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ブックマーク / www.sankei.com (224)

  • 【加計学園問題】前川喜平氏、安倍首相答弁に「私の名前使わないで」(1/2ページ)

    文部科学省前事務次官、前川喜平氏は15日、安倍晋三首相が14日の参院と衆院の予算委員会での答弁で、前川氏に言及したことについて、「内容は私の事実認識に反する」とするコメントを代理人弁護士を通じて報道機関に出した。 学校法人「加計学園」の獣医学部新設をめぐり、安倍首相が「前川次官も含め、誰一人として私から何らか指示を受けていない」などと答弁したことに対し、「(獣医学部新設への関与を否定する材料として)私の名前を使わないでいただきたい」と抗議している。 全文は以下の通り。 ◇ 5月14日の衆参両院の予算委員会において、安倍首相は再三にわたり私の名前に言及しましたが、その発言内容は私の事実認識に反するものでしたので、以下の点を明らかにしておきたいと思います。 1 国民民主党玉木雄一郎衆院議員の質問に対し、安倍首相は、「(加計学園は)ずっと構造改革特区のときから岩盤規制に穴を開けようとしてきたのは

    【加計学園問題】前川喜平氏、安倍首相答弁に「私の名前使わないで」(1/2ページ)
  • 中世の横穴式墳墓「やぐら」の実態解明へ 鎌倉市と中国が共同研究(1/4ページ)

    神奈川県鎌倉市周辺の山々や崖地に存在する中世の横穴式墳墓「やぐら」。約5キロ四方のエリアに少なくとも2000~3000基のやぐらがあるとされるが、分布状況や発生の起源についても不明点が多いのが現状だ。宅地開発や風化の影響で崩壊が危惧されるなか、今年に入って市教育委員会が石窟遺跡が残る中国・龍門の研究者と共同研究を開始し、市議会も「やぐらの保護・整備を求める意見書」を全会一致で可決した。謎の多いやぐらの実態解明につながるのか。注目が集まる。(川上朝栄) ◆ 崩壊の危機に やぐらは崖面に長方形の横穴を掘り、石塔や石仏を建てて供養する中世の墳墓で、13世紀後半の鎌倉時代中期から15世紀の室町時代中期までに造られたとみられる。鎌倉市を中心に隣接する逗子市や横浜市金沢区、一部は鎌倉武士の故郷とされる房総半島にも点在するが、「圧倒的に鎌倉市内に多い」(市教委)。 三方を山々に囲まれ、平地の少ない鎌倉な

    中世の横穴式墳墓「やぐら」の実態解明へ 鎌倉市と中国が共同研究(1/4ページ)
  • 南ア「市全体が博物館」 歴史や文化500件、デジタルで公開へ

    南アルプス市は、縄文時代以降の市の歴史や伝統文化を動画や写真、文字情報で閲覧できる「デジタルアーカイブ」を制作し、今秋に専用サイトで公開する。パソコンのほか、市内90カ所の情報発信板のQRコードにスマートフォンをかざし、サイトがみられるようになる。神社仏閣など文化財、地域住民の口承や写真といった約500件の地域情報を、サイトの地図上のアイコンや検索ワードで探す仕組みだ。市全体を博物館に見立て、観光振興や小中学生のふるさと教育に活用する。 デジタルアーカイブは南アルプス市の「ふるさと○○(まるまる)博物館」事業の一環で、同市によると県内初で、全国的にも珍しい取り組みという。 同市文化財課が、東日大震災の被災記録を保存・伝達するアーカイブの制作などで知られる東京大学大学院の渡辺英徳教授と共同で進めている。 地域情報には古民家、石像、古木、民具、祭りなども含まれる。サイトの地図上のアイコンをク

    南ア「市全体が博物館」 歴史や文化500件、デジタルで公開へ
  • 少数民族からの要請で大阪・民博の展示物非公開に 「多くの目に触れてはいけない神聖なもの」(1/2ページ)

