「アイデンティティ(identity:自我同一性・自己同一性)」,「アイデンティティの拡散(identity diffusion,同一性拡散)」 このウェブページでは、「アイデンティティ(identity:自我同一性・自己同一性)」と「アイデンティティの拡散(identity diffusion,同一性拡散)」の用語解説をしています。 アイデンティティとは、『自分は、何者であるのか?』という人間の原初的で根源的な問いかけの答えとしての『自己同一性』のことである。その自分の存在意義の確認にも関わってくる自問に対して毅然と、『私とは、○○であり、自分は、今ここにある自分以外の何者でもない』と応えられる状況を『自己アイデンティティの確立』という。『自分は自分である』という明瞭な自己同一性を安定して保てていれば、将来に対する不安や人生に対する無気力、職業生活に対する混乱を感じる危険性が低くなる。
境界性パーソナリティ障害を発症する最大の原因とみられているのが愛着障害です。愛着障害とは、幼児期に虐待や束縛や放置などの仕打ちを親から受けた結果、愛情欠乏状態になって健全な自我が育成されないものです。冷たい冷酷な親ばかりがこの愛着障害を引き起こすかといえばそうではなく、生活のため、たとえば母子家庭などで母親は働きに出て家にいないため幼少時に母親との愛着を十分に形成できなかった場合でもおこります。ゼロ歳児保育や一歳児保育などのあまりにも幼い時期に保育所に預けて、親が働きにでている状況は最悪です。これでは程度の差はあれども必ず愛着障害が子どもに発生してしまうのです。そして、その愛着障害の中の何割かが、境界性パーソナリティ障害つまり情緒不安定性パーソナリティ障害を引き起こすことになるのです。この背景にあるのが、オキシトシンというホルモンです。 愛情不足こそ諸悪の根源 オキシトシンは、授乳や分娩に
「健康をとり戻す応援サイトOGスマイル」「介護・高齢者施設の課題をサポートOG介護プラス」 「整形外科クリニック・リハビリ病院の課題をサポートOGメディック」について、 この度2024年3月にサービスを終了することになりました。長きにわたりご利用いただき、ありがとうございました。 WEBサイトに関するお問合せはオージー技研で承ります。 ご不便をおかけしますが、ご理解の程よろしくお願いいたします。 今後もオージー技研は安心・安全にお使いいただける製品をお届けできるよう、引き続き努めてまいります。 お客様におかれましては、ご不便、ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承くださいますよう、お願い申し上げます。 オージー技研オフィシャルサイト
権威主義authoritarianismとは,上からの命令や指示を,善悪・正邪の判断よりつねに優先させる考え方を指す。また,そのような認知傾向の強い性格を権威主義的性格とよぶ。権威主義が注目された大きなきっかけは,第2次世界大戦での枢軸国の政治風土である。ドイツ,イタリア,日本は,いずれも全体主義国家であり,個人の幸福や思想よりも,国家の全体的利益が優先された。とくにドイツでは,ヒトラーHitler,A.のもとで,ホロコーストが実行され,戦争前のヨーロッパに約900万人いたユダヤ人のうち600万人が12年間で殺戮された。ホロコーストに携わったのは,ドイツ軍だけでなく,ドイツ国鉄職員や一般社会人が急速に反ユダヤ的な態度となり,社会全体がホロコーストを助長する方向に暴走していった。ユダヤ人殺害は,事務作業の一つとでもいうべき過程で粛々と行なわれ,戦争末期には,彼らの死体から回収した金歯などの金
みなさん、「情報カスケード」という言葉、聞いたことありますか? これは、みんな個人的には何かがおかしいと思っているにも関わらず、自分の属する集団が「正しい」と思っていることをいつまでも「正しい」と思い込んでしまうことになる仕組みのことです。 カスケードとは階段になっている滝のことで、直訳すると情報が上の方からどんどんと勢いを増して広まっていくということになります。問題はその情報が間違ったものだったとしても、それらはどんどんと広がっていくだけでなく、一度勢いをつけると止めるのが難しく、さらに、一度この情報カスケードによって作り上げられた世界に入ってしまうと、まるで「無限ループ」のようにそこからなかなか抜け出すことができなくなってしまうのです。その結果、一度出来上がってしまうと、いつまで経ってもその「間違い」を集団で信じ続けてしまうという、厄介な仕組みです。 こういう話をすると、「デマを信じる
