日本の未来を担う子供たちが憧れている職業は何か。平成22年度「大きくなったらなりたいもの」調査の結果、「ポスドク」が圏外から一気に第1位に輝いたことが判明した。 この調査は生命保険会社が毎年小学生を対象に実施しているもの。昨年まで選択肢にあった「学者・博士」が実際の職業名ではないとのクレームを受け、代わりに「ポスドク」を選択肢に入れたところ、男子では野球選手、サッカー選手を上回り、女子でも常連の食べ物屋さんを僅差でかわし、男女とも「ポスドク」が一番人気だった。 ここ1年間で「ポスドク」という職業の認知度が急激に上昇したことが一因と見られる。 解説: 今回「ポスドク」が人気職業 No. 1 に選ばれた背景には、昨年秋の衆議院選挙における日本ポスドク党の大躍進がある。 約16000人のポスドク及びその家族を含めた党員約50000人で旗揚げした日本ポスドク党だったが、公約に「大学院非重点化」を掲