ブックマーク / www.keisoshobo.co.jp (30)

  • 自由放任主義の乗り越え方 若松 良樹 著

    自分の利益は自分が一番よくわかっているはず? しかし、最近のカーネマンらの行動経済学は、それが間違いだということを示している。では政府の介入を勧めるリバタリアン・パターナリズムが正しいのか? しかしこのパターナリズムもまた、誤った合理性を前提にしているのだ。新たな道を開くため、「合理性の観念」を転換させよう。 【電子書籍あり】 紀伊國屋書店 序 論 自由はなぜ必要なのか? 0・1 自由に選べばうまくいく? 0・2 書の概要(1)──準備篇 0・3 書の概要(2)──批判篇 0・4 書の概要(3)──展望篇 第Ⅰ部 準備篇 第1章 自発的交換という多義図形 1・1 猿蟹合戦 1・2 すれ違い 1・3 二つの自己利益観 第2章 パターナリズムの因数分解 2・1 何をいまさら? 2・2 パターナリズムの構成要素 2・3 パターナリズム批判の分類 第Ⅱ部 批判篇 第3章 一匹目のキマイラ 3

    自由放任主義の乗り越え方 若松 良樹 著
    tsuka_ryo
    tsuka_ryo 2016/11/28
    主にアマルティア・センの研究してるお方
  • 名前に何の意味があるのか 藤川 直也著

    書では、直接指示論のうち「固有名の意味論的内容はその指示対象に尽きる」という立場に立ちつつ、真理条件的語用論の成果を踏まえてより洗練された現代的な再定式化を試みる。この立場をもとに、従来難問とされてきた代入パズルに関して回答を与え、またフィクションに現れる固有名の指示と意味の問題について考察を提示する。 【電子書籍あり】 紀伊國屋書店 Kindle 序 第1章 記述説と歴史的・社会的説明 1.1 はじめに 1.2 記述説とそれへの反論 1.3 歴史的・社会的説明とそれへの反論 1.4 記述説と歴史的・社会的説明から何を学ぶべきか 第2章 固有名・対象ファイル・情報ネットワーク 2.1 はじめに 2.2 エヴァンズの固有名指示論 2.3 対象ファイルと情報ネットワーク 2.4 結論 第3章 固有名と言語的規約 3.1 はじめに 3.2 同名現象は多義性か指標性か 3.3 意味論と前意味論の

    名前に何の意味があるのか 藤川 直也著
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    tsuka_ryo 2014/03/24
  • ヒトは病気とともに進化した 太田 博樹編著 長谷川 眞理子編著

    生活習慣病や統合失調症といった人類全体が共有する病気はなぜ存在するのだろうか。そうした病気に関わる遺伝子は進化の過程で淘汰されないのだろうか。従来の進化医学がダウィンの自然淘汰や適応を重視するのに対し、書では「生物進化の主要因は偶然である」という中立進化説を中心に、こうした多因子性の疾患について解説する。 はじめに 第一章 進化医学の展望 1 進化で医学を考えるとは 2 適応と中立 3 ヒトの進化史 4 ヒトの進化の舞台としての環境 5 現代社会とはどんな環境か? 第二章 ダーウィンの視点を超えて 1 ダーウィン医学 2 DNAからみた進化のメカニズム 3 分子進化の中立説 4 ほぼ中立説 5 病気と遺伝子 6 病気の原因となる遺伝子の進化 7 個人ゲノムにより何がわかるか 第三章 ゲノム情報から疾患原因を見つける 1 疾患の遺伝因子を探る 2 遺伝マーカーの変遷 3 ハプロタイプと連鎖

    ヒトは病気とともに進化した 太田 博樹編著 長谷川 眞理子編著
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    tsuka_ryo 2013/12/24
  • 共感の技法 西阪 仰 著 早野 薫著 須永 将史著 黒嶋 智美著 岩田 夏穂著

    津波の被害や避難生活、困難な経験にボランティアはどのように共感をあらわすのか。いくつかの震災をへて、足湯ボランティアがますます活用されるのはなぜか。その方法と理由を会話分析から明らかにする。 はしがき 事例の引用で用いられている記号 序章  足湯活動の相互行為分析[西阪仰・須永将史] 第1章 二つで一つ――複合活動としての足湯活動[西阪仰] 第2章 マッサージの手順が違反されるとき[須永将史] 第3章 視線のゆくえ[西阪仰] 第4章 話題の展開――足湯利用者はどのようにして自分から語り始めるか[西阪仰] 第5章 態度のすりあわせ――「共感」はどのように形成されるか[早野薫] 第6章 避難期間の表わし方から読みとれること[早野薫] 第7章 飛び越えの技法――「でも」とともに導入される共感的反応[西阪仰] 第8章 経験の固有性を認める共感[黒嶋智美] 第9章 共通性を示すこと――共感の権利はど