    国立民族学博物館(大阪府吹田市)で開催中の特別展で、北米の少数民族側からの要請を受け、一部展示物を非公開とする措置が取られていることが31日、分かった。宗教儀礼的にふさわしくないとして事実上の抗議を受け、民博は、文化的配慮から公開を見送ったという。こうした例は世界的にも増えているとされ、今後の民族文化の継承などに影響を与えそうだ。 特別展は3月8日から開催されている「太陽の塔からみんぱくへ 70年万博収集資料」。昭和45年の大阪万博開催に向け、万博収集団が集めた神像や仮面など約2500点を展示するなどしている。 その中で、展示が見送られたのは、米アリゾナ州の先住民族「ホピ」に伝わる「カチーナ神像」と呼ばれる木彫像(約30センチ)。頭部に羽根飾りがあしらわれた白く着色された木像で、万博時には太陽の塔内部で展示されていた。

    少数民族からの要請で大阪・民博の展示物非公開に 「多くの目に触れてはいけない神聖なもの」(1/2ページ)
    tsysoba
    tsysoba 2018/04/01
    博物館・美術館での神社仏閣系の展示に宗教儀式が含み込まれつつあることと、並行した流れなのかも。
  • 文化財保護に「毎年寄付」 日新電機グループ社会貢献基金が京都市などと連携協定締結

    日新電機(京都市右京区)が設立した日新電機グループ社会貢献基金が、文化財の保存、活用や京町家の保全に役立ててもらうため、京都市と京都市景観・まちづくりセンターに毎年寄付を行う内容の連携協定を締結した。 同社は昨年、創立100年を機に同基金を設立。約1億円を原資として奨学金制度と京都を中心とした歴史文化財や環境活動への協力などを行う。今回の連携協定は、文化財保護活動の一環で、毎年3者で協議しながら寄付額を決めるという。 小畑英明理事長は5日の調印式で「包括的に寄付してそれを文化財保護に活用してもらうというスキームはまだ世の中にないと聞いた。京都が文化都市として一層発展することに少しでもお役に立てればと思っています」とあいさつした。 日新電機は平成27年度から毎年寄付を行っており、協定締結にあたって市に250万円、同センターに50万円を寄付した。 基金の奨学金制度は、電気系や情報系などの大学

    文化財保護に「毎年寄付」 日新電機グループ社会貢献基金が京都市などと連携協定締結
  • 豪州国立公文書館が戦前の日系企業の資料などを国立公文書館に寄贈へ 家族写真なども

    幸三地方創生担当相は18日、オーストラリア国立公文書館(NAA)から、戦前に現地で活動していた日系企業の資料など文書箱約3300個分が国立公文書館(東京・北の丸公園)に寄贈されると発表した。資料は日系企業の現地での活動や社員の家族に関する記録で、当時の日系社会の様子などをうかがい知ることができるという。 資料は、戦前に現地で活動していた横浜正金銀行(現・東京三菱UFJ銀行)や三菱商事など12社の記録で、明治32(1899)年から昭和16(1941)年に作成された。会社の帳簿だけでなく、社員の家族写真なども含まれている。先の大戦に伴い豪政府が接収した。 国立公文書館によると、外国の政府機関より資料が寄贈されるのは今回が初めて。資料はNAAシドニー分館で保管・公開されてきたが、終戦70年を迎えた平成27年、日豪両政府の交流の一環としてNAA側から寄贈の申し入れがあった。 資料は10月ごろに

    豪州国立公文書館が戦前の日系企業の資料などを国立公文書館に寄贈へ 家族写真なども
  • 【直球&曲球】中江有里 図書館と書店は本を守り、読者育成という立場では同じ

    子供の頃から学校の図書室、近隣の図書館によく足を運んだ。今も仕事趣味図書館や書店に行くが、ただを並べるだけでなく、カフェを併設したり、イベントスペースを設けたり、とさまざまな工夫を凝らした空間作りがなされていて、好き以外の人々にも受け入れられているようだ。 ところで昨秋、文芸春秋の松井清人社長が全国図書館大会のシンポジウムで「図書館は文庫を貸し出さないでほしい」と主張されたことが話題になった。が売れにくい時代、単行が刊行数年で文庫化してようやく採算が取れるはずが、図書館で文庫を借りられることでビジネスモデルが崩れてしまうという。 作家の中には、刊行半年は図書館に置かないでほしい、と要望する方もいる。買わずに借りて読まれるばかりでは印税が入らない。すなわち生活が成り立たず、作家業が続けられなくなる恐れがある。 図書館の貸出冊数の急増が書店の売り上げ減少に関係すると思われる向き

