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ブックマーク / globe.asahi.com (9)

  • 中国雑技団の「生きた化石」 激動の近現代史を生き抜いた祖父:朝日新聞GLOBE+

    中国雑技団の『生きた化石』」 「『最後のボス』が亡くなった」 今年7月。そんな見出しと共に、相次いで中国メディアにある男性の評伝が載った。心筋梗塞で95歳で亡くなったということと共に、中国雑技団の団員として、激動の中国歴史の渦の中を生き抜いてきたということが書いてあった。 名前は金業勤。私の祖父のことだった。 ラオイェ(姥爷)。 中国語で母方の祖父のことをこう呼ぶ。中国出身の母と日人の父親がいる私のラオイェ、金業勤は、日製のカメラが大好きで、北京の自宅にはNikonやCanonのカメラが何台も置いてあったのを記憶している。85歳を過ぎてからパソコンとスマートフォンを習い始め、中国国内で海賊版として出回っていたフォトショップを使いこなし、自分で撮った写真を加工するのが趣味だった。 私はラオイェとは血がつながっていない。中国人の祖母(89)とは、私が産まれた少しあとに結ばれた再婚同士の

    中国雑技団の「生きた化石」 激動の近現代史を生き抜いた祖父:朝日新聞GLOBE+
    tsysoba
    tsysoba 2020/11/18
    文化外交の事例の一つとしても、貴重な証言なのでは。
  • 日本アニメは世界の潮流から外れている 片渕須直監督が本気で心配する、その将来:朝日新聞GLOBE+

    【関連記事】世界で急成長の日アニメ、海外勢が猛追 輝き続けるカギは? 片渕監督の眼 【関連記事】なぜ日アニメは世界で愛される ディズニーとは対極の「ガラパゴスの力」 ――日のアニメには、見ている人が自分自身の人生と重ねて入り込める、共有できるストーリーが多いと、海外のアニメファンの多くが言っていた。だからこそ、国籍に関係なく、様々な国で受け入れられるのではないでしょうか。 えっとね、違うかもしれないんだけども、ある意味、日のアニメーションがティーンエージャーより上の世代に向けて特化していった、対象年齢を特化していった結果だと思うんですよ。例えば、ピクサーなどはまだ子供のために見せるという使命が残っていますよね。日はもうないですよ。 それはね、逆に言うと、そこが穴場なんです。「我々の世代に向けて語ってくれるメディアってない」と、ティーンエージャーや20代前半の人が思うわけです。とこ

    日本アニメは世界の潮流から外れている 片渕須直監督が本気で心配する、その将来:朝日新聞GLOBE+
    tsysoba
    tsysoba 2020/03/06
    子ども向けも、大人向けも失われ、全てが長い長い思春期向けになってきている日本のアニメの現状についての話、かと。
  • 「難民の記憶の糸はここに」 スイス・ジュネーブでUNHCR担当者に聞く:朝日新聞GLOBE+

    UNHCRは1950年に国連機関のひとつとして立ち上げられた。難民や国内避難民、帰還民や無国籍者が避難先や移住先の国で支援を受けられるよう、各国政府に働きかけている。発足当時の難民は100万人ほどだったが、いまや6500万人にふくれあがり、128カ国で活動を行っている。 当初、UNHCRではアーカイブをつくることはルール化されていなかった。 データは作られ保管されていたが、組織内での利用にとどまっていた。研究者でもあった緒方さんは研究者やジャーナリストたちにも記録が公開されるべきだと考えた。90年に高等弁務官に就任し、96年にアーカイブは始まった。 緒方さんは退任した2000年、高等弁務官としての最後の日にUNHCRの書庫を訪れた。自分の名前が書かれたファイルがきちんとそこにあるかを確認したのだ。私はまだ課長ではなくスタッフだったが、その場にいて緒方さんにアーカイブを見せることができた。今

    「難民の記憶の糸はここに」 スイス・ジュネーブでUNHCR担当者に聞く:朝日新聞GLOBE+
    tsysoba
    tsysoba 2019/10/30
    2017年9月の記事。緒方貞子氏がUNCHRのアーカイブズ整備に果たした役割を紹介。緒方氏をサポートした日本のアーキビストについても言及。
  • 「公共」って何だろう?日米の違いを考える:朝日新聞GLOBE+

    およそ半世紀前の話である。アメリカ東部コネティカット州で、通学途中の小学生2人が姿を消した。姉のクローディアは11歳、弟のジミーは9歳。2人の行方は1週間たっても分からなかった。これは誘拐ではなく、家出だった。しかも、不思議な家出だった。家出を計画したクローディアには、独自の哲学があった。 「あたしの家出は、ただあるところから逃げだすのではなく、あるところへ逃げこむのにするわ。どこか大きな場所、気持ちのよい場所、屋内、その上できれば美しい場所」 そう決心した彼女が選んだのが、ニューヨークのメトロポリタン美術館だった。 アメリカ児童文学の名作「クローディアの秘密」(E.L.カニグズバーグ作、松永ふみ子訳、岩波少年文庫)は、その姉と弟が繰り広げる冒険の物語(フィクション)である。 「クローディアの秘密」(岩波少年文庫) 葉を隠すには森が一番と言われるように、2人は美術館の雑踏の中に身を隠した。

