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2010年5月2日のブックマーク (10件)

  • 74. 人より拡声器に似ている人は始皇帝にも似ている。:日経ビジネスオンライン

    (a)は(b)(c)から見ると、 「作品を特定の方向からしか見ることができない唐変木の野暮天」 です。この(b)(c)が長いあいだ一般的な文学論の立場でした。 ところが1980年代以降日でもさかんになったジェンダー論の立場からすれば、吉行淳之介の小説などは、たとえ市民社会のお堅い性道徳から逸脱していても、他方で男尊女卑・家父長制といった近代の「見えないしきたり」からは逸脱せず、むしろそれらにのうのうと守られつつそれらを再生産しているわけで、むしろ逸脱が足りない、という話になる。(b)(c)だって 「作品を特定の方向からしか見ることができない唐変木の野暮天」 じゃないか、というわけです。まったくもってそのとおりだ。 こういう見かたが可能になって、私たちはかなり立体的に、自分の頭を使って、さまざまなコンテンツを見ることができるようになりました。言い換えれば、在来文学論の(b)(c)が、コンテ

    74. 人より拡声器に似ている人は始皇帝にも似ている。:日経ビジネスオンライン
  • 自分の思考グセを矯正する方法:日経ビジネスオンライン

    時代の変革期、「これまでにない発想」が様々な場面で求められている。これまでも古くはKJ法からマインドマップ、ロジカルシンキングなど、様々な思考法・発想法が人気を呼んできた。 そんな中、イスラエル発の「アニマル・シンキング」が日に上陸した。シマウマのつもりで矛盾を受け入れる、コウモリのつもりでさかさまに考える…。 来日した『アニマル・シンキング』(英冶出版、ベラ・ブライヘル/サリー・バルエル著、桑畑英紀監訳、小河祐子訳、1500円)の共著者であり、発案者の1人であるベラ・ブライヘルさんに、アニマル・シンキングによる発想法について聞いた。 ―― 「シマウマのように考える」「コウモリのように考える」などと、「動物になる」ことで幅を広げていく発想法ですね。でもそれだけでなく、教材やノウハウも細かく作りこまれています。なぜこのような発想法を作ることになったのですか? ブライヘル 私と、事業パートナ

    自分の思考グセを矯正する方法:日経ビジネスオンライン
  • 鳩山さんもビジネスパーソンもPTA会長も、ニュージーランドの小学校で勉強してください:日経ビジネスオンライン

    半年間のニュージーランド滞在を通じて、体験し、また、取材してきた、学校教育と保護者共同体のあり方について述べてきた。 何度か注意を喚起してきたけれど、この世に楽園や天国などない。ニュージーランドの教育制度は、目を瞠(みは)るような点がたくさんあるといっても「理想」というわけでもない。社会制度における唯一無二の「理想」などというものが、ぼくにはあるとは思えないし、とりわけ「教育」といった、成果が見えにくいものについては、制度の善し悪しを単純化して語るのは非常に難しい。 そういった前提で、ぼくも、ぼくの子どもたちも、ニュージーランドの教育の「良さ」を享受したし、また親であるぼくは、学校理事会やPTAを中心とした風通しのよい「学校共同体」(学校の保護者仲間)との交流を通じて、たくさんのことを勉強させてもらった。当によい滞在だったと思う。 さて、連載を続ける中で、しばしば聞かれた問いは、「結局

    鳩山さんもビジネスパーソンもPTA会長も、ニュージーランドの小学校で勉強してください:日経ビジネスオンライン
  • 人間の本質は自然に働きかける労働にある:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン (働くその1から読む) (働くその2から読む) 労働の人間学 このように労働が肯定的なまなざしで眺められるには、第一の宗教の道と、第二の市民社会の道徳の道があったが、第三の道として哲学における労働の人間学の道があった。それを代表するのが一九世紀初頭のヘーゲルの哲学である。ヘーゲルは労働を人間と自然の営みとして、人間にとって質的なものとして描いたのだった。 この議論は、『精神現象学』における主奴論(しゅどろん)という議論を通じて行われた。これは大切な議論なので、少し詳しくみてみよう。ヘーゲルはホッブズなどの自然状態論を強く批判していた。しかし人間の意識のありかたを提示するために、ある種の自然状態のうちに人間の意識を投げ込んでみる。 自己意識の

    人間の本質は自然に働きかける労働にある:日経ビジネスオンライン
  • Windowsの良いメンテナンス方法、悪いメンテナンス方法をご存知でしょうか? | ライフハッカー・ジャパン

    Windowsシステムが迅速に円滑に動かすにはどうすれば良いのか」という話を振ると、多くの方が自分流のメンテナンス方法論を披露してくれるかと思います。その方法論の一部は、半永久的に役立つかも知れませんが、その他の方法論はもしかしたらその都度その都度で変わり続けていくタイプのものかも知れません。Windows PCを痛めることなく上手くメンテナンスする方法を今回は取り上げていきたいと思います。 まず手始めに下記のチャートをご覧下さい。ネットで出回っている情報だとかIT系の人によるアドバイスなどに基づき、 「良さそうなもの(Seems Good)」 「悪そうなもの(Seems Bad)」 「良いもの(Is Good)」 「悪いもの(Is Bad)」 に分類されています。 このチャートの詳しい説明は下記をどうぞ。 ■悪そうだけれども実は良いもの ここでは、悪そうに見えるけれども実はシステムにと