    【直球&曲球】中江有里 図書館と書店は本を守り、読者育成という立場では同じ
  • 松前藩最古のアイヌ宛文書 ロシアの図書館で発見 - 産経ニュース

    江戸時代の1778(安永7)年に、当時の松前藩が北海道東部のアイヌ民族の有力者に宛てた文書がロシア・サンクトペテルブルクの国立図書館に保存されているのを東京大史料編纂所などの研究チームが発見した。松前藩がアイヌに送った文書としては最古の原とみられ、松前藩のアイヌ政策を知る上で貴重な史料となる。 文書は松前藩の「蝦夷地奉行」が「ノッカマップ」(現在の北海道根室市)のアイヌ有力者ションコに宛てたもの。内容は(1)けんか・口論の禁止(2)アイヌと和人が交易で使う小屋の火の元の用心(3)和人の漂流船への救助、対応の規定(4)和人の漂流民を和人が滞在する場所まで送り届ける指示-の4項目から成り、これらを守らなかった場合は処罰するとしている。 共同研究者の北海道博物館(札幌市)の東俊佑学芸主査によると、文書は2016年10月に図書館で日関連の史料を閲覧中に偶然、発見した。(共同)

    松前藩最古のアイヌ宛文書 ロシアの図書館で発見 - 産経ニュース
  • 「みうらじゅんフェス!」 バカ+還暦=「バ還暦」迎え〝頭の中〟を公開!…「収集癖と発表癖」の全貌(1/4ページ)

    「マイブーム」「ゆるキャラ」の名付け親であり、仏像ブームなどを牽引(けんいん)してきた作家・イラストレーターのみうらじゅんさん(60)。サブカルチャー界の奇才も還暦を迎え、公立美術館で初となる大規模個展「みうらじゅんフェス! マイブームの全貌展」が川崎市市民ミュージアム(神奈川県)で開催中だ。幼少期から現在まで、集めに集め、作りに作った圧倒的数の展示物は、あきれるほどばかばかしくて、あきれるほど感動的。人は「60年間の頭の中、みたいなものかな」と話す。(黒沢綾子) 「公立の美術館で僕の個展を開くこと自体、おかしい」。みうらさんは笑いつつ言葉を継ぐ。「誤解を生むには絶好の場所だよ」 アートなのか文芸なのか、はたまた民俗資料なのかどうかは見る人が決めればいい。公立という権威がお墨付きを与えるとすれば、それも面白い。だけど、恐らく「僕以外の人には無意味なものがわんさと集まってる」。紙連載「収

    「みうらじゅんフェス!」 バカ+還暦=「バ還暦」迎え〝頭の中〟を公開!…「収集癖と発表癖」の全貌(1/4ページ)
    tsysoba
    tsysoba 2018/02/09
    木下直之先生のコメントもあり。
  • afr1802080005-n1.html

    12月9日に配信した「危険顧みず日人救出し意識不明の米海兵隊員 元米軍属判決の陰で勇敢な行動スルー」の記事中にある「日人を救助した」は確認できませんでした。現在、米海兵隊は「目撃者によると、事故に巻き込まれた人のために何ができるか確認しようとして車にはねられた。実際に救出活動を行ったかは確認できなかった」と説明しています。 記事は取材が不十分であり削除します。記事中、琉球新報、沖縄タイムスの報道姿勢に対する批判に行き過ぎた表現がありました。両社と読者の皆さまにおわびします。 ◆検証 「危険顧みず日人救出し意識不明の米海兵隊員 元米軍属判決の陰で勇敢な行動スルー」報道 紙は、昨年12月1日に沖縄県沖縄市で発生した車6台の多重事故に関する自社報道の内容を検証した。事故ではねられて一時意識不明の重体となった在沖米海兵隊のヘクター・トルヒーヨ曹長について「横転した車両から50代の日人男性

