レストランから出来立ての料理を30分以内に配達するスタートアップ「Deliveroo」が新たに3億8500万ドル(約430億円)の資金調達を行った。「今回の資金調達により我が社の事業を次のレベルに引き上げる」と投資銀行出身の創業者のウィリアム・シューは述べた。 Deliverooの調達資金総額はこれで8億6000万ドル(約960億円)に達した。創業4年目を迎えた同社の企業価値は20億ドル(約2200億円)とされている。今回の調達をリードしたIndex VenturesのMartin Mignotは、Deliverooのビジネスモデルに2つの優れた点を見出している。 まず言えるのは、顧客らがこのサービスを非常に気に入っているという点だ。「生鮮食品の市場規模はテイクアウト市場の100倍にも達する」とMignotはいう。将来的にDeliverooのユーザーは週に何回もこのサービスを使うようになり