15日午後1時半ごろ、山梨県笛吹市御坂町藤野木の県道で、東京都杉並区の俳優滝川英治さん(38)が自転車を運転中に転倒、病院に運ばれた。笛吹署によると、全身を強く打ち重傷とみられる。滝川さんは「スカパー!」のテレビドラマ「弱虫ペダル2」の撮影中で、富士河口湖町方面から笛吹市方面へ進行中に、下り坂の右カーブで左側の縁石へ衝突したという。署が事故原因を調べている。
都心から約1時間半。東京都日の出町平井にある宝光寺が大仏の建設を進めている。寺によると、高さは12メートルで、座仏としてはあの鎌倉大仏(約11メートル)を抜く大きさ。来年3月に完成する予定だ。町の観光の目玉にと、地元の期待も高まる。 大仏の名前は「鹿野(ろくや)大仏」。建設地である寺の裏山、鹿野山にちなむ。寺の敷地内ではかつて温泉が湧き、明治初頭まで「鹿の湯」として各地からの湯治客でにぎわったという。 大仏は銅合金で造られ青銅色。横幅は約11メートル。同寺によると、高さは奈良・東大寺の大仏(約15メートル)に次ぐとみられる。八角形の台座(高さ約3メートル、縦横約15メートル)と円形の蓮華座(高さ約3メートル、直径約14メートル)を重ねた上に大仏が座る。総工費は大仏と蓮華座だけで約4億円。 建設は先代が布教と地域活性…
「機動戦士ガンダム」「勇者シリーズ」「バトルスピリッツ」などを生んだ名古屋テレビ(メ~テレ)製作のアニメ枠が、9月で40年の歴史に幕を下ろす。男児向けに玩具と連動したオリジナル企画を送り出してきたが、少子化で視聴率不振が続き、10月からキー局のテレビ朝日などと共同製作する大型ニュース情報番組に切り替える。 「この枠で製作した42作のほとんどが、原作なしのオリジナル。毎年新しい企画を考え、1年かけて見せていく。40年よく続いたと思う」と、福嶋更一郎コンテンツ局長は振り返る。 第1作は1977年10月開始のロボットアニメ「無敵超人ザンボット3」。開局15周年を記念し、念願の全国ネット枠を初めて獲得した。アニメ制作は日本サンライズ(現・サンライズ)で、下請けプロダクションだった同社初の自社制作作品だった。 79年の第3作が「ガンダム」。本放送の視聴率は低かったが、プラモデルや劇場版がヒットし大ブ
元プロレスラーで前文部科学相の馳浩衆院議員(56)が26日、東京・後楽園ホールで行われた「プロレスリング・マスターズ」に参戦し、11年ぶりに一夜限りでリングに復帰した。 馳氏はプロレスラーとして活躍していた1995年に参院議員に当選し、後に衆院にくら替えした。議員の間もレスラーとして活動していたが、2006年に引退。その際、ファンに「大臣になって戻ってくる」と宣言していた。15年10月~16年8月に文科相を務めたため、今回の復帰で「公約」を果たした。 試合は3対3の6人制タッグ。師匠の長州力さん、藤波辰爾さんと組んで、グレート・ムタさん、ザ・グレート・カブキさん、TNTさんと対戦。代名詞のジャイアントスイングを約20回転披露するなど1626人の観衆を沸かせた。最後は、ノーザンライトスープレックスホールドで勝利し、「夏の夜の夢に終わらせたくない」とほえた。 試合後、馳氏は「仲間に恵まれ、いい
銚子電鉄の株主総会が30日開かれ、2016年度の事業報告が承認された。鉄道事業収入は前年度を上回ったものの、経営を支えている副業の「ぬれ煎餅(せんべい)」の売り上げが落ち込み、最終的には税引き後の純利益が2568万円の赤字で、減収減益となった。 旅客数は38万4415人で、前期比0・9%減だったが、一昨年秋の運賃値上げ効果や団体客が好調だったことで、運賃収入は14・7%増えた。駅愛称命名権など運輸雑収も6%増え、鉄道事業収入全体では11・3%増の1億2881万円を計上。これに対し、車両の減価償却費や線路の維持費がかさみ、かかった費用も8・3%増え、8149万円の営業損失となった。 「ぬれ煎餅」は、売り上げが前期より2550万円(6・6%)減少。営業利益は27・5%減の4501万円にとどまった。JR銚子駅など大手取引先店舗が改装で営業できなかったことや、品ぞろえが長く変わっていないことが影響