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  • 今治の「蟹工船」実業家・八木亀三郎邸宅など資料館として来春開館

    歴史資料約2000点も収蔵 世界有数の海事都市として知られる愛媛県今治市の礎を築いた実業家、八木亀三郎(1863〜1938年)の邸宅と海事会社「八木店」が来春、同市波止浜に「八木店資料館」として開館する見込みとなった。 八木は明治から昭和にかけて、北洋漁業や南方貿易などを手がけ、蟹(かに)工船の先駆者として知られる。今治瓦斯(現四国ガス)を創業したほか、今治商業銀行頭取や旧波止浜村長を務めるなど政財界で活躍した。 資料館は八木が経営した八木店と旧邸宅で構成され、大正7年に建築された。敷地面積約4200平方メートル、建物は和風の木造2階建てで約574平方メートル。 庭には蟹工船によって運ばれたという巨石がふんだんに配され、勇壮な山水美を醸し出している。店の奥座敷には日画家、横山大観の弟子で今治市出身の画家、大智勝観のふすま絵も施され、「蟹御殿」の名で親しまれたという。 当時、県内

    今治の「蟹工船」実業家・八木亀三郎邸宅など資料館として来春開館
  • 【国語逍遥】(92)清湖口敏 「くずし字アプリ」 若者に倣って古文献の解読を(1/4ページ)

    11月10日付で各紙が報じた今年の「ユーキャン新語・流行語大賞」の候補30語には、恥ずかしながら知らない言葉がたくさん交じっていた。「刀剣乱舞」もその一つで、ネットで調べてみてそれがゲームの名前であることを知ったとき、「そういえば」と頭をかすめるものがあった。「コレが例のアレだったか」…。 実は最近、くずし字の解読に興味を覚えだした。若い頃に少しばかり書をかじり、変体仮名なども学んだはずなのだが、どうやら一向に身についていないものと思われる。 新聞ではしばしば、龍馬や漱石といった歴史的人物の手紙などが写真で紹介され、その達筆ぶりに感銘を受けたりはするのだが、では、そこに何が書かれてあるのか解読せよといわれると、悲しいかなさっぱり読めない。古文献が今、私たち現代人にとって確実に近しい存在になりつつあるというのに、である。 国立国会図書館や国文学研究資料館などが大量のデジタル画像をウェブ上に公

    【国語逍遥】(92)清湖口敏 「くずし字アプリ」 若者に倣って古文献の解読を(1/4ページ)
  • 【政界徒然草】日本の美術工芸品を守れ! 「今の税制は文化を削ぎ落とす」と渡部昇一氏も訴えていたではないか(1/4ページ)

    【政界徒然草】日の美術工芸品を守れ! 「今の税制は文化を削ぎ落とす」と渡部昇一氏も訴えていたではないか 佳境を迎えた平成30年度の税制改正論議で、美術品など文化財を対象とした相続税の納税猶予の特例措置が検討項目に上った。背景にあるのは、価値ある文化財が、相続税納付のために売却され、結果として散逸したり、所在不明になったりすることへの懸念だ。日の古美術品の人気は諸外国でも高まっており、貴重な美術品や文化財の海外流出を防ぐためにも、安定した「継承」や「保存・管理」のための税制・予算上の対策が急務となっている。 「日文化財を国内に残して守るためにぜひ『◯』でお願いします」 6日午後、東京・永田町の自民党部9階で開かれた税制調査会会合で、丸川珠代前五輪相(46)や山谷えり子党文化立国調査会長(67)らはこう訴え、美術品・文化財への相続税の納税猶予のための特例措置の導入を強く求めた。 党税

    【政界徒然草】日本の美術工芸品を守れ! 「今の税制は文化を削ぎ落とす」と渡部昇一氏も訴えていたではないか(1/4ページ)
  • 瀬戸内海に浮かぶ男木島の図書館、交流の場に 移住夫婦が古民家を改修 - 産経WEST

