evoに関するtsuka_ryoのブックマーク (69)

  • 長谷部 光泰氏、福島 健児氏:食虫植物の進化がゲノム解読から明らかに | 著者インタビュー | Nature Ecology & Evolution | Nature Portfolio

    虫植物の進化がゲノム解読から明らかに 長谷部 光泰、福島 健児 2017年3月号掲載 植物なのに、虫を捕らえ、べる虫植物。この不思議な生き物は、いったいどのように進化してきたのだろうか。このほど、自然科学研究機構基礎生物学研究所の長谷部光泰さんと米国コロラド大学の福島健児さんらは、虫植物フクロユキノシタのゲノム配列を明らかにし、さらに捕らえた虫を分解する消化酵素の進化について解明して、Nature Ecology & Evolution 3月号に発表した。虫植物の進化の謎解きに挑むお二人に聞いた。 ―― 虫植物とは、どのような植物ですか。 左から、Gergo Palfalviさん、福島健児さん、長谷部光泰さん | 拡大する 長谷部氏: 虫を「べる」ことにより、窒素やリンなどの栄養素を吸収しているのが、虫植物です。「べる」というのは、その葉を用いて、虫などの小動物を誘引、捕

    長谷部 光泰氏、福島 健児氏:食虫植物の進化がゲノム解読から明らかに | 著者インタビュー | Nature Ecology & Evolution | Nature Portfolio
  •  「そもそも島に進化あり」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    そもそも島に進化あり 作者: 川上和人出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2016/07/08メディア: Kindle版この商品を含むブログ (2件) を見る 書は,3年前の著書「鳥類学者,無謀に恐竜を語る」により,「はちゃめちゃな語り口で真面目な生物学を語る」というジャンルを創設した鳥類学者川上和人によるシリーズ続刊ともいうべきである.前回は専門外という気楽さから自由奔放に過激な仮説を披露していたが,今回は自身専門の島嶼鳥類学にかかるということで,その力の入り方が注目される. で,著者は冒頭から飛ばしている.いきなり,なぜ鳥類学者が島を語るかというイントロで「だって,島と鳥は字が似ているのですもの」と始める*1のだ.そしてこの語り口は期待通りにの最後まで続く. 第1章 島 第1章では著者のフィールドである伊豆諸島と小笠原諸島の解説付きマップを添付しながら「島とは何か」を掘り下

     「そもそも島に進化あり」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
    tsuka_ryo
    tsuka_ryo 2016/08/15
    "その後も政府関係者は「成長」「変態」を使っていて,(…)大変美しかった.もっともゲノム量にかかるくだりはあまりにも残念だったが"
  • 『現代思想2016年5月号(特集:人類の起源と進化)』 - logical cypher scape2

    山極・諏訪対談と、赤澤・西秋対談が一番面白かった。 現代思想 2016年5月号 特集=人類の起源と進化 -プレ・ヒューマンへの想像力- 作者:養老孟司,山極寿一,赤澤威,長沼毅,大澤真幸,吉川浩満,諏訪元,西秋良宏,篠田謙一,三中信宏,磯崎新青土社Amazon 特集*人類の起源と進化――プレ・ヒューマンへの想像力 【討議1】プレ・ヒューマンへの想像力は何をもたらすか /山極寿一+諏訪 元 【起源へのアプローチ】 ホモ・サピエンスの質をゲノムで探る /篠田謙一 ヒトの体と心のなりたちについて /長沼 毅 人類の起源という考えそのものについて /吉川浩満 【討議2】ネアンデルタール人との交替劇の深層 /赤澤 威+西秋良宏 【ヒトびとの軌跡】 揺らぐ初期ホモ・サピエンス像 出アフリカ前後のアフリカと西アジアの考古記録から /門脇誠二 考古学から見た人類活動の変化 旧石器時代の物質文化を中心に 

