グーグルとマイクロソフトが、プライバシー問題で対立している。発端はグーグルが2012年1月24日(現地時間、以下同じ)に発表したプライバシー・ポリシー(個人情報保護規定)の変更だ。 これに対しマイクロソフトのFrank Shaw氏(広報担当者)は、水曜日(2月1日)の公式ブログで「グーグルの行為はユーザーのプライバシー管理を難しくする」と噛みついた。即日、グーグルのBetsy Masiello氏(Policy Manager)も公式ブログで反論するが、マイクロソフトは翌2日に主要新聞にグーグル批判の広告を掲載した。 よりよいサービスを提供するために---と説明するグーグルに「疑問」をもつのはマイクロソフトだけではない。発表以来、業界メディアではポリシー変更を批判する記事が続いている。日本でも広く利用されている同社のサービスだが、なぜグーグルはそんなに信用されないのか。今回は、この問題を考察
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