少し前に世間ではあおり運転が問題になっていた。エアガンで後ろから撃たれたりするらしい。なんだそれは。あおり運転、一体どんなことになってるんだ。 そもそもあおり運転って何なんだ。ふだん運転しない側からすると言葉を使わずによく「あおり」が分かるものだと思う。飲み会の一気コールとかじゃない、ただの車での移動なのに。 もしかしたら他の行為でも「あおり」は可能なのだろうか。例えば歩行でもあおれるのだろうか。様々なあおりに挑戦してみた。
平穏な街。実はよく見ると、いつ起こるかわからない災害への工夫が至る所に凝らされている。 台風15号の千葉での大被害しかり、僕らがふだんの生活でまさかの事態に遭遇したとき、命を守るのは身の回りにある防災施設だ。 幸いなことに僕らはそれをタダで使える。その存在を把握して、災害の国・ニッポンをしぶとく生き残ろう。 ライター、番組リサーチャー。過去に秘密のケンミンSHOWを7年担当し、ローカルネタにそこそこくわしい。「幻の○○」など、夢の跡を調べて歩くことがライフワークのひとつ。ほか卓球、カップラーメン、競馬が好き。(動画インタビュー) 前の記事:かつて全国販売されていたローカル商品を、アンテナショップで取り戻せ! > 個人サイト 文化放想ホームランライター 首都高速の巨大避難階段へ まずやってきたのが、東京を支える大動脈の首都高速道路である。 大震災発生時、環七から都心方向は車両通行止めとなる
1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと世田谷区で活動。 編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。(動画インタビュー) 前の記事:地元の人がよく行く店リストができた > 個人サイト webやぎの目 教師をやめた小野法師丸さん 店はみさと団地内にある。最寄り駅は新三郷駅 店長の小野さん、小野法師丸さんじゃないか 小野さんはこの店を開くにあたって、それまでの仕事をやめた。もうやめちゃったから書くが、小野さんは小学校の先生だったのだ。そんな堅くて安定した仕事をやめてボードゲームの店!暮らしていけるのだろうか。 旧知の仲だと思って単刀直入に聞きます 小野「そのへんはわからない。どうなっちゃうんだろう。」 この店のシステムは、店内でのプレイはひとり15分100円。1時間遊ぶと400円である。ひとりで来ることはな
1985年福岡生まれ。思い立ったが吉日で行動しています。地味なファッションと言われることが多いので、派手なメガネを買おうと思っています。(動画インタビュー) 前の記事:地下に広がる別世界! 岩塩坑に作られた地底遊園地に行く > 個人サイト Web独り者 彼女がいる風の地主恵亮 ブルガリアヨーグルト 健康のためにヨーグルトを食べるという人も少なくないのではないだろうか。整腸作用などがあり確かにいいのだ。私もほぼ毎日ヨーグルトを食べている。子供の頃からそうで、朝食にヨーグルトが出てきた。私の体はヨーグルトでできている。 明治ブルガリアヨーグルトです! 日本で最初に発売されたプレーンヨーグルトが「ブルガリアヨーグルト」だ。1970年に開催された大阪万博にブルガリア館があり、明治のスタッフがそこでブルガリアヨーグルトに出会い、いろいろあって1971年に「明治プレーンヨーグルト」が生まれた。 美味し
山で肉を焼いて食べると、いつも以上においしく感じるのは何故でございましょう? わたくしは登山をしてテント泊をする時は、ほぼ必ず生肉を持っていき、山で焼いて食べています。そのおいしさたるや。安い肉やホルモンが格別においしく感じるのでございます。 しかし持っていくのは生肉。何時間、時には24時間以上常温で持ち運ぶためには少し工夫が必要なのでございます。 重い荷物を背負って山に登るわけですから荷物の重さにも制限がございます。山で肉を食べるには技術が必要なのです。 あばよ涙、よろしく勇気、こんにちは松本です。 1976年千葉県鴨川市(内浦)生まれ。システムエンジニアなどやってましたが、2010年にライター兼アプリ作家として自由業化。iPhoneアプリはDIY GPS、速攻乗換案内、立体録音部、Here.info、雨かしら?などを開発しました。著書は「チェーン店B級グルメ メニュー別ガチンコ食べ比べ
