「モンスタークレーマー」会社、学校、病院、個人…標的にされたらどうする? プレジデント8月 6日(木) 11時45分配信 / 経済 - 経済総合 ■常軌を逸した誹謗中傷は「偽計業務妨害罪」になる わが国で企業や公的機関へのゆきすぎたクレーム行動が一般に広く問題視されるようになったのは約15年ほど前からのこと。 そもそも正当なクレームは、企業経営を改善し活性化するための貴重な情報源となる。ところが、この時期から客観的にはとても正当とはいえない悪質なクレームが増え始めた。さらに「東芝クレーマー事件」によってインターネットの影響力が広く知れ渡り、同事件が起きた1999年ごろからは、インターネットを最大限活用して苦情の中身を社会に広めようとするクレーマーが出現。こうした事態への対処に企業側は頭を抱えているのが実情である。 かつても製品の不具合、サービス不良などを理由に企業へ因縁をつけるタイプ