    『現代思想2016年5月号(特集:人類の起源と進化)』 - logical cypher scape2
  •  「The Evolution of Everything」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    The Evolution of Everything: How New Ideas Emerge 作者: Matt Ridley出版社/メーカー: Harper発売日: 2015/10/27メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 書は進化生物学に造詣の深いサイエンスライター,マット・リドレーによるさまざまな自発的現象を扱ったである.リドレーは進化生物学や行動生態学のエレガントな理論の紹介からキャリアをスタートさせ,最近ではスコープを広げて歴史を概観するようなを書くようになっている.書のテーマもその一環ということになるだろう.ヒトは複雑な現象を感知するとその中に意図とデザインをみてしまう.しかしその大部分はデザインなしで生じるということを多様な例を挙げて説明しているものだ. プロローグ リドレーはデザインなしに生じる複雑な創発的な現象を表すのに「進化:evolutio

     「The Evolution of Everything」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
    tsuka_ryo
    tsuka_ryo 2016/05/11
    "デネット自身がスカイフックに陥っていると批判していることが紹介されている.デネットはこれに対しハリスは脳の創発的な性質についてなお深く考察していないのだと反論"
  •  「人間進化の科学哲学」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    人間進化の科学哲学―行動・心・文化― 作者: 中尾央出版社/メーカー: 名古屋大学出版会発売日: 2015/03/31メディア: 単行この商品を含むブログ (6件) を見る 書は若手科学哲学者中尾央によるヒトの行動や文化の進化研究にかかる科学哲学書である.内容的には,ヒトの行動進化にかかる研究プラグラムの評価,文化進化の研究プログラムの紹介と評価,罰の進化と教育の進化にかかる最新学説という3部構成になっている. 第1部 人間行動進化学の研究プログラム.ここでは進化心理学,人間行動生態学,遺伝子と文化の二重継承説の3つがそれぞれ検討される. 最初は進化心理学.ここはやや詳しくレビューしておこう. まず歴史的な経緯として学説史が扱われる.コスミデスとトゥービイ以外の初期の文献やカンファレンンスも紹介されていて詳しい.一般には更新世のEEA,領域特殊モジュール,ヒューマンユニバーサルがこの分

     「人間進化の科学哲学」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
  • 吉川浩満『理不尽な進化』 - logical cypher scape2

    進化論についての言説史的な(?)エッセー(?)。どういうなのか一言で説明するのはちょっと難しいが、「何故非専門家は進化論について誤解するのか」「何故グールドは混乱した議論を展開したのか」という問いをたて、非専門家やグールドがアホだからとはせずに、進化論にはそういう罠が仕掛けられているのではないかと論じていく。 進化論という取り上げているテーマ自体は、科学・生物学ではあるが、問いの立て方や議論の展開は、人文書的であると思う。 科学哲学や生物学の哲学か、といえば、そういうところもないわけではないが、いわゆる「科学哲学」や「生物学の哲学」と書はやはり興味関心の所在が違う。 あるいは、一種の「批評」かもしれない。 批評の面白みの一つとして、「この○○を使って××を読み解くのか」という組合せの妙、みたいなものはあると思う。これが妙になるかトンデモになるかは、書き手の腕次第ということになるが。 こ

    吉川浩満『理不尽な進化』 - logical cypher scape2
  • 土屋健『デボン紀の生物』 - logical cypher scape2

    生物ミステリーPROシリーズ第3弾 土屋健『エディアカラ紀・カンブリア紀の生物』 - logical cypher scape 土屋健『オルドビス紀・シルル紀の生物』 - logical cypher scape 今までは、2つの紀で1冊だったが、デボン紀は1つで1冊 何しろデボン紀は、魚類の繁栄と両生類の上陸という二大イベントがある時代だからである。 そして、表紙を飾るは、甲冑魚「ダンクレオステウス」 上野の科学博物館に所蔵されている標で、今夏開催される「生命大躍進」展のカプセルフィギュアにもなっている。 それから、度々ピーター・D・ウォード『恐竜はなぜ鳥に進化したのか』 - logical cypher scapeにも言及されている*1。 デボン紀、面白い! 1 デボン紀の窓「フンスリュック」 2 陸の“最初の窓"が開く 3 大魚類時代の確立 4 大魚類時代の舞台 5 デボン紀後期の