1975年宮城県生まれ。元SEでフリーライターというインドア経歴だが、人前でしゃべる場面で緊張しない生態を持つ。主な賞罰はケータイ大喜利レジェンド。路線図が好き。(動画インタビュー) 前の記事:エレベーターのショールームで閉じ込められ体験 > 個人サイト 右脳TV 再び調布でグッドラック! 場所は東京都の調布飛行場である。大島など離島への定期便が飛ぶほか、航空写真撮影の拠点となっている飛行場だ。当サイトでもかつて調布でグッドラック!などでおじゃましている。 梅雨明け前であいにくの空模様です。 フェンスの向こうに小型機がたくさん。かわいい。 指定された格納庫に向かうとセスナが!脳裏に流れる山下達郎「RIDE ON TIME」 この飛行機に超精密なバネばかり(航空重力計)を乗せ、これから4年かけて日本全国の空を飛び、10km間隔で重力を測るという。 配付資料に載っていたバネばかりのイメージ。物
外食チェーン最大のライバル関係といえば、「餃子の王将VS大阪王将」だろう。 2店は親族によって発祥し、店名を巡る裁判を経て中華料理の2大チェーンとして火花を散らす。 そこで奇しくも「王将」という将棋の駒を名乗るこの2店のライバル関係を、「将棋」にするとどうなるのか? ライター、番組リサーチャー。過去に秘密のケンミンSHOWを7年担当し、ローカルネタにそこそこくわしい。「幻の○○」など、夢の跡を調べて歩くことがライフワークのひとつ。ほか卓球、カップラーメン、競馬が好き。(動画インタビュー) 前の記事:4万の沖縄人が大移住した鶴見周辺へ。苦難の歴史を越え、古きよき沖縄文化が残る街 > 個人サイト 文化放想ホームランライター 新聞の将棋欄(観戦記)風に書いていく 新聞に載っている、あれのこと(読売新聞2019年6月8日号 池田将之氏の観戦記) このライバル対決は、こうなるであろう展開を想定して新
1992年三重生まれ、会社員。ゆるくまじめに過ごしています。ものすごく暇なときにへんな曲とへんなゲームを作ります。 前の記事:バーでグラスを滑らせたい > 個人サイト ほりげー 「VRをしているのは誰でしょう?」について 最近、VRのOculus Questを買った。VRとはバーチャルリアリティーの略で、ヘッドマウントディスプレイ (この記事ではVRゴーグルと呼びます) をかぶることで、仮想世界があたかも現実に起きているかのような体験をすることができる。 VRを用いて南の島へ現実逃避する筆者 今回はこのVR機器を複数台使って「VRをしているのは誰でしょう?」をする。複数人がそれぞれVRゴーグルをつけるが、本当にVRの映像を見ているのはその中のたった1人。回答者は誰が本当にVRの映像を見ているのかを当てるという遊びである。 この中で本当にVRの映像を見ているのは1人。他の人は真っ暗な画面を見
1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと世田谷区で活動。 編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。(動画インタビュー) 前の記事:ドメインガールと冗談がタスクになることについて > 個人サイト webやぎの目 古墳の横を東急が通っている 冒頭でも書いたが、多摩川の東側、大田区~世田谷区は古墳エリアである(荏原台古墳群と呼ばれている)。その横を東急線が通っているのだ。 今回はまず多摩川駅近くの古墳に行き、北上して別の古墳を満喫しよう。 今回のルート。マンションの広告のように古墳を光らせてみた メンバーは僕のほかにデイリーポータルZのライター、西村まさゆき、伊藤健史、きだてたくの合計4名である。4月に廃線跡を見てはしゃいだDPZ郷土史クルーだ。そこに動画撮影の西垣Dも同行している。 この華のないメンバーの
