竹林に囲まれた池の中央に立つ、高さ3メートルの巨大なガラスの立体は、神岡宇宙素粒子研究施設(スーパーカミオカンデ)とコンピューターで接続され、超新星爆発(星の死)の際に発せられるニュートリノのデータを受信し、インタラクティブに発光します。 「宇宙の魂:ニュートリノ」の光を水面に映しながら、光の映像彫刻として鑑賞する時、私たちは自然と、さらには宇宙とつながり、自身が宇宙であることを感じ、永遠の時の流れのなかにたたずむ私たち自身の姿を「トムナフーリ」に投影することでしょう。 森万里子 現在NY在住。ビデオインスタレーション「ニルヴァーナ」で1997年第47回ヴェネチア・ビエンナーレ優秀賞受賞。主な展覧会に「Mariko Mori: Dream Temple」(1999年、プラダ財団・イタリア)、「ピュアランド」(2002年、東京都現代美術館)、「WAVE UFO」(2003年、ブレゲンツ美術館
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