    共感の技法 西阪 仰 著 早野 薫著 須永 将史著 黒嶋 智美著 岩田 夏穂著
  • 世論調査の新しい地平 田中 愛治監 日野 愛郎編

    CASIとは世論調査の手法のひとつであり、回答者がノートパソコンの画面を見ながらそのまま自分の回答を調査員にも周囲の人にも知られることなく入力するという方式である。これによって回答者は、プライバシーや社会的に望ましい回答にこだわることなく、正直に答えられる。世界的にも最先端の調査の実像を、つぶさに示す。 目次 シリーズ刊行のことば 序章 CASI方式世論調査開発のねらいとその背景[田中愛治] 1 従来の世論調査と過去20年間の世論調査の新たな展開 2 CASI調査の開発のねらいとその背景:Making of CASI 3 GLOPEⅡが再確認してきた世論調査のあるべき形 4 CASI調査が切り拓く新たな地平:CASI調査の新たな機能とその意義 第Ⅰ部 調査の設計から準備まで 第1章 調査の設計とサンプリング[日野愛郎・西澤由隆・河野勝] 1 調査の設計から準備まで 2 早稲田GLOPE世論

    世論調査の新しい地平 田中 愛治監 日野 愛郎編
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    tsuka_ryo 2013/07/29
  • 社会科学のケース・スタディ アレキサンダー・ジョージ著 アンドリュー・ベネット著 泉川 泰博訳

    社会科学では、事例研究をどのように進めて、どのように理論形成に結び付けるべきなのか? 書は、全米の大学で採用されている方法論の手引書。研究をより精緻にするための整合性手法、過程追跡、類型理論なども詳しく解説し、方法論への深い洞察を示す。研究デザインをつくるのに便利な補章「研究デザインの実例」も収録。 訳者まえがき 日語版への序言 序文 第Ⅰ部 事例研究と社会科学 第1章 事例研究と理論の形成 1 事例研究手法の進歩 2 事例研究の優位性と限界――統計手法的視角からの脱却 3 事例研究の長所 4 事例研究のトレードオフ,限界,そして潜在的陥穽 5 複数手法による共同研究の機会 6 書の構成 第2章 事例研究手法と間民主国家平和論の研究 1 第1世代――統計手法の貢献 2 第2世代――事例研究の貢献 3 間民主国家平和論研究における事例研究デザインの例 4 民主国家平和論に用いられた事例

    社会科学のケース・スタディ アレキサンダー・ジョージ著 アンドリュー・ベネット著 泉川 泰博訳
    tsuka_ryo
    tsuka_ryo 2013/01/15
  • 通商政策の潮流と日本 山澤 逸平編著 馬田 啓一編著 国際貿易投資研究会編著

    の通商戦略は重大な岐路に立たされている。日が関与しないまま、アジア太平洋地域の通商秩序を決める協定づくりが進んでもよいのか。書は、目下焦眉の問題となっている通商戦略の課題(WTO体制とFTAのあり方、ASEAN+6、TPP、FTAAPなどを含む東アジアおよびアジア太平洋の経済連携の新たな動き、日のFTA戦略の再構築)について取り上げ、様々な視点からの考察を試みる。 はしがき 略語表 第Ⅰ部 WTO体制とFTA 第1章 WTOとアジア太平洋における経済統合[渡邊頼純] 1.日のFTA:経済連携協定(EPA)の特徴と現状 2.周辺化する多国間主義,勢いづく地域主義 3.現代の保護主義とWTO体制 4.保護主義は「深く,静かに忍び寄る」 5.国際貿易に規律を提供するWTO 6.WTOの紛争解決メカニズム 7.TPPとWTO 8.おわりに 第2章 FTA神話の崩壊[吉野文雄] 1.日