〈神谷広志八段(56)の話〉 28という完全数は一番好きな数字ですので、それが1位でなくなることは個人的に少々寂しいのですが、凡人がほぼ運だけで作った記録を天才が実力で抜いたというのは、将棋界にとってとてもいいことだと思います。藤井さんがこれからの数十年でどんな世界を見せてくれるのか、ファンの皆様とともに寿命の限り見続けていきたいです。 〈羽生善治三冠(46)の話〉 29連勝は歴史的な快挙です。結果も素晴らしいですが内容も伴っている点でもすごみがあります。この記録は時が経つにつれ重みを増してくるはずですし、将棋界の新しい時代の到来を象徴する出来事になりました。ひのき舞台で顔を合わせる日を楽しみにしています。 〈加藤一二三(ひふみ)九段…
「もののけ文化」で町おこしをめざす広島県三次(みよし)市が、妖怪にまつわる絵巻物や珍品を展示する博物館の建設を決めた。展示の核になるのは、妖怪コレクターが生涯をかけて収集した資料3千点。市は2018年の開館を予定している。 資料を集めたのは、東京都江戸川区の湯本豪一(こういち)さん(66)。「日本人の想像力で生まれた独自の文化を後世に伝えたい」との思いから、約30年前から妖怪にまつわる美術品などの収集を始め、これまでに私財1億円以上を投じたという。 一方、島根県に隣接する山間部にある三次市は、江戸時代の妖怪物語「稲生物怪録(いのうもののけろく)」の舞台としても知られ、「もののけ」の伝承を生かした地域の活性化を模索していた。折からコレクションの展示・管理施設を探していた湯本さんと、市の思いが一致。博物館の建設を条件に、湯本さんが市に収集品を無償譲渡することが決まり、昨年末に双方が契約を結んだ
女性のスカート内を盗撮したとして、京都府警は7日、同府長岡京市馬場2丁目、会社員岡本洋幸容疑者(35)を府迷惑防止条例違反(盗撮)の疑いで現行犯逮捕したと発表した。容疑を認めているという。 宇治署によると、岡本容疑者は7日午後5時ごろ、同府久御山町森南大内のショッピングセンター・イオン久御山店で、レジの順番を待っていた主婦(28)のスカートの中にスマートフォンを差し出し、動画を撮影した疑いがある。主婦が気づいて声を上げたため逃走。近くにいた夫で俳優の松田悟志(さとし)さん(37)が駐車場まで追いかけて取り押さえた。 松田さんは仮面ライダーシリーズ「仮面ライダー龍騎」(2002~03年)で、仮面ライダーナイト(秋山蓮)役を演じるなど、ドラマや映画などで活躍。現在京都でドラマを撮影中で、この日は休日を利用して夫婦で買い物に訪れていたという。
名古屋市中区で活動する「地下アイドル」のファンが、事務所を運営する男から現金を脅し取られたとされる事件。先月、中署が男を逮捕した後も、所属アイドルたちは舞台に立ち続けている。夢見るアイドルたちにつけいり、それを利用する悪質な事務所もある、と弁護士は警鐘を鳴らす。 文化の日の3日午前。この事務所が使用する名古屋市中区の劇場を訪ねた。 ワンドリンク500円。集まった約20人のファンの中には、若者に交じって中高年の男性の姿も見られた。舞台で踊るアイドルたち。それに合わせて、ファンたちはペンライトを振り回して踊り、かけ声をかける。こぢんまりとしたホールは、熱気に包まれた。 「地下アイドル」は、大手事務所に所属せずライブハウスなどで活動するアイドルたちのこと。ファンとの距離が近いことが売りだ。この日、アイドルたちはライブ後、ロビーでグッズを売り、ファンと一緒に写真撮影をしていた。 別の日に劇場にやっ
