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2014年6月18日のブックマーク (6件)

  • 被災地のコールセンター、撤退・解雇相次ぐ 助成で誘致:朝日新聞デジタル

    東日大震災の被災地3県の自治体が、失業対策の国の助成金25億円を使って震災後に誘致したコールセンターで、事業撤退や雇い止めが相次いでいる。東京の運営会社が開設した10カ所で計900人以上を雇う計画だったが、現在は約350人まで減った。震災後約3年で多くの雇用がなくなる異例の事態に、厚生労働省も事実関係の調査に乗り出した。 このコールセンター運営会社は「DIOジャパン」(社・東京)。岩手、宮城、福島の3県の自治体の担当者らによると、2012年末までに3県10市町にグループ会社を設立。電話によるホテル宿泊やチケット予約などを受け付けるセンターを開設した。 各センターは、失業者を雇うと人件費などの経費が支給される雇用創出基金を利用し、稼働前に行う約1年間の研修費用を基金から賄った。各センターが当初示した雇用規模は合計935人。実際は途中退職者を含め合計のべ1千人以上を雇い、基金の支出総額は2

  • わかやま新報 » Blog Archive » 災害から文化財守る 研究者が報告

    東日大震災を契機に、自然災害から歴史資料などの文化財を守る取り組みが注目される中、保全の在り方を考える研究会が和歌山市の県立博物館で開かれた。同震災で被害を受けた宮城県の研究者らが、被災文化財救済の取り組みや課題を報告し、「被災地で求められるのは応用力。普段からいかにイメージして備えられるかが重要」と話した。 研究会の開催は15日。被災地の情報を共有し災害時に生かそうと、地域ボランティア団体「歴史資料保全ネット・わかやま」(藤清二郎代表)が主催し、25人が参加した。 発表したのは、震災当時、宮城県で県職員として文化財救済に関わった東北歴史博物館の小谷竜介学芸員、元県立紀伊風土記の丘学芸員で東北学院大学の加藤幸治准教授、同大学の政岡伸洋教授の3人。 小谷学芸員は、文化財の救援は一時保管場所の確保が大変だったこと、救済後は連絡会議を立ち上げ、行政と博物館のネットワークづくりなど、長い道のり

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  • 東京新聞:「富岡残す」使命貫く 片倉工業、世界遺産へ道:社会(TOKYO Web)

    一九八七年三月、日経済がバブル景気に突入する中、日の製糸場を代表する灯がひっそりと消えた。生糸(きいと)生産で日の近代化を支えた富岡製糸場(群馬県富岡市)のバトンを、民間企業として最後に継いだ片倉工業(東京)の富岡工場の閉所式。「時に利あらず」。社長だった柳沢晴夫さん(故人)は従業員約百人を前に、悔しさをにじませた。 (大沢令) 同工場の生糸生産は七四年度をピークに絹需要の減少などが経営の重しとなっていた。当時の労働組合幹部は「蚕糸部門は赤字の状態が続いていた。持ちこたえる限界を超えていた」と証言する。 操業停止後、当時富岡市長の広木康二さん(85)は東京の社に柳沢さんを訪ねた。「国の文化財に」と考えていた県幹部の意向を内々に打診した。「片倉ある限り、企業の責任において売らないし、貸さない。壊しもしません」。柳沢さんはきっぱりと答えた。

  • 震災から3年 クリエイターたちの想い

    震災から3年を迎える2日前の2014年3月9日、渋谷ユーロスペースで一映画がプレミア上映された。 その映画のタイトルは『ほんとうのうた〜朗読劇「銀河鉄道の夜」を追って』。 集まった約160人の観客は最後までスクリーンを見つめ、作家たちの想いがこもった朗読に耳を傾けていた。 『ほ...

    震災から3年 クリエイターたちの想い
  • 本居宣長著作、資料200点 松阪で特別展 : 地域 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

    松阪市殿町の居宣長記念館で17日、国文学者・居宣長(1730~1801年)とその著作への疑問に答える特別展「ホンと!宣長」が始まった。9月7日まで。 宣長が古事記研究を始めて今年で250年となるのを記念した企画。 同館によると、宣長は35歳から執筆を始めた「古事記伝」など、生涯に50以上の著作を残している。師匠からじかに学問を習うのが普通だった江戸時代、宣長は最先端の研究を次々と出版し、意見や疑問を受け付け、自らの研究に生かす手法を編み出したとされる。 特別展では、宣長が14歳の時に写した天気予報のハンドブック「新板(しんぱん)天気見集(みしゅう)」や、宣長が最初に出版したとされる「草庵集(そうあんしゅう)玉箒(たまははき)」、直筆と版の「古事記伝」など200点(うち国の重要文化財30点)を展示している。 宣長が細部まで丁寧に手を入れたの数々や、間違った板木(はんぎ)、無断で出版さ

  • アイドル 文豪も熱中 明治~戦前芸能史一冊に : 地域 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

    「ケロリン」で知られる内外薬品(富山市)の東京支社長で富山市出身の近代演劇史研究者・笹山敬輔さん(35)が、「幻の近代アイドル史 明治・大正・昭和の大衆芸能盛衰記」(彩流社)を刊行した。取り上げたのは、明治時代から戦前にかけて寄席や劇場で活躍した元祖「会いに行けるアイドル」。一瞬の輝きを放った少女たちと、昔も今も変わらないファンの熱気を、豊富なエピソードで伝えている。 熱狂的なファンが恋愛感情を抱いて家まで押しかけたり、事件を起こして新聞沙汰になったり――。現代のことではない。明治の青年らを夢中にさせ社会現象にまでなった、若い娘が義太夫節を語る「娘義太夫」をめぐる出来事だ。「日アイドル史は1970年代から始まったと言われるが、歴史を振り返ると、実は似た存在は明治からあった」と笹山さんは語る。 当時のファンたちは、人気グループAKB48などのステージで声援を送る現代の「アイドルヲタ(オタ