米Googleが5月10日(現地時間)に日本語対応を発表したチャットAI「Bard」。ChatGPTなどの対抗馬とも目されるサービスで、SNSでも注目が集まっている。一方、発表時のプレゼンテーションに対して「Googleでもダメか」などと、落胆の声も出ている。原因はプレゼン資料で使っていたフォントだ。 GoogleはBardの日本語対応を発表する際、「Japanese」ではなく、大きく「日本語」と書いたスライドを使用。同時に対応を発表した韓国語と合わせ、各国の言語への理解をアピールしていた。ただし、使っていたフォントは中国語繁体字と思しきもの。「語」のごんべんの点がはねており、間違いではないものの、日本語ネイティブからすると少し違和感があるものだった。 Twitterでは「Googleに日本語フォントが理解されていない」「Googleの人、知らない言語のフォントとか興味ないんだね……」とい
KingstonのNVMe SSDのファームウェアに有名楽曲の歌詞が見つかりました。何を言っているのか意味がわからないと思いますが、文字通りの意味です。 Kingstonが公開しているKC2000 NVMe PCIe SSD用ファームウェアには、以下の文字列が含まれています。 Kingston KC2000用ファームウェアの中身 「ComeUpToMeet YouTellYouImSorry~」と続くこの文字列は、コードとかではなく、イギリス出身のロックバンド、コールドプレイ(Coldplay)の楽曲『The Scientist』の歌詞です。ファームウェアの圧縮ファイルを解凍して、『S2681103.bin』をメモ帳などで開き、「Come」で検索すると見つけることができます。 では、いったいなぜ、SSD用のファームウェアにこの歌詞が含まれているのでしょうか。わかりません。謎です。 このファ
駅から遠い場所が分かる地図 今回、こんな地図を作った。どの駅からも遠い場所ほど赤く、近いほど青く塗り分けたものだ。 これは東京の渋谷区や港区のあたり。中央に広尾駅があり、その周辺一帯が赤く、どの駅からも遠くなっているのが分かる。 こんな地図を作ったのには理由がある。当サイトの2006年の記事「陸の孤島が渋谷区にあった」で、山手線内のどの駅からも一番遠い場所を発見して訪れているのだ。その方法がむちゃくちゃ素敵なので改めて紹介したい。 「陸の孤島が渋谷区にあった」の図をもとにアニメーション化したもの 上の図のとおり、 1. 山手線内のぜんぶの駅に小さい丸を打つ 2. 丸を膨らませる 3. 最後まで残った場所がどの駅からも遠い場所 というものなのだ。頭いい! 記事ではその結果として分かった場所へ行っているのだが、記事を書いた林さんによる本文の結びはこうなっている。 ふむふむ、23区内で駅から一番
国内では北海道だけに生息する野鳥のシマエナガが、鏡に映った自分の姿を別の個体だと認識し、追い払おうとする珍しい映像が釧路市で撮影されました。 “雪の妖精”とも呼ばれるシマエナガは、3月から6月にかけて繁殖期を迎え、この時期、つがいが懸命に巣作りをしています。 こうした中、4月中旬、釧路市の山中で、シマエナガの珍しい行動が撮影されました。 撮影したのは、自然写真家の山本光一さんで、映像には1羽のシマエナガが、山本さんの車のサイドミラーや窓に映った自分の姿めがけて飛びかかったり、威嚇したりする姿が収められています。 山本さんによりますと、この近くには巣があり、鏡に映った自分の姿を縄張りに侵入してきた別の個体だと認識して、追い払おうとしたとみられるということです。 シマエナガは、繁殖期以外は群れで行動する鳥ですが、巣作りや産卵の時期には、ほかの個体に対して攻撃的になることもあるということです。
衝撃的な勢いで広がる、米OpenAIの対話型AI(人工知能)チャットツール「ChatGPT(チャットGPT)」。本連載では、ChatGPTに加え、画像を生成する「Midjourney(ミッドジャーニー)」など、生成AI(ジェネレーティブAI)がどのように生活を変え、マーケティングに影響を及ぼすのか、生成AI領域のアドバイザリーを行う梶谷氏が解説している。第2回は、ChatGPTなどの力を最大限に引き出す「プロンプトエンジニア」という新たな職業の胎動と限界に触れつつ、AI時代の必須スキルについて分析していく。 米OpenAIの「ChatGPT」や米Googleの「Bard」などの対話型AI、同OpenAIの「GPT4」や米Anthropic(アンスロピック)の「Claude(クロード) 」などのLLM(大規模言語モデル)が発展している。そんな中で、高度なプロンプト(編集部注:指示をする文字列
Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。Twitter: @shiropen2 東京工業大学アスピレーショナル・コンピューティング・ラボに所属する研究者らが発表した論文「Linguistic Dead-Ends and Alphabet Soup: Finding Dark Patterns in Japanese Apps」は、悪意のあるインタフェースデザイン「ダークパターン」がどのくらい含まれるか、日本の人気モバイルアプリで調査した研究報告である。 多くのダークパターンが発見されたが、分析する過程で新種のダークパターンが存在することが分かった。 ダークパターンとは、悪意のあるインタフェースデザインパターンの一種で、エンドユーザ
無意味な目標管理シート どの会社でも大抵、新年度に人事から配布される目標管理シート。四月に今年度の目標を記載し、上長に提出する非常に面倒なものです。 私は正直、このような目標管理シートは会社や人事の自己満足に過ぎず、これによって会社の業績が改善するとは到底思えません。 むしろ、目標管理シートを書いて、面談をする手間や工数が無駄で、トータルに見るとマイナスだとさえ感じます。 達成度の基準が曖昧 上長と面談して達成度を確認する面談は、ある意味儀式のようで非常に形式的です。そもそも達成度を評価する基準が分かりにくいです。 営業などであれば、売り上げという分かりやすい評価基準がありますが、設計開発ではどのように評価するというのでしょうか? 例えば、開発リードタイムを従来の八割に抑える目標を掲げても、購買や商社の手配ミスで、部材が指定の納期の間に合わなければ、いくら設計が頑張っても水の泡です。 また
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