Scholarly Kitchenは、3月27日、"Guest Post — Emerging Trends in the Academic Publishing Lifecycle"と題する記事を掲載した。 本記事は、線形から循環型へと変わってきた学術出版のライフサイクルを言及。 絶え間のない新ジャーナルや派生領域の出現、OA(オープンアクセス)の普及により複数のプロジェクトの同時進行、戦略的な非トップジャーナルやOAジャーナルへの投稿、図書館員の役割拡大、出版社との共同プロモーションなど、学術界で起こっている出版ライフサイクルの変化を、4項目から概説している。 [ニュースソース] Guest Post — Emerging Trends in the Academic Publishing Lifecycle ― Scholarly Kitchen 2019/03/27 (access
これまた尚学堂で見つけた牛尾桃里画・筒井嘉隆文『ニッポンの鳥』(童画社、昭和17年11月)。表紙に破れがあって、1500円。3万部発行されているが、児童書なので残存数は意外に少ないか。国際児童文学館と三康図書館が所蔵。冒頭筒井は「お母様方に」で、 (略)興味本意の低調なものが、少年少女の科学知識をどれほど損ふか、筆者は平日動物園で沢山の例を見てきました。先づ正しい良い本に目をならす事が肝要です。 と述べている。これを執筆した時は大阪市天王寺動物園の職員で、昭和20年3月から21年2月までは園長となっている。筒井の『町人学者の博物誌』(河出書房新社、昭和62年1月)の「バードウォッチングの思い出」によると、 私は大正十三年に京大(そのころは京都帝国大学であった)の理学部動物学科に入り、大学院では生態学を専攻した。そのときの指導教授はもうなくなられた川村多実二先生であった。野鳥研究の権威であり
2019年3月26日、欧州研究図書館協会(LIBER)は、同日に欧州議会で可決されたEU著作権指令改正案(New European Copyright Directive)について、改正の意義を評価しつつ、一部の条項に懸念を示したコメント“LIBER Cautiously Welcomes Copyright Improvements for Libraries”を発表しました。 同記事では、人工知能の基礎を形成するテキスト・データ・マイニング(TDM)が著作権の例外になったこと、著作権保護期間内でも商業的な利用のない作品を大規模にデジタル化可能になったこと等を挙げて、ヨーロッパの図書館、教育・研究コミュニティに有意義な改正であったと評価しています。 一方、第11条(「リンク税」)に定められた著作権の適用範囲が明確でなく、自由な情報流通を阻害する可能性があること、第13条でオンラインコンテ
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