    土屋健『デボン紀の生物』 - logical cypher scape2
  • 人間進化の科学哲学 « 名古屋大学出版会

    目 次 はじめに 第Ⅰ部 人間行動進化学の研究プログラム 第1章 進化心理学 1 進化心理学の歴史的経緯 2 進化心理学の基構造とそれへの批判 3 進化心理学批判への応答 4 結 語 第2章 人間行動生態学 1 人間行動生態学の歴史的経緯 2 現在の人間行動生態学 3 進化人類学としての人間行動生態学 4 結 語 第3章 遺伝子と文化の二重継承説 1 二重継承説の基礎 2 二重継承説の検討(1): 模倣バイアスの進化 3 二重継承説の検討(2): 信頼性判断研究による拡張 4 結 語 第Ⅱ部 文化進化研究へのアプローチ 第4章 文化進化のプロセス研究 1 いくつかの準備 2 文化進化のプロセス研究 3 文化進化プロセス研究の今後: 文化進化のプロセスに影響を与えるその他の要因 4 結 語 第5章 文化進化のパターン研究 1 系統学の基礎 2 文化系統学の歴史的経緯 3 方法論的問題 4 

  •  「視覚の認知生態学」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    視覚の認知生態学―生物たちが見る世界 (種生物学研究) 作者: 種生物学会,牧野崇司,安元暁子出版社/メーカー: 文一総合出版発売日: 2014/11/27メディア: 単行この商品を含むブログ (3件) を見る 種生物学会は学会のシンポジウムのを文一総合出版からシリーズものとして出版しており,書もその一冊.内容的には2009年のシンポジウム「生きものの眼をとおして覗く世界:生理学が支える認知生態学の可能性」が元になっている. 第1章は視覚の基礎知識.光が電磁波であり,視覚とは地上に届く太陽からの電磁波スペクトルの中の一部分を感知しているものであること,電磁波を神経パルスに変えるのはロドプシンであり,それはオプシンとレチナールからなり,オプシンの種類により波長の感受性が異なること,ヒトには青,緑,赤に感受性の高い3種類のオプシンがあり,ヒトの色覚はその感受性の違いを「青ー黄(緑+赤)」

     「視覚の認知生態学」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
  • 理不尽な進化 まえがき

    ブログで2011年から2013年にわたって連載していた『理不尽な進化』が、このたび書籍になります。2014年10月25日から書店店頭にならびはじめます。これまで連載を読んでくださってありがとうございます。大幅な加筆修正がなされ、最後にはおもわず息をのむ眺望がまっていますので、ぜひを手に取ってみていただけるとうれしいです。の「まえがき」を公開いたします。(編集部) ま え が き こののテーマ このは「理不尽な進化」と題されている。ちょっと変なタイトルかもしれない(私もそう思う)。そもそも、進化が理不尽であるとは、どういう意味だろうか。 私たちはふつう、生物の進化を生き残りの観点から見ている。進化論は、生存闘争を勝ち抜いて生存に成功する者、すなわち適者の条件を問う。そうすることで、生き物たちがどのようにしてその姿形や行動を変化させながら環境に適応してきたかを説明する。そこで描かれる

    理不尽な進化 まえがき
    tsuka_ryo
    tsuka_ryo 2014/10/18
    "地中に眠る化石記録が私たちに語るのは、生き物たちが不本意にも滅んでしまうことで、革新的な進化が実現されるチャンスが提供されるということだ"
  •  「The First Word」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    The First Word: The Search for the Origins of Language 作者: Christine Kenneally出版社/メーカー: Penguin Books発売日: 2008/05/27メディア: ペーパーバックこの商品を含むブログ (1件) を見る 書はサイエンスライター,クリスティーネ・ケニーリーによる言語能力及び言語の進化,さらに言語進化を研究することの是非,およびその論争史を扱った一版向けの読み物だ.論争は,言語能力が進化産物なのかどうかという問題.そしてそれにかかる動物とヒトとの間のギャップはどれほどかという問題に関わる. 私もこれまでヒトの認知能力や言語能力の進化に関するについてはピンカーのを含めていろいろと読んできたが,論争当事者である著者の主張が一方的に述べられているものがほとんどだった.書は論争全体を俯瞰する視点から書

     「The First Word」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
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  • マイケル・トマセロ『ヒトはなぜ協力するのか』 - logical cypher scape2