1974年東京生まれ。最近、史上初と思う「ダムライター」を名乗りはじめましたが特になにも変化はありません。著書に写真集「ダム」「車両基地」など。 (動画インタビュー) 前の記事:1エーカーって何平米?...ふだん使わない単位に換算してみる > 個人サイト ダムサイト ダムライターを名乗ってはいるけれど、もう国内で大規模なダム工事がほとんどなくなってきている時代、全国を見渡してもこれだけの規模のダム建設工事はあといくつもない。ということで、八ッ場ダムに対しては執念に近い熱意で現場を見てきた。 本体を造る場所の土砂を取り払う作業から 取り払って岩盤をきれいに磨いてコンクリートを打ち始めた頃 まだ幼かった八ッ場ダム堤体 急速に成長していく堤体 本体工事が始まる直前のおよそ10年前、中止か継続かで揺れていた頃はニュースやワイドショーで毎日のように是非(主に非)が語られていたけれど、近頃は工事現場の
日本の玄関の前を長い間演出し続けている「あのマット」のメーカーが和歌山県に存在する。50年以上にわたって泥除けマット「コンビマット」を製造している老舗「ジポン」でマット造りのあれこれを聞いてきた。 1975年神奈川県生まれ。毒ライター。 普段は会社勤めをして生計をたてている。 有毒生物や街歩きが好き。つまり商店街とかが有毒生物で埋め尽くされれば一番ユートピア度が高いのではないだろうか。 最近バレンチノ収集を始めました。(動画インタビュー) 前の記事:都内のプールに8,000匹! 「ヤゴ救出大作戦」に参加した > 個人サイト バレンチノ・エスノグラフィー 誰もの記憶にある「あのマット」 以前記事で店舗の軒先にあるウェルカムマットを特集したが、マットの中のマットといえばあのトラディショナルな一品、「緑のひし形模様のやつ」である。 これ。友人の家で飼っていたクワガタが脱走し、この下に潜んでいた事
5月に沖縄県の南大東島と北大東島に行ってきた。沖縄本島の遥か東に浮かぶ絶海の孤島で、周囲を険しい断崖に囲まれていることから波風の影響を受けやすく、フェリーを港に接岸することができない。 なので荷物も人もクレーンに吊るされて乗り降りする――という話を前回の記事「大東島では荷物も人もクレーンに吊るされ上陸する」に書かせて頂いた。 実はその記事ではあえて言及しなかった港が南大東島に存在する。島の北西部に位置する「漁港」である。これが、とにもかくにも凄いのだ。 1981年神奈川生まれ。テケテケな文化財ライター。古いモノを漁るべく、各地を奔走中。常になんとかなるさと思いながら生きてるが、実際なんとかなってしまっているのがタチ悪い。2011年には30歳の節目として歩き遍路をやりました。2012年には31歳の節目としてサンティアゴ巡礼をやりました。(動画インタビュー) 前の記事:大東島では荷物も人もクレ
小学校低学年の息子がいる。水泳が好きで週末によくプールに連れていくのだが、ある日の帰り道、路上で急に立ち止まり、何かを拾い上げた。 「おとうさん、ダイヤひろった!」 子供の手のひらに、大きさ5ミリに満たないほどの、しかし例のあの形にカットされた、キラキラ光る石が乗っていた。 インターネットユーザー。電子工作でオリジナルの処刑器具を作ったり、辺境の国の変わった音楽を集めたりしています。「技術力の低い人限定ロボコン(通称:ヘボコン)」主催者。1980年岐阜県生まれ。 本『雑に作る ―電子工作で好きなものを作る近道集』(共著)がオライリーから出ました! 前の記事:「こんな俺でもUMAのモデルに」ジェネレーター > 個人サイト nomoonwalk そのダイヤっぽい石(ここでは便宜的にダイヤと呼ぼう)は、それ以来、子供の宝物入れに大事に保管されている。 もらいものの中国茶の缶が子供の宝物入れ 中に
行く先々で「うちの会社にはいないタイプだよね」と言われるが、本人はそんなこともないと思っている。愛知県出身。むかない安藤。(動画インタビュー) 前の記事:トラックの荷台で飛んでるドローン、トラックが急発進するとどうなるのか? > 個人サイト むかない安藤 Twitter つくばは今日もいい天気だった 前に茨城県に住んでいた頃、彼女がつくばに住んでいたので週末のたび訪れていた。 あの頃も確かつくばはよく晴れていたように思う。そのおかげか木々の生い茂り方がすごい。放っておくとこの一帯だけ太古に戻ってしまうんじゃないかというくらいに、緑が力強い。 空が広くて緑が多くて四角い建物がある。これが僕のつくばの印象です。 そんな「つくばの中のつくば」とも言える、産業総合研究所の敷地内に地質標本館はある。思いっきり研究施設のど真ん中だけれど、受付を通れば基本的に誰でも入ることができるのであきらめないでほし