    Windowsの良いメンテナンス方法、悪いメンテナンス方法をご存知でしょうか? | ライフハッカー・ジャパン
  • 会社経営というものを一ヶ月してみた感想。|ホットココア社長日記

    ”寂しい”をテーマにコミュニティサイトを運営するホットココアという会社の代表取締役をやってます。 【連絡シル!】090-2033-5444 / お問合せフォーム / Skype:hiroru123 / tiwtter 【個人運営】非モテSNS/ぽっちゃりSNS 【会社運営】非モテタイムズ 【連載】コラム 【紹介】歴史 夜にたびたび目が覚めて寝付けないことも 株式会社ホットココア http://hotcocoa.biz/ という会社を今年の4月1日登記し一ヶ月がたちました。 特に家で仕事以外をしていても楽しくなかったので、 30日間、毎日会社に行って仕事をずーーっとしてました。 で、あんまり仕事しすぎててもインプットがないなーということで 今日だけは1日間ずっと喫茶店でビジネス書を読みあさっていました。 起業とはクリスマスの日にサンタさんにもらえるプレゼントの100倍楽しい

  • なぜループものなのか?~叙事詩と抒情詩の違いから~

    でこぽん(東京多摩地区) @DecoponMAGI ちょっと自分の考えまとめ用に作りました。考えまとめ用なので自分のpostがほとんどですが。 RT 「これからは叙事詩だ!!!」~叙事詩と抒情詩の話~http://togetter.com/li/11547 2010-04-30 12:48:55 ペトロニウス @Gaius_Petronius @DecoponMAGI 「抒情詩的世界観から叙事詩的世界観への移行」まとめ読んでいたら、物凄く頭がつながってきました・・・。そうか、そういえば、初めての10時間ぶっ続けラジオで、自分で説明していた話でしたね(苦笑)。聞いてる、でこぽんさんの方が、よくわかっている(笑) 2010-04-30 17:57:29

    なぜループものなのか?~叙事詩と抒情詩の違いから~
  • ブラック企業が業績いいのはあたりまえだろルール違反なんだから - 上伊由毘男のブログ

    餃子の王将の研修を見て、「それで業績いいんだからそれが正しくね?」みたいな意見がある。 ブラック企業の業績がいいのは当たり前である。なぜなら彼らはルールを守ってないのだから。サッカーで手が使えたら、レッドカードやイエローカードが無かったらどうなるか考えてみればいい。 人格を否定し、人間を組織に従順な労働マシーンにする。そこには人権も法律もない。問題意識が無いからマスコミの取材も受けるし、マスコミも問題意識が無いから平気でそういう企業を取り上げもてはやす。 するとどうなるか。 自分で判断する力を失った人は組織全体が間違った方向に行ってても気付かず、ときに自らの意思に関わらず(いやもう意思など無くなってるかもしれない)犯罪に加担してしまう。企業犯罪の多くは、こうした麻痺した感覚によるものだろう。 弊社新入社員研修について:餃子の王将 職場で必要とされ、また、自分の存在意義を確立していくためには

    ブラック企業が業績いいのはあたりまえだろルール違反なんだから - 上伊由毘男のブログ
  • 男性中心主義の終焉 - 内田樹の研究室

    『プレシャス』のオフィシャル・パンフレットが届いた。 不思議な映画である。 あちこちの映画祭で受賞しているけれど、どうしてこの映画がそれほど際立つのか、たぶん日の観客にはその理由がよくわからないのではないかと思う。 それについて書いた。 変わった手触りの映画だな・・・と思った。「ふつうの映画」と違う。どこが違うのか考えたがわからない。そのまま寝て、一晩寝たら、明け方にわかった。 「男が出てこない映画」だったのである。 「看護師ジョン」役でレニー・クラヴィッツがクレジットされているけれど、2シーンだけ、台詞もわずか。プレシャスの成長を暖かく見守る「いい人」という記号的なかたちでしか物語に関与しない。 プレシャスのあこがれの数学の先生も、プレシャスを意味もなく突き飛ばす暴力的なストリートキッズたちもいずれも、人間な深みのない図像として記号的に処理されている。 一家の不幸そのものの原因であり、

  • 労働について - 内田樹の研究室

    月曜の「キャリア教育」の一こまと、専攻ゼミで「働くとはどういうことか」についてお話する。 月曜の方は大教室で180人の学生さんを相手にマイクで講義という、ふだんしないことをする。 お相手は2,3年生。 就活についてはまだ不安だけという学年だけれど、バイトの経験はあるし、キャリアパスのための資格や免状のための科目はすでに履修しているし、セカンドスクールにも通っているものもいるから、「働く」ことについて漠然とした先入観は有している。 けれども、彼女たちの抱いている労働観は家庭教育とこれまでの学校教育の過程でずいぶん歪められている。 彼女たちは「ワーク」を「競争」のスキームでとらえている。 閉じられた同学齢集団内部で相対的な優劣を競うことが「ワークする」ことだと思い込んでいる。 そう教えられて二十歳近くまでやってきた彼女たちには、社会に出てから後は「ワークする」ことの意味が違ってくるという消息が