    通商政策の潮流と日本 山澤 逸平編著 馬田 啓一編著 国際貿易投資研究会編著
  • 倫理の他者 - 株式会社 勁草書房

  • 社会福祉の成立と課題 相澤 譲治編著 井村 圭壯編著

    いま、社会福祉士・介護福祉士・精神保健福祉士・保育士等の養成が急務の課題となり、社会福祉に携わる人々の教育カリキュラムの確立・充実が急がれている。しかし養成のために必要となるテキストはいまだ不充分である。書は社会福祉をめざす学生が身につけるべき基的な知識をわかりやすく簡潔にまとめたもの。入門者必読書。 第1章 社会福祉の成立と理念 第1節 社会福祉の成立 第2節 社会福祉の概念 第3節 社会福祉の理念と価値 第2章 現代社会と福祉 第1節 現代社会と国民生活 第2節 福祉ニーズの動向 第3節 現代の福祉問題 第3章 社会福祉の歴史 第1節 欧米における社会福祉の歴史 第2節 日における社会福祉の歴史 第4章 社会福祉従事者 第1節 社会福祉従事者の現状 第2節 社会福祉従事者の専門性と倫理 第3節 保健医療関係分野との連携 第5章 ソーシャルワーク 第1節 ソーシャルワークの基的枠

    社会福祉の成立と課題 相澤 譲治編著 井村 圭壯編著
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    tsuka_ryo 2012/02/10
    歴史、概念、法律から児童・高齢者・障害者の福祉、民間活動、災害福祉など各分野の現状や今後の課題まで、社会福祉の基礎を網羅。
  • 伝えるための心理統計 大久保街亜著 岡田謙介著

    「科学的研究で重要なのは有意かどうかである」というこれまでの傾向に対し、統計改革と呼ばれる新たな運動が起きている。書はこの運動に焦点を当て、今後の研究に求められるデータの示し方を丁寧に解説。医学・教育学・社会学など、心理学以外の多くの他分野にも役立つ内容で、書を読み進めることで必ず理解が深まる、これからの研究者必携の書。 正誤表(PDF) まえがき 第I部 背景と歴史 第1章 心理統計における新展開:統計改革がはじまった 1.1 Cohen(1994) 1.2 心理学における統計改革 1.3 さまざまな分野における統計改革 1.4 日における統計改革 1.5 統計改革の現状と将来 1.6 まとめ 第2章 帰無仮説検定:その論理と問題点 2.1 「有意」の誕生 2.2 帰無仮説検定の論理 2.3 帰無仮説検定の問題点 2.4 帰無仮説検定を擁護する 2.5 まとめ 第II部 理論と実践

    伝えるための心理統計 大久保街亜著 岡田謙介著
  • 批判法学の構図 船越資晶著

    法学は革新できるのか。「正しさ」に囚われ硬直化した法的思考では、ポストモダンの社会に対応できず、グローバル化したアメリカ法にも抵抗できない。ハート・ドゥオーキン論争を出発点に、フーコー・ローティ・ムフらとの対話を通じて、法と社会 について語り直す。邦初、批判法学についての体系的研究書。 はしがき 序章 法実践の破壊者か守護者か 第一章 政策的議論としての法的議論──法的思考の記号学 はじめに 第一節 内在主義的転回 第二節 法実証主義批判 第三節 法的思考の考古学 第四節 二系列の私法解釈論 第五節 整合性理論批判 第六節 法的思考の記号学 第七節 若干の考察 おわりに 第二章 戦略的作業としての法的推論──法的思考の現象学 はじめに 第一節 場の理論──戦略 第二節 通俗心理学──メタ戦略 第三節 若干の考察 おわりに 第三章 法学におけるポストモダンの条件──法的思考の系譜学 はじめ

    批判法学の構図 船越資晶著
    tsuka_ryo
    tsuka_ryo 2011/11/29
    "ハート・ドゥオーキン論争を出発点に、フーコー・ローティ・ムフらとの対話を通じて、法と社会 について語り直す"
  • 現代スペインの経済社会 楠貞義著

    20世紀後半、スペインは、中南米を「再征服」したと揶揄されるほどに中南米貿易に濃密なネットワークを張り巡らせ、またヨーロッパ統合への積極的な参加を通じて長期安定成長を現出させた。その後の米国発の金融危機の煽りで深刻化した現在の大不況にいたる要因もあわせ、現代スペイン経済・社会を等身大に理解するための良書。 日で出版されているの中で唯一「生のスペイン」を知ることができる良書と思います。(男性 64才 作家) 序章 スペインのヨーロッパ回帰と「ヨーロッパ統合」への参加 一 はじめに 【補論】国家産業公社の創設から解体まで 二 ヨーロッパ回帰の成就――EC加盟の実現 三 再始動した「ヨーロッパ統合」への参加 Ⅰ 移民の送出し国から受入れ国へ――繁栄期のあかし(その一) 第一章 ラテンアメリカへの殖民と移民 一 大航海時代の幕開け 二 一六~一九世紀初頭――ラテンアメリカの征服と殖民 【補論】