    「公共」って何だろう?日米の違いを考える:朝日新聞GLOBE+
    tsysoba
    tsysoba 2018/08/27
    米国の美術館と図書館を題材に。
  • 官僚目線の議論を/30年前に不正事件相次いだ豪州の教訓~日本アーカイブズ学会報告から -- 記録の力 -- 朝日新聞GLOBE

    TOP 特集 記録の力 [Webオリジナル] 記録を語る - 官僚目線の議論を/30年前に不正事件相次いだ豪州の教訓~日アーカイブズ学会報告から 4月中旬、日アーカイブズ学会の年に1度の大会が開かれた。その中で、「アーカイブズとアカウンタビリティ(説明責任)」をテーマに公文書管理のよりよいあり方が議論された。歴史家の視点からの問題提起をした東大大学院の川島真教授と、豪州が30年前に経験した不正事件とその後の制度整備を日の現状と比較したアーキビストの大木悠佑氏の話を紹介する。(GLOBE記者:高橋友佳理) 日アーカイブズ学会2018年度大会での討論の様子=写真はいずれも高橋友佳理撮影 川島真・東大大学院教授(アジア政治外交史) 官僚にインセンティブを まず国家と国家の構成員である国民との間の契約関係の根幹として、アカウンタビリティーがある。構成員が国家のやっていることを検証するために

    官僚目線の議論を/30年前に不正事件相次いだ豪州の教訓~日本アーカイブズ学会報告から -- 記録の力 -- 朝日新聞GLOBE
    tsysoba
    tsysoba 2018/05/01
    これは公文書問題に関心のある方々必読では。
  • ルールはあっても専門職がいない 日本の文書管理はどこが問題か:朝日新聞GLOBE+

    ――今の日における問題は何が原因だと思いますか。 その前に、まず「記録」の意味を押さえておきたい。日ではあまり「記録」が重視されず、そもそも文書と記録の区別も明確ではない。欧米では一般的な文書(document)と記録(records)は明確に区別されており、記録は重要なもの、侵すべからざるものと認識されている。従って記録管理の国際標準では「法的な義務の履行または業務において証拠及び情報資産として作成、保持される情報」と定義される。日で文書が粗末に扱われる背景には、このような記録の概念がないことが考えられる。 日の組織の大きな問題は、現在使われている段階(現用)の文書と非現用のアーカイブズ(公文書館等)が繋がっていない点だ。つまり現用の保存期間が満了した文書の中から、歴史的に重要な文書がアーカイブズへ移管されず保存されないのである。これでは歴史が残らず、過去に学ぶことができない。良

    ルールはあっても専門職がいない 日本の文書管理はどこが問題か:朝日新聞GLOBE+
  • 記録の力 -- 朝日新聞GLOBE

    最近、何かと問題になっている「記録」。記録はなぜ必要なのか。その力とは。各国の記録の番人たちを訪ねてその答えを探した。

    記録の力 -- 朝日新聞GLOBE
  • 朝日新聞グローブ (GLOBE)|World Economy―先読み世界経済 猪木武徳

    [第16回] 「公」を知るリーダーを育てよう 「古典」を学ぶ意味を考える 猪木武徳 Takenori Inoki 国際日文化研究センター所長 日の人材の分布構造について、しばしば次のようなことが指摘されてきた。日には将官クラスより下には優れた人材が多い。しかし欧米に比べると大将・中将には傑出したリーダーが少ないと。 猪木武徳氏 企業でも、直接生産部門の現場作業者がかなり高度の判断業務を行い、日の国際競争力の源泉となってきた。行政官庁でも、出世競争の見通しがついた局長よりも、課長補佐クラスが法案の策定に中心的な役割を演じている。 学問の世界でも分野によっては、先端の研究は30歳代までの研究者が活発で、40歳代を過ぎると学内行政や学会活動に熱心なものが多くなると言われる。 いずれも日の中間層の厚さ、現場の担当者の能力の高さを示す人材の分布構造だとされてきた。しかしこの強みは、単なる「

  • 朝日新聞グローブ (GLOBE)|電子ブックは 紙を超えるか The Future of Digital Media Devices

    はやっぱり「紙」に限る。そんな感覚が、過去のものになるかもしれない。次々に登場する電子ブック端末は、より紙に近づくことで存在感を増し始めた。ネットワークと新たなモノづくりがこれを支える。主役は米国と台湾、そして中国。日勢の影は薄い。

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