「太陽」を持つ太陽系外惑星が米航空宇宙局(NASA)のケプラー宇宙望遠鏡の観測で見つかり、論文が16日付の米科学誌サイエンスに発表された。米映画「スター・ウォーズ」の舞台の一つ、架空の惑星「タトゥイーン」を思い起こさせる発見だ。 見つけたのは、宇宙人探査を進める非営利組織SETI研究所のローランス・ドイル博士らの研究グループ。系外惑星を探すため、15万5千個の星を観測してきたケプラーの観測データから、重さが太陽の2割と7割の二つの恒星の周りの軌道を約229日かけて回る「周連星惑星」を初めて直