    高松港からフェリーでおよそ40分、瀬戸内海に浮かぶ男木島(おぎじま、高松市男木町)に、移住した夫婦が古民家を改修してつくった「男木島図書館」がある。昨年2月に開館。子供たちの学習環境というだけでなく、島民や移住者の交流の場になっている。 男木島は面積1・34平方キロ。今月1日時点で105世帯162人が住んでいる。 図書館は、ウェブデザイナーの福井順子さん(43)らのNPO法人が運営。草木に覆われ、空き家だった築約80年の民家を1年がかりで改修した。窓が多く、明るい室内の棚には児童書や海外文学、写真集など約5千冊の蔵書が並ぶ。 男木島は夫の大和(やまと)さん(40)の古里。平成26年に大阪から娘(13)と一家で移住した。小中学校は休校していたが、転居前から他の移住者らと市議会などに働き掛け、同年春に再開された。 心配だった子供の学習環境だけでなく、「後に移住する人が過ごしやすい場所をつくりた

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  • 国産初のテレビアニメ「鉄腕アトム」、幻の未放映シナリオ見つかる…手塚治虫の修正指示の書き込みも(1/3ページ)

    昭和38(1963)年1月から放映された初の国産テレビアニメシリーズ「鉄腕アトム」の第1話で、放映されなかった幻のシナリオが存在したことが分かった。映画史研究家の牧野守さん(87)=東京都国分寺市=が構想したシナリオで、原作者の故手塚治虫さん(1928〜89年)が修正を指示した書き込みも残っていた。専門家らによると、手塚さんの、人間という存在を見つめようとした深いテーマ性と、国産アニメ第1号にかける意気込みが伝わってくるという。(横山由紀子) 国際日文化研究センター(京都市西京区)の大塚英志(えいじ)教授(59)=まんが表現史=の調査で明らかになった。見つかったのは、「第1話 フランケンシュタインの巻」と題した原稿用紙36枚分の手書きシナリオ。牧野さんが都内の自宅で保管していた。 牧野さんは当時、記録映画の現場で働く無名の若者。手塚さん側の誘いで契約を結び、脚を担当することになったとい

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  • 産経新聞出版、潮書房光人社を買収

    産経新聞出版は18日、月刊誌「丸」など軍事・戦記関係の雑誌・書籍で知られる老舗出版社、潮書房光人社(東京都千代田区)を子会社化することで、同社と合意したと発表した。潮書房光人社を事業会社と資産管理会社に分割し、産経新聞出版が事業会社の全株式を買い取る。実施日は11月1日で、買収額は非公表。 潮書房光人社は昭和31年設立。23年創刊の軍事雑誌「丸」の刊行を31年から受け継いできたほか、元海軍パイロットで「撃墜王」と呼ばれた坂井三郎氏の「大空のサムライ」をはじめ、戦記ものを中心に約1千点をラインアップした文庫レーベル「光人社NF(ノンフィクション)文庫」を刊行している。

    産経新聞出版、潮書房光人社を買収
  • 【赤字のお仕事】取材後記(1) 市川清流と「後藤論文」 意味ある大きな出会い(1/4ページ)

    平成14(2002)年5月に叙勲を受けられたときの記念撮影。日大名誉教授の後藤純郎氏(右)との千恵子さん=後藤千恵子さん提供 私の連載では、幕末の外字翻訳文や明治初期の新聞記事などで校閲・校正に手腕を発揮した市川清流(渡、1822〜79年)の足跡を追った。自分の給与を割いて新聞の校正主任に清流を招いた福地源一郎に「校正畏(おそ)るべし」と言わしめたのは有名だ。 「赤字のお仕事」では平成24年5月から、文が終了した前回(29年6月)まで計36回の掲載となった。 連載の取材では全国に出掛けた。清流その人や関わりのある人物・事柄と、歴史的な背景を知るため30人以上に話を聞かせていただいた。同時に必要な資料や文献も集めた。国立国会図書館や各自治体の図書館、大学、諸官庁など関係各所から収集した資料はA4判に複写するなどし、まとめたファイルが20冊、買い求めた書籍は主なもので10冊ほどとなった。

