渋谷の外れにあるSPBS(SHIBUYA PUBLISHING BOOKSELLERS)。編集機能と書店を兼ね備え、制作から販売までを同じ場所で行う「本屋」として知る人ぞ知る存在です。 そのSPBSが、古書の売買「Share the Book」を始めたのが9月1日。単なる古本販売と異なるのは、売りたい人は自己紹介とともにその本に対するコメントを添えてSPBSに預ける点。その情報は、上の写真の通り、本のカバーに貼られ店頭に並びます。 買う人は本そのものだけでなく、前のオーナーのストーリー(ヒストリー)もシェア出来るわけです。気になる本を手にとって「誰のどんな本」かを確認するも良し、あるいは出品者を基準に選ぶのも、本との新しい出会いに繋がるかもしれません。 9/1のスタート時には、作家や編集者など業界で名の通った人に限って本の引き取りを開始。作家の川上未映子さんをはじめ、TechWave読者に