平成22年1月22日 次世代スーパーコンピュータプロジェクト中間評価報告書(平成21年7月 科学技術・学術審議会 研究計画・評価分科会 情報科学技術委員会 次世代スーパーコンピュータプロジェクト中間評価作業部会)については、国家的な目標の実現(世界最速達成)等のため、中間評価作業部会で秘密情報の取扱いを決定した上で、これまで部分的に非公開としていました(別紙1、2参照)。一方、次世代スーパーコンピュータプロジェクトについては、平成22年度予算案編成過程において、利用者側視点で多様なユーザーニーズに応える「革新的ハイパフォーマンスコンピューティング・インフラ」を構築する計画に進化・発展させることとしたところです。また、当該計画変更の際には、10ペタFLOPS級の達成時期についても見直すとともに達成時期を公表しました。これに伴い、中間評価報告書の非公開部分についても公開することとしましたのでお
文:Brooke Crothers(Special to CNET News) 翻訳校正:佐藤卓、小林理子2009年11月17日 11時34分 Intelは米国時間11月15日、スーパーコンピュータ向けに最適化された新バージョンの「Intel Xeon」プロセッサラインを発表し、16日には、今後のスーパーコンピュータ開発でNECと提携することを明らかにした。 Intelは、オレゴン州ポートランドで開催されているスーパーコンピュータのカンファレンスSC09で、スーパーコンピュータ向けに最適化された新バージョンの「Nehalem-EX」(開発コード名)プロセッサを発表した。このプロセッサは6コアで、8コア版のNehalem-EXプロセッサより実行速度が高く、スーパーコンピュータ特有の作業に有利だとIntelは声明の中で述べている。なお、Intelでは、スーパーコンピューティングを「High P
マイクロソフト株式会社は4月7日、HPC(ハイパフォーマンスコンピューティング)向けの次期プラットフォーム「Windows HPC Server 2008 R2」ベータ2を公開した。正式出荷は2010年後半を予定しているが、このベータ2には製品版相当の機能も多数含まれており、十分に評価できるものとなっている。 今回、米MicrosoftでWindows HPC Serverを担当している、Server & Tools Business Group、シニアディレクターのVince Mendillo氏に、製品の特長などを伺った。 ―HPC向けのプラットフォームとしては、Windows Server 2003ベースの「Windows Compute Cluster Server 2003」、Windows Server 2008ベースの「Windows HPC Server 2008」に続く3世
2010年3月12日に東京大学の安田講堂で「計算科学技術と次世代スーパーコンピューティング基盤」フォーラムが開催された。このフォーラムではスーパーコンピュータ(スパコン)の事業仕分けの時に文部科学省(文科省)側で説明を行った一人である倉持大臣官房審議官、ジャーナリストで、東大大学院情報学環 特任教授、理化学研究所(理研)の次世代スーパーコンピュータ アドバイザリボードメンバーである立花隆氏が登壇してスパコンプロジェクトについて講演を行った。また、理研の横川氏および南氏、富士通の井上氏および堀田氏から次世代スパコンでのハード、ソフトの開発内容に関して説明が行われた。 事業仕分けの内幕 ご存じのように次世代スパコンは、2009年に実施された政府の事業仕分けで「廃止に近い縮減」と判定されたのであるが、その後、各界からのアピールを踏まえた大臣折衝で予算金額的には110億円の削減で推進が決まった。次
東京工業大学は3月24日、気象庁が開発を進めている次期気象予報向け次世代気象モデル「ASUCA」を同大のスーパーコンピュータ「TSUBAME 1.2」に搭載したGPUを活用して、そのすべてをGPUで処理することで従来演算方式に比べて演算速度の高速化を実現したことを明らかにした。 日本でGPUスパコンの道筋を切り開いてきたTSUBAME1.2 一般的な気象モデルは大気圧と重力のつりあいの兼ね合いから上下には風が吹かないことが前提となっているが、予測範囲の面積をメッシュ状に区分けし、それを細かくすればするほど、例えば台風などを例に取ると、平衡に力は働かなくなり、雲の上下運動なども含めた計算が必要となってくる3次元非静力学平衡モデルとなる。また、そうした雲の解像を気象予報に応用するためには台風のような2000kmにもおよぶ範囲のものから、2-3km程度の範囲で収まる竜巻や集中豪雨といったものまで
東京工業大学、青木尊之教授の研究室は、気象庁が開発を進めている次世代気象モデルをCUDAでコーディング、GPGPUによる高速な計算を可能にした。GPGPUの適用領域の拡大を示すとともに、天気予報の予測精度の向上につながるものとして期待される。 東京工業大学、青木尊之教授の研究室は3月24日、気象庁が開発を進めている次世代気象モデル(ASUCA)をGPU(Graphics Processing Unit)を用いて計算することで、CPU1コアに対して約80倍の計算速度を実現できたことを明らかにした。GPGPU(General Purpose GPU)の適用領域の拡大を示すとともに、天気予報の予測精度の向上につながるものとして期待される。 ASUCAは気象庁が開発を進めている高分解能の領域気象モデル(メソモデル)で、米国大気研究センター(NCAR)などを中心に研究が進められている「Weather
東京工業大学の青木尊之教授の研究室は,次世代気象モデルのシミュレーションを複数のGPU(graphics processing unit)による並列計算で高速化することに成功した。気象庁が次期気象予報に向けて開発中の気象モデル「ASUCA」を用いたシミュレーションで,時間ステップごとに行う演算すべてをGPUに実行させた。東京工業大学に設置したスーパーコンピュータ(スパコン)「TSUBAME」で120個のGPUを用いて並列計算したときに,単精度小数点演算で3.22TFLOPSの実行性能を達成した。日本全土をカバーする2km間隔で3164×3028×48の計算格子を用いた6時間分の気象シミュレーションを70分で実行できるという。
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