あくまで個人的な経験からですが、古いミステリ好き(特に翻訳ミステリ好き)って、ジャンル問わず面白そうなものならなんでも食いつく人が多いように思うんですがねえ。十年ぐらい前に、ハヤカワミステリの編集長だった方も、そんなこと言っていましたし。「面白いかどうかだけが判断基準のジャンルを問わない読書家で、シニカルなロマンチストが多い」だったかな。あとミステリ小説というジャンル内でもメジャーマイナーはありましてですね・・・ ぜったい翻訳が出ないような英国ミステリのマニアとかいるんですよ。で、そういうマニアの中には、「自分たちこそがハイブロウである」と思い上がってる人もいないわけでもなかったり。(わたしもマイナー系ミステリマニアなんですが、あの雰囲気にはついていけない・・・)(2009/11/20)