    2008年に行われたタナー講義をもとにした、人間の協力傾向をめぐる進化心理学についての。前半はトマセロの講義、後半はその講義のディスカッションに参加していた他の研究者からのコメント。トマセロの研究がどのようなものかは、一番さいごのスペルキからのコメントがよくまとまっていて、分かりやすかった。 トマセロは、マックス・プランク進化人類学研究所*1で、幼児とかチンパンジーとかでの実験を通して、進化心理学的な研究をしているみたい。 最近、協力がどうして進化したのかという関するがいくつか出ていて、なんか流行ってんのかなーという感じがしたので、読んでみた。 以前読んだ、スティーヴン・ミズン『歌うネアンデルタール』 - logical cypher scape2でも、音楽の起源として、ホミニドの協力行動との関わりが重視されていた。 時々、グライスとかネーゲルとかサールとかの名前も出てきて、この分野で

    マイケル・トマセロ『ヒトはなぜ協力するのか』 - logical cypher scape2
  • 【やじうまPC Watch】 阪大、世界で初めて進化の機能を持った人工細胞の作成に成功 ~人工細胞でRNAが複製し、突然変異が蓄積、進化

  • Kyoto University Research Information Repository: 人間行動の進化的説明II--進化心理学と二重継承説

    tsuka_ryo
    tsuka_ryo 2013/09/22
    加地仁保子・中尾央
  • シンポジウム「生成文法の企ての現在を問う‐LGB刊行三十周年にあたって」報告

    8月27日(土)、津田塾大学にてシンポジウム「生成文法の企ての現在を問う-LGB刊行三十周年にあたって」が開催されました。池内正幸先生(津田塾大学)による趣旨説明の後、北原久嗣講師(慶應義塾大学)、郷路拓也講師(津田塾大学)、保坂道雄講師(日大学)、藤田耕司講師(京都大学)によ...

  • 道徳は生得的!じゃない!! Prinz (2007) - えめばら園

    Moral Psychology: The Evolution of Morality: Adaptations and Innateness (A Bradford Book) 作者: Walter Sinnott-Armstrong,Christian B. Miller出版社/メーカー: A Bradford Book発売日: 2007/10/19メディア: ペーパーバック購入: 1人 この商品を含むブログ (1件) を見る Sinnott-Armstrong, W. ed. (2007) Moral Psychology: The Evolution of Morality: Adaptations and Innateness Ch.2 Cosmides. L. and Tooby, J. Can a General Deontic Logic Capture the Facts

    道徳は生得的!じゃない!! Prinz (2007) - えめばら園
  •  日本進化学会2012 参加日誌 その2  - shorebird 進化心理学中心の書評など

    大会初日 8月21日 その2 午後の最初のセッションは口頭発表に参加,面白かったものを2つほど紹介しよう. 一般口頭発表4 「ウロコガイ上科二枚貝類における共生様式の進化とダイナミックな寄主転換パターン」 後藤龍太郎 ウロコガイは砂地に穴を作って住む様々な生物(8動物門に渡る)に寄生(片利共生)する二枚貝の仲間だ.このウロコガイとホストの系統解析をつきあわせると頻繁にホストスイッチしていることが示された.これはウロコガイが場所としてホストに寄生しているだけで栄養的には独立している(だからそれに関して特別の適応がない)ことによるものと思われる. 「八重山諸島のハシブトガラスCorvus macrorhynchos osaiに起こりつつある生態学的種分化」 山崎剛史 八重山諸島にはハシブトガラスが生息する.これまでこれらは全て同じ亜種(オサハシブトガラス)とされてきた.しかし石垣島,西表島のよ

     日本進化学会2012 参加日誌 その2  - shorebird 進化心理学中心の書評など
  • The Trouble With Scientism: Underrate The Humanities and Arts at Your Own Peril

  • 文化進化研究の現在

    Alex Mesoudi 2011. Cultural Evolution: How Darwinian Theory Can Explain Human Culture and Synthesize the Social Sciences. The University of Chicago Press, Chicago書評論文.『生物科学』63(4): 247-252. 生物の歴史的変化と同様,文化歴史的変化に関しても進化論的視点が適用できるのではないか,というアイディアそのものは決して新しいものではない.しかし,近年盛んに行なわれつつある文化進化研究の直接的な発端は, Cavalli-Sforza & Feldman(1981)やBoyd & Richerson(1985)などである.たとえば,Boyd & Rcihersonは文化進化のメカニズムとしていくつかの心理バイアス(詳し