Elixir にあって Ruby や JavaScript のような言語にない特徴といえば 軽量プロセス (+ OTP周り) パターンマッチ の2点が大きく、その他の部分というのはだいたい「あの言語のこれだな」という風に対応させて理解できる(パターンマッチを実装した他の関数型言語になれてる人にとっては別かもしれないが)。 特に後者のパターンマッチの方は Elixir の文法の多くの部分の基礎になっている。従って、主観的にはパターンマッチさえ理解できれば Elixir の半分以上は理解できたと思っていいんじゃないかと思っていたりする。 というわけでカッとなってパターンマッチについて書いてみる。 パターンマッチとは パターンマッチの例で、いきなり {x, y} = {1, 5} とかいう例を見せられても「変数扱うのに便利な記法か何かですかね? (ES6 の Destructuring assi