    現代スペインの経済社会 楠貞義著
  • 規範とゲーム 中山 康雄著

    私たちの社会は、割り当てられた役割と規範的制約のなかで個々人が行為することによって形成・維持されている。書では規範とゲームに着目し、言語ゲーム論や言語行為論を土台としながら人間の社会性を論じるための理論的なアプローチを提案する。法哲学や経済学などの成果も取り込みつつ「社会の哲学」を構築する、画期的な試み。 まえがき Ⅰ 言語哲学を基盤にした社会的現実性の分析 第一章 言語ゲームと法 1 ヴィトゲンシュタインの言語ゲーム 「言語ゲーム」って何? 2 ハートの法哲学 ハートが言語ゲームに付け加えたもの 第二章 言語行為論と行為の社会理論 1 サールの言語行為論とその修正 「言語行為論」って何? 2 ハーバマスとサールの論争 少しすれ違っているみたいだ 3 ハーバマスの普遍語用論を批判する いいところと悪いところ 第三章 サールの社会存在論 1 サールの社会存在論の構想 「社会存在論」って何?

    規範とゲーム 中山 康雄著
  • ヨハネス・アルトジウス - 株式会社 勁草書房

    「ゲルマニスト最後の巨匠」ギールケ(1841~1921)は書上梓に際し徹底して文献を渉猟した。そこには、当時ドイツで隆盛であった国家法人説に対する彼自身の問題意識があった。なぜアルトジウスとその主権論なのか。アジア共同体が問われる現在、ギールケの問題提起とアルトジウスの主権論は、国家、主権論に豊かな理論的視座を与える。 訳者まえがき 略語一覧・参考文献・凡例 (1880年版〔初版〕への)序文 ブルンチュリの博士号取得50周年記念に対する1879年版の献辞 1879年版のあとがき 第Ⅰ部 アルトジウスの生涯と学問 第1章 ヨハネス・アルトジウス 第2章 アルトジウスの政治学 第3章 アルトジウスの法学 原注1および付説 原注1 付説(原注1に対する) 第Ⅱ部 アルトジウスの国家論に刻印された政治理念の発展史 第1章 アルトジウスの国家論における宗教的要素 第2章

  • 方法論的個人主義の行方 犬飼裕一著

    近代に発する個人概念に終始する理論構成は、単なる虚構ではないのか。ヨーロッパで著者が見た現実は、1980年代以後の日では当然であった個人を疑う議論への絶対反対の大合唱であった。ウェーバーの中で極限に達した1つの思考様式こそが社会学を呪縛し続けているという前著『展開』で行き着いた問いへの新たな深化がここにある。 まえがき Ⅰ マックス・ウェーバーが敷いた路線の行き着くところ 1 はじめに 2 二〇世紀風な議論 3 個人主義という社会像 4 ジレンマや矛盾の反照性と自己産出 Ⅱ 独創性と進歩 5 独創性の呪縛 6 個人から離れる歴史学 7 進歩史観の名残り 8 個人をめぐる別の可能性 Ⅲ 形而上学と実用書 9 「個人」と「主体」の形而上学 10 裏切られる個人という筋書 11 エリートの挫折という説明 12 個人を超える危険社会 Ⅳ デカルト流の社会学 13 個人は「個人」を超えられないか?

    方法論的個人主義の行方 犬飼裕一著
  • 貨幣・雇用理論の基礎 大瀧 雅之著

    マクロ理論、とりわけ貨幣の役割を重視するケインズ理論と新古典派ミクロ理論の接合は、実は未だ途に就いたばかりといっても過言ではない。書はこの問題に、肯定的な方向で、ある程度決定的な決着を付けることを目的としている。そのうえで、標準的新古典派ミクロ経済学の仮定を基礎に、ケインズ経済学の再構築が試みられる。 目次 はしがき 序章書の目的と構成 書の目的 書の構成 第I部 ケインズ理論の再構築を目指して 第1章 価格と貨幣の基礎理論 1.1 経済活動の中心は貨幣 1.2 限界費用か貨幣数量か 1.3 価格の硬直性= 貨幣の信頼性 1.4 インフレは貨幣的現象か 1.5 Keynes-Walras 型モデル 1.6 貨幣数量説との理論的関連 章末付録 指数理論の基礎 第2章 寡占と雇用の基礎理論 2.1 寡占の動学的意義 2.2 Keynes-Chamberlin 型モデル 2.3 寡占の効

    貨幣・雇用理論の基礎 大瀧 雅之著
    tsuka_ryo
    tsuka_ryo 2011/05/23
    "標準的新古典派ミクロ経済学の仮定を基礎に、ケインズ経済学の再構築が試みられる"
  • 技術者倫理の現在 大石敏広著

