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2009年5月19日のブックマーク (5件)

  • 『歴史は生きている 東アジアの近現代がわかる10のテーマ』朝日新聞取材班(朝日新聞出版) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 日人の多くは、9月18日や7月7日が中国人にとってどういう意味をもつのか、まったく意識していない。これらは、それぞれ1931年の満洲事変と37年の廬溝橋事件が起こった日で、中国人にとって忘れてはならない国辱的な記念日である。5月4日も、第一次世界大戦を機に日が袁世凱政府に認めさせた山東のドイツ利権の譲渡や南満洲への権益拡大など、21ヵ条の要求の撤廃を求めた19年の抗議運動に因んだ、中国人にとっては重要な記念日である。しかし、この五・四運動が、同年3月1日に朝鮮各地ではじまった抗日・独立運動とどう関連していたのか、中国人の多くはまったく意識していない。 書を読むと、歴史認識の問題がそれぞれの国・地域の「国史」教育にあることがはっきりわかる。その「『異なり』を理解する」ことの重要性は、「あとがき」でつぎのように語られている。「「教科書を比べる」でお分かりの通り、日

    『歴史は生きている 東アジアの近現代がわかる10のテーマ』朝日新聞取材班(朝日新聞出版) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
  • Blog vs. Media 時評 | 新型インフル、東京の感染ゼロに間もなく終止符

    新型インフルエンザは神戸・大阪では19日、感染症指定の病院だけでは受けきれないほど患者が増えて「蔓延期」の扱いが認められました。つまり一般の診療機関でも季節性のインフルエンザと同様に診療してくれ、という訳です。この措置と同時に、新型と疑いがある症例全てについて遺伝子検査(PCR)をするのも止めることになりました。ここに至ってももう一つの大都市圏、東京で患者がゼロなんですね。不思議を通り越して、都の衛生当局はさぼっているのではないか、あるいは大騒ぎが起きるのを見越して隠しているとか、色々な観測がありました。実は厚生労働省の指針に基づいて、東京都は海外渡航歴が無い発熱症例ではPCRはしないと頑なだっただけなのでした。 「2ちゃんねる」掲示板内にある、医師と保健所のやり取りの記録を一部引用します。真偽は不明ですが、官僚的な雰囲気がよく出ています。 《18日昼間、東京都のある保健所とのやりとり

  • 古書の森日記 by Hisako:文庫版『音のない記憶――ろうあの写真家 井上孝治』 - livedoor Blog(ブログ)

    まだ宣伝するには少々早いのですが、文庫版『音のない記憶――ろうあの写真家 井上孝治』が今週末から書店に並ぶ予定です。でき上がってきた見を見ながら、この10年の激動の日々を思い出しているところです。 というのは、この『音のない記憶』は私にとって文字通りのデビュー作なのです。10年前の1999年10月に、ハードカバーの単行で文藝春秋から出版されました。重版したものの、数年前に絶版になっていて、現在は古書市場でしか入手できない状態でした。そのが今回、角川文庫(角川ソフィア文庫)から出ることになって、亡くなった子供が生き返ったような気分(!)です。しかも、私にとっては初めての文庫なので、この可愛らしいサイズがとても新鮮に感じられます。 文庫版の解説は大竹昭子さんです。この解説だけでも一読の価値があります。また、文ページとは紙を替えて、写真ページを2折分、32ページもつけています。井上孝治さ

  • nobilog2: Androidいよいよ国内発表で、iPhoneは第2ステージへ

    明日にもNTTドコモからAndroid端末が発表されることはもはや公然の秘密となっている。 それに先駆けてどうしてもブログを更新したくなった。 中にはAndroidが出たから、もうiPhoneは終わり、といった やや短絡的な議論を持ち出す人がいそうな気がしたからだ。 もちろん、事実はその逆で、国内版Androidの登場こそがiPhone第2ステージの始まりに他ならない。 もはや、世界的携帯メーカー、Nokiaが撤退したことで、 ますます海外の携帯電話市場との違いが大きくなった日の携帯電話市場だが、 世界のスマートフォンでスタンダードとなりつつあるWebKitを搭載したiPhone以外の スマートフォンが、ようやく日市場に復活したのだ。 Androidは、iPhone同様に、少し前のパソコン並みの性能と表現力を持ちつつ、 携帯電話ならではのポケットに収まる携帯性の高さや、カメラ、GPS

  • 2009-05-12(Tue): 小林弘人著『新世紀メディア論−新聞・雑誌が死ぬ前に』(バジリコ、2009年、1575円) - ACADEMIC RESOURCE GUIDE (ARG) - ブログ版

    ・小林弘人著『新世紀メディア論−新聞・雑誌が死ぬ前に』(バジリコ、2009年、1575円) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4862381294/arg-22/ を読破。著者の小林さんはワイアード、サイゾー、ギズモードなど、オンライン/オフラインを問わず、出版メディアを立ち上げてきた編集者。 出版社で働く人々だけでなく、出版産業に関わる図書館業界の関係者も読んだほうがいいと思う。書には私自身はことごとく同感。 ・Hiroto Kobayashi http://kobahencom.weblogs.jp/ ・「『新世紀メディア論 新聞・雑誌が死ぬ前に』発売」(Niche Media Lab、2009-04-02) http://kobahencom.weblogs.jp/mttp/2009/04/post-a05f.html なお、 ・「『

    2009-05-12(Tue): 小林弘人著『新世紀メディア論−新聞・雑誌が死ぬ前に』(バジリコ、2009年、1575円) - ACADEMIC RESOURCE GUIDE (ARG) - ブログ版
    tsysoba
    tsysoba 2009/05/19
    確かに、これは面白かった(すぐ読めるし)。「図書館業界の関係者も読んだほうがいい」というのは同感。出版が変われば、当然、図書館も変わる。