ってある人にまじめに聞かれたので「打つ必要はない」と答えたんだけど、詳しく説明してみようかなと思う。 ふつうワクチンというのはある病気の病原体を弱毒化したものを接種して免疫を付けるというものだけど、今回のワクチンはこういう基本を無視した全く新しい手法によるものだということを知っておく必要がある。 細胞の表面を変質させてワクチンが入り込めなくなるというんだけど、これ聞いただけで「ほんとにそんなこと可能なの?」と思えちゃうよね。 しかもこのワクチン、今まで全く認可されてこなかったし治験にすら入っていなかった研究段階のもの。それを治験やらすべてすっとばして突然認可されたばかりじゃなく、数億人分がいきなり用意されてるって不自然じゃない?陰謀論とか言いたくないけど、最初からワクチンを売るためにありもしない病気を煽ってるんじゃないかとすら思える。 いや陰謀論は置いておくとしても、この効き目が全く未知数
今回は前半で「集合知の独立性と学問の中立性」、後半で「縦の分断」をテーマに記事を書いています。 身体性はそれ自体に特有の暗黙知を含んでいて、それは身体性でしか捉えられない。概念以前のものは多元的で、特定の専門知や技術だけではすべてを捉えられない。 フッサールの概念でいう「生活世界」もそうですが、生活世界は多元的な身体性を基盤にしています。しかし特定の専門知で触れられる「心」とか「無意識」という概念は特定の身体性によって解釈され、有限性に条件づけられています。 ※ 生活世界:あらゆる意味形成と存在妥当の根源的地盤として、科学的な世界理解に先立っていつもすでに自明なものとして与えられている世界 「無意識」はもっと広く多次元的であり、特定の身体ではその極僅かの部分しか聞けないし見えない。「言語以前」も同様に。何故、多様な人がいたほうがいいのか?というのは、多様な身体性が存在しないと無意識の一部だ
今回はパターナリズム、愚行権、そして司祭型権力と狩猟権力、非人称的な権力がテーマです。 「良かれと思って」監視し、「正しいとされたこと」に従わない者を管理し、そうやって大衆の思考が特定の方向へ向かうように導く、まさにメディアはフーコーのいう「牧人=司祭型権力」の一種ともいえます。 みなそれぞれに違う中で「ある程度納得できるもの」を見出していく大らかさを失い、「完璧・完全な理想的な正しき良い社会」なんてものを強引に作ろうとする人々は、「良かれと思って」「我等の正しさ」によって「存在を最も徹底的に排除する人々」になっていく。 以下のニュースですが、「~1990年代まで」って、結構最近じゃないですか。 ローマ教皇が7月謝罪した、先住民の子どもへの大規模虐待。カナダでは1870年代から1990年代まで約15万人の先住民の子どもが、カトリック教会が主に運営する139校の寄宿学校に強制的に送られました
複雑性PTSD(ふくざつせいピーティエスディ、Complex post-traumatic stress disorder、C-PTSD)とは、組織的暴力、家庭内殴打や児童虐待など長期反復的なトラウマ体験の後にしばしば見られる、感情などの調整困難を伴う心的外傷後ストレス障害(PTSD)である。DESNOS(Disorder of Extreme Stress not otherwise specified)とも呼ばれる。 世界保健機関 (WHO) が発行する疾病及び関連保健問題の国際統計分類 (ICD) では、2018年の第11版(ICD-11)において初めてPTSDと区別された診断基準として記載が行われ[1]診断名として2022年1月1日から正式に発効された。[2]。ICD-11における複雑性PTSDの診断基準とは、否定的自己認知、感情の制御困難及び対人関係上の困難といった症状が、脅威感
ツイッター上に小児(5~11歳児)の県別接種率を比較している人がいて、参考になる。 https://twitter.com/0kh0tsk 煩雑なので、接種率ベスト6位、ワースト6位だけを見ると、以下のようになる。 ベスト6には東北が、ワースト6には関西が目立つ。なお、ベスト、ワーストなどと言えば、一見ベストがいいことで、ワーストが悪いことのように思うけど、意味はもちろん逆です。子供は国の未来、国の宝です。その子供に遺伝子ワクチン注射を打たせまくったとすれば、実際的な意味としては、ワースト(最悪)に決まっていますし、逆に、極力打たせなかった県はベストです。子供を守ることに最も成功した(被害を最小にした)県ということですから。 東北の接種率の高さは衝撃的で、とても残念に思う。個人的には、東北の人には純日本人の血が流れていると思っているから、余計に残念。ワクチンで子供の遺伝子を汚してどうするの
私個人の感覚だが、いわゆる生まれつき繊細なHSPと呼ばれる人の中には、その持ち前の繊細さの影響で周囲に対して妙に攻撃的な態度を取る人が多い傾向がある。 いわゆる、ネットスラングの「繊細ヤクザ」あるいは「繊細チンピラ」になってしまい、リアル・ネット関係なく人間関係をかき乱す。そして当の本人は被害者のポジションに居座り続けて、自分を省みなくなる…という、一連の流れが存在している。 今回は、この繊細で優しいはずの人が、なぜここまで乱暴で凶暴で一触即発ニトログリセリンみたいな扱いが難しい人になってしまうのかについて、個人的な見解や考察を述べてみる。 繊細すぎるせいでストレス・傷つきへの耐性が低い 繊細すぎる人は、普段の生活の中で些細なこと簡単に傷つく。つまり、メンタル面が非常に弱い、打たれ弱いタイプの人であると言っていい。 もちろん、ここで自分の精神的な弱さを克服できればいいのだが、中には「ありの