1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと世田谷区で活動。 編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。(動画インタビュー) 前の記事:イモムシハンドブックだけじゃない!92種のハンドブック > 個人サイト webやぎの目 そこはカンザスシティ郊外 撮影場所はアメリカ中西部、ミズーリ州カンザスシティ郊外だという。 ずっと行ってみたかったので、今回、アメリカ西海岸で開催されたメイカーフェアの帰りに寄ってみた。 カンザスシティに向かう飛行機から地上絵のような街が見えた 大阪に行ったついでに京都ぐらいのつもりだったが、飛行機で3時間半もかかった。大阪に行ったついでに香港に行ってしまったようなものである。 飛行機が遅れてカンザスシティについたのは夜だった カンザスシティではAirbnbで予約した家に入ろうとしたら警
プリン好きですか?好きですよね。もちろんそのプリンはかたいプリンですよね。 なに!なめらかプリンだと! あんな物はクリームだ!プリンはプルンとしているからプリンなんだよ! この書出しももう3回目ですね。 かたいプリンが大好きだ! かたいプリン復活の時は近い! 今回は世界に目を向けてみました。どうやら海外では、かたいプリンが普通のようです。試しにブラジルのプリンを作ってみました。ついでに店で出している「かたいプリン」のレシピを公開します。 1972年生まれ。元機械設計屋の工業製造業系ライター。普段は工業、製造業関係、テクノロジー全般の記事を多く書いています。元プロボクサーでウルトラマラソンを走ります。日本酒利き酒師の資格があり、ライター以外に日本酒と発酵食品をメインにした飲み屋も経営しているので、体力実践系、各種料理、日本酒関係の記事も多く書いています。(動画インタビュー) 前の記事:ホワイ
毎日使うものなのに、実用一辺倒でシンプル過ぎるデザインのものばっかりなキーボード。特にキートップの文字、シンプル過ぎないですか? もっと文字がかわいかったり、格好よかったりするキーボードがあってもいいのに! ……ということで、街中を歩き回って見つけたロゴなどをキーボードにしてしまおうと思います。 キーを叩くたびに、街の思い出がよみがえる……!? 1975年群馬生まれ。ライター&イラストレーター。 犯罪者からアイドルちゃんまで興味の幅は広範囲。仕事のジャンルも幅が広過ぎて、他人に何の仕事をしている人なのか説明するのが非常に苦痛です。変なスポット、変なおっちゃんなど、どーしてこんなことに……というようなものに関する記事をよく書きます。(動画インタビュー) 前の記事:文字だらけの雑誌表紙で貴乃花の人生を伝えたい > 個人サイト Web人生
かつて人類は、すべてのものを焼き尽くし、ときには人の命さえ奪う火を、おそれた。 しかし、その恐怖心を乗り越え、火を道具として使い、人類は飛躍的に文明を発展させた。 そして、人類は銭湯でよくみかける「でんき風呂」もおそれている。 摩擦で容易に帯電し、ときにはめっちゃ痛い放電を発生させる電気が、お湯の中を流れていると考えると、こんなにおそろしいことはない。 しかし、こわがってばかりいては、人類に進歩はない。でんき風呂に入ることが、人類の文明を発展させる一歩となるかもしれないし、ならないかもしれない。 まずは、入り方を聞いてみよう ぼくも、銭湯は好きで、旅先でも銭湯を見かけると手ぶらで入って、ひとっ風呂浴びることも多いが、でんき風呂は避けていた。 静電気のバチッとなるやつだって大嫌いなのに、わざわざビリビリしそうな電気風呂に好んで入るなんて信じられない。 そんなふうに考えるひとは、ぼくだけではな
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