    技術者倫理とは何か、技術者はなぜ倫理的責任を負うべきなのか。こうした根的な問いから語り起こし、技術者倫理を一つの学として整合的に捉えるという視点から、勘所をわかりやすく論じる。哲学や倫理学になじみのない人でも理解できるよう配慮し、自ら考え判断する力を身につけることに力点をおいた、新しいテキスト。 はしがき Ⅰ 技術者倫理とはどんなものか 第一章 技術者の倫理的責任とは何か 1-1 倫理綱領に見る倫理的責任 1-2 技術者が倫理的責任を負う根拠 1-3 4つの主張の焦点はどこにあるのか 1-4 「自律」の問題 第二章 技術者倫理を支える方法論 2-1 倫理学理論とは何か 2-2 技術者倫理における倫理学理論 2-3 倫理学理論の対立が示していること 2-4 プラグマティズムを使いこなす 2-5 「設計思想」について 第三章 道徳的ジレンマと価値 3-1 価値の対立としての道徳的ジレンマ 3

    技術者倫理の現在 大石敏広著
  • 合意形成学 猪原 健弘編著

    現代社会には、気候変動やテロのようにグローバルな問題、またダムや発電所などの建設をめぐる地域の問題に加え、感染症など社会生活に広く影響する問題があふれている。こうした多様な意見がぶつかりあう場面でこそ求められるのが「合意形成学」である。社会学、工学、情報学など多彩な分野から、領域横断的に合意形成を見通す1冊。 はじめに 序章 合意形成学の構築[猪原健弘] 序.1 合意形成学の必要性 序.2 合意形成の理論 序.3 合意形成の方法 序.4 合意形成の実践 序.5 【学】としての合意形成 序.6 書の構成 第I部 合意形成の理論 第1章 社会理論における合意形成の位置づけ――社会統合から社会編集へ[今田高俊] 1.1 合意形成をどのように問題とするか 1.2 合意形成のための戦略―構造-機能分析の視点 1.3 了解志向的行為による合意形成―ハーバーマスの対話的理性 1.4 その先の合意形成―

    合意形成学 猪原 健弘編著
  • 共同性の現代哲学 中山 康雄著

    I部は個人の心と行為を説明する。ここでいう個人とは合理的行為者である。彼/彼女のもっている信念・欲求・意図などは志向性とよばれる。II部では言語行為論を拡張する。III部は共同行為論。集団的志向性は個々の成員のそれに還元できると説く。IV部では社会組織の成立と条件を問う。 序論 心と行為と社会のつながり I 心と行為 第一章 志向性と合理的行為者 1 心と志向性 2 志向性とは何か──デネットの志向システム 3 志向システムの分析 4 二つのエージェントモデル 第二章 志向性の心理学としての心の理論説 1 心の理論説 2 心の理論説と心の哲学 II 言語使用と行為 第三章 言語行為論の検証 1 オースティンの言語行為論 2 サールの言語行為論 3 言語行為論の限界 第四章 行為としての発話 1 デイヴィドソンの行為論 2 発話を行為として捉えなおす 3 信頼と協力の役割 III 共同の行為

    共同性の現代哲学 中山 康雄著
    tsuka_ryo
    tsuka_ryo 2011/02/21
    中山康雄 1部は個人の心と行為 II部では言語行為論を拡張する。III部は共同行為論。集団的志向性は個々の成員のそれに還元できると説く。IV部では社会組織の成立と条件を問う
  • 「夢」の認知心理学 岡田斉著

    夢についての心理学的研究は、脳科学の知見を取り込んで目覚ましい進展を見せている。しかし、一般には夢分析や夢占いといったものが取り上げられがちで、その科学的な側面についてはあまり知られていない。書は普通の夢とは何か、夢に色がついている理由、夢が記憶を整理するのは当かといった夢の特性やメカニズムを紹介する。 まえがき 第一章 「夢」の認知心理学とは 1 「夢」の認知心理学を定義する 2 夢の心理学的研究の歴史 第二章 睡眠時に何が起こっているのか? 1 睡眠の段階 2 レム睡眠と夢見 第三章 夢がなくなった!?―夢見の神経認知心理学 1 ソームズ登場 2 シャルコー・ウイルブランド症候群 3 脳のどこが夢見に関わっているのか? 4 夢が生起する過程についてのモデル コラム1 動物の睡眠と夢 第四章 普通の夢はどんな夢?―平均的な夢の内容に関する実証的研究の結果 1 はじめに 2 実験室での

    「夢」の認知心理学 岡田斉著