こんにちは、イシゲスズコです。 今日は2年目を迎えた高校生活の中で次男の大きな課題となっていた「お弁当問題」のお話です。 「毎日のお弁当」という難関 それなりになんとかしていたらしい、次男くん 次なる問題が… 母の「おにぎりだけ用意します」宣言 「おにぎりバイキング」の意外な効果 おわりに 「毎日のお弁当」という難関 高校2年になった次男、平日の昼食は毎日お弁当です。 注意欠損の特性のある彼がお弁当を毎日忘れずに持って行く、というのがとても難しいだろうということは親として予測の範囲内でした。 我が家にはすでに1つ上の兄がお弁当生活を送っていました。 私が毎朝作ったお弁当をキッチンの作業台の上に置いておき、それを自分でカバンに入れて持ち出す仕組みにしています。 次男のお弁当が始まってからは台所に2つのお弁当が並ぶ日々となりました。 案の定、入学後お弁当が始まってからすぐに事件は起こりました。
1927年、アメリカのニューヨーク州ブロンクスビルに生まれる。1949年にシカゴ大学を優秀な成績を修めて卒業、1958年には同大学の哲学博士となる。シカゴ大学時代にはジャン・ピアジェの認知発達理論の影響を受けており、博士号取得時の論文にはその影響が強く現れている。 その後、エール大学助教授(1959-1961)、同大学準教授(1962-67)を経て、1968年にハーバード大学教授(教育学・社会心理学)となる。この頃に彼は、後に道徳理論をめぐり論争することとなるキャロル・ギリガンと出会うこととなる。また、1969年のイスラエル訪問を機に自身の理論を再構築し、「ジャスト・コミュニティ」という新たな概念を導入することとなる。 1971年、ベリーズでの仕事を機に、コールバーグは熱帯病にかかり、肉体的・精神的に苦しむ日々を送る。1974年にはハーバード大学で道徳教育センター所長に就任するが、うつ病の
ピアジェは子どもの思考の発達以外にも、どのように子どもたちは道徳的判断(moral judgment)を発達させるかに興味を持っていた。彼は、子どもたちが道徳的規則や社会的習慣を理解できるかどうかは、認知発達の水準に一致するに違いないと考えた。 さまざまな年齢の子どもたちがおはじきで遊んでいる場面の観察に基づき、ピアジェは子供たちが規則を理解していく発達には四つの段階があることを提唱した(Piaget,1932,1965)。 最初の段階は、子どもたちが前操作的時期の開始ごろに現れる。この段階の子どもはある種の「平行遊び」を興じ、それぞれの個人的な欲求による、一連の自己中心的規則に従う傾向にある。たとえば、さまざまな色のおはじきを色別に分類したり、あるいは大きいおはじきを部屋の中にころがし、次に小さいおはじき全部をころがしたりする。 これらの「規則」は、子どもの遊びに何かしらの規則性を与えて
心理学者・臨床家・研究者の人物像や提唱された内容から今に学べることは多くあります。 ここではローレンス・コールバーグ「6段階の道徳性発達理論」について書いていきたいと思います。 ローレンス・コールバーグについて ローレンス・コールバーグ(Lawrence Kohlberg)は、1927年ニューヨークの家庭の四人兄弟の末っ子として生まれます。 第二次世界大戦が終結するときに高校を卒業し、船乗りとしてユダヤ人難民のパレスチナへの密航をサポートする仕事に就きます。 その後は、シカゴ大学に入学してわずか一年で学位を取得し、ジャン・ピアジェの認知発達理論の影響を受け、博士号を取得します。 エール大学やハーバード大学で教壇に立ちましたが、1971年にベリーズでの仕事では伝染病にかかり肉体的・精神的苦痛に苦しむ日々を過ごします。 1974年にハーバード大学へ復職しますが、苦痛とうつ病に苦しめられ、198
程度の差こそあれ、私たちは人の目を気にしながら生きているもの。周りの人からどう思われているのか、気になることもあります。実際、周りの人に高く評価されたいという思いは、モチベーションを高める原動力にもなります。 そんな心理が働く一方、もし周りから「あの人は嘘つきだ!」といった目で見られるようになったらたいへんです。そのグループの中で気持ちよい人間関係を保っていくのは、かなり難しくなりそうです。ただ、つい嘘をついてしまう背景には、実は心の病気が関与している可能性もあります。 今回は、嘘に関連する心の病気を詳しく解説します。 <目次> 嘘つきが平気になる症状も現れうる病気…パーソナリティ障害 記憶の問題で嘘をついてしまう病気…アルツハイマー型認知症・慢性アルコール依存症・解離性障害】 一般的に嘘つきと思われてしまう仮病…虚偽性障害 パーソナリティ障害……そのタイプによっては嘘を容易につくような問
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く