    【赤字のお仕事】取材後記(1) 市川清流と「後藤論文」 意味ある大きな出会い(1/4ページ)
    tsysoba
    tsysoba 2017/08/31
    市川清流に関する連載(「赤字のお仕事」シリーズ内「新聞校正」)の後記として後藤純郎「市川清流の生涯:『尾蠅欧行漫録』と書籍館の創立」 http://ci.nii.ac.jp/naid/40002978275 を紹介。
  • 文化財保護法改正へ 総合的な保存活用を支援 来年1月の法案提出目指す(1/2ページ)

    文化財保護法の改正に向け、文化審議会の調査会は2日、文化財を地域振興に活用する仕組みづくりを柱とする中間まとめ案を示した。市町村が地域で継承されている未指定も含めた文化財に民間の収益事業なども組み合わせた計画を作成し、国が認定する制度を創設。個別の文化財保護から総合的な保存活用の支援へ転換を提案している。 11月までに報告を取りまとめる予定で、文化庁は来年1月の改正法案提出を目指す。同法の見直しは、保護対象を文化的景観に拡大した平成16年改正以来、14年ぶり。現行法は文化財の指定・登録や変更の手続きを定めているが、活用するための施策は盛り込まれておらず、実現すれば成立以来の抜的な改正となる。 中間まとめ案では、未指定文化財や周辺環境なども含め総合的に保存活用する基計画を市町村が作成できるとしている。国が計画を認定し、補助や税制優遇措置などの支援を行う方向で検討する。 民間による観光関連

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  • 愛新覚羅溥傑家ゆかりの品展示 次女の寄贈品 関学大博物館

    会場で溥傑の書「宿愛女家詠即興」に目をやる福永●生さん=西宮市上ケ原一番町 ●=女へんに雨、その下に誇のつくりで大を取る 「ラストエンペラー」として知られる中国・清朝最後の皇帝、愛新覚羅溥儀(あいしんかくら・ふぎ)(1906〜67年)の弟の溥傑(ふけつ)(1907〜94年)とその家族の足跡をたどる展覧会「日中のかけはし-愛新覚羅溥傑家の軌跡」が、関西学院大博物館(西宮市上ケ原一番町)で開催されている。溥傑の次女で同市在住の福永●生(こせい)さん(77)からの寄贈品約千点のうち約50点が展示され、一家が日中友好へ懸けた思いが感じ取れる。22日まで。 溥儀を皇帝とする満州国が建国された後、軍人となっていた溥傑は昭和12年、日満親善の象徴として昭和天皇の遠縁にあたる嵯峨浩(ひろ)(1914〜87年)と結婚。3年後には福永さんが生まれた。だが終戦により満州国が消滅すると、溥傑は兄とともにシベリアに

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  • 【ネットの話題】日本初の雑誌図書館「大宅壮一文庫」 インターネット隆盛で経営危機もネットの力で資金が集まり、存続に希望も - 産経ニュース

    国内に流通する主要な雑誌などをそろえる日初の雑誌図書館「大宅壮一文庫」(東京都世田谷区)が、5月に財政立て直しを図りクラウドファンディングを利用した支援を呼びかけたところ、3日間で目標金額の500万円を獲得した。利用者離れが進み、年間2千万円の赤字が続いている同文庫にとっては、久々の明るい話題。インターネットの隆盛で苦境に立たされた図書館が進化するネットに助けられた形だ。 驚くほどの早さで達成 同文庫が、インターネットを利用し運営資金を募るクラウドファンディングで支援を呼びかけたのは、5月18日。「6月30日までに500万円を集め、1万種類78万冊の雑誌の記事索引データベースシステム改修費用などを捻出したい」としていたが、報道された効果もあってか、わずか3日間で目標額に到達した。 その後も支援は寄せられ、6月16日正午現在で607人から675万円を集めた。予定通り、今月30日午後11時ま

    【ネットの話題】日本初の雑誌図書館「大宅壮一文庫」 インターネット隆盛で経営危機もネットの力で資金が集まり、存続に希望も - 産経ニュース