【写真】その他の写真を見る 1967年から鍵盤ハーモニカ「ピアニカ」の製造・販売を行っているヤマハが“大人”をターゲットに初めて企画。黒やブラウンを基調にしたデザインの新モデルは、性能面でも学校の教材楽器として採用されている「25鍵盤タイプ」「32鍵盤タイプ」に比べ、フル3オクターブをもつ広音域な「37鍵盤タイプ」と、幅広い演奏用途に対応している。 同メーカー初となる“大人向けピアニカ”を販売する経緯について、担当者は「ピアニカは、誰もが知っている身近な楽器。しかし小学校の音楽学習のイメージが強く、実は本格的な楽器ということが見過ごされていた」と語り「ピアニカ本来の良さを踏襲しつつ、大人が楽しめるデザインと音色になっている」とアピールし、普及を願った。 発表会見には、鍵盤ハーモニカ奏者の妹尾美穂氏が来場。新製品で生演奏を披露すると「ネーミング通り、まろやかな音がして、和音とメロディの粒立ち