印刷 「アップTV」の画面 スマートフォン利用者の情報を、本人に明示しないまま集めていたプログラム「アップログ」の問題で、開発したベンチャー企業「ミログ」(東京)が、動画や漫画を配信する別のアプリ(ソフト)でも同様に情報を集めていたことがわかった。同社は10日、問題のプログラムやアプリの配信を停止した。 このアプリは「アップTV」で、「仮面ライダー」シリーズや、関根勤さんらのお笑い動画、アニメや漫画など45本を配信。閲覧にはそれぞれ数百円が必要だが、広告されている別のアプリを導入すると、見返りとして無料で見られる仕組みになっている。 アップTVは動画などを表示する一方、利用者の端末の固有番号、導入済みのすべてのアプリの名前、起動時間などのデータをミログに送っていた。アップTVの紹介文や初回起動時に利用登録を求める画面にはデータ収集の詳しい説明がなく、長文の利用規約を読まないとわからな