イタリア料理店チェーンの「サイゼリヤ」(本社・埼玉県)は23日、8月下旬に起きたイタリア中部地震で大きな被害を受けた町アマトリーチェに、約1億円を寄付した。全国約1千店舗でアマトリーチェの名物パスタ料理「アマトリチャーナ」(税込み399円)が1皿注文されるごとに、100円を寄付するキャンペーンを行っていた。 同社は5月に研修で社員らを派遣するなど、もともとアマトリーチェと交流があったという。23日に現地を訪れた高木淳史購買部長は「何かできないかと考えて今回の活動を決めた。お客様に非常に賛同していただいた」と話した。 寄付金は、被災したアマトリーチェの料理専門学校の再建に充てられる予定という。ピロッツィ町長は「サイゼリヤは食の企業で、食の学校にお金を使うのは理想的だ」として、将来的に料理学校の生徒らの交換研修なども行いたいと語った。 在イタリア日本大使館によると今回の地震では、在伊邦人と日本
小学館が刊行する「小学二年生」が、部数の低迷などから12月発売の2017年2・3月合併号で休刊することがわかった。「小学三年生」から「小学六年生」まではすでに休刊しており、かつて同社の看板雑誌だった学年誌は「小学一年生」を残すのみとなる。 小学館は、同社創立の1922(大正11)年に「小学五年生」と「小学六年生」を創刊。学年別学習雑誌の先駆けで、25年までに「小学一年生」から「小学四年生」までが相次いで刊行された。学年誌は同社の「創業以来の基幹事業」とされ、73年には「小学三年生」が102万部を記録するなどした。 だが、少子化や小学生のニーズの多様化などから、発行部数は各学年とも数万部程度まで減少。「小学五年生」が2010年3月号で、「小学六年生」が同年2・3月合併号で休刊。12年には「小学三年生」と「小学四年生」も相次いで休刊した。(塩原賢)
高知県東部の北川村で22日、明治から昭和に走った旧魚梁瀬(やなせ)森林鉄道の遺構で、三角形に鉄骨をつないだトラス橋の一部が欠落した。橋の上部は県道に転用されており、老朽化が進んでいたとみられる。管理する県安芸土木事務所は落下の危険があるとして通行止めにした。 この橋は、1924(大正13)年に高知大林区署(現四国森林管理局)が架けた犬吠(いぬぼう)橋。長さ約40メートルあり、国の重要文化財に登録されている。森林鉄道廃止後、道路に転用された。 県安芸土木事務所によると、橋を支える鉄骨の構造4カ所が欠け落ち、道路中央が長さ約16メートルにわたって約50センチ沈み込んだ。今年2月の点検で一部に腐食が見つかったが、直ちに危険はないと判断していたという。現場は22日午前11時50分から通行止めになった。 旧魚梁瀬森林鉄道は高知県東部5町村を結び、最盛期には総延長300キロ超の国内屈指の規模を誇った。
国内主要8都市で、名古屋は「行きたくない」街ナンバーワン。名古屋市が「ライバル」7都市と比べた魅力度を各都市で調査したところ、そんな結果が出た。「名古屋が日本を支えている」。河村たかし市長はイメージアップへ号令をかけるが、前途は険しそうだ。 「うちが調べた数字で、行きたくない街ナンバーワン。よほど危機感を持って面白い街をつくらにゃあ」。河村氏は30日、愛知県との意見交換の場で繰り返し嘆いた。 市は6月、東京23区と札幌、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸、福岡の7市に住む20~64歳を対象にインターネット調査を実施、各都市から418人ずつ回答を得た。どの程度行きたいか尋ねて指数化すると、名古屋は「1・4」。首位京都(37・6)の27分の1という結果となった。 「最も魅力的に感じる都市」に名古屋を選んだのは全体の3%で最下位。首位の東京23区(22・4%)の7分の1だった。「最も魅力に欠ける都市
キツネ(北海道)やシーサー(沖縄県)から、人気者のぐんまちゃん(群馬県)まで――。ご当地ゆかりの動物やキャラクターなどをあしらったバリケードが、全国各地の工事現場に広がっている。殺風景な現場を和ませると好評。自治体のイメージアップにもつながると期待され、引き合いが絶えない。 JR仙台駅西口の歩道沿いで8月、宮城県の観光PRキャラクター「むすび丸」を描いたバリケードが並び、買い物客の目を引いていた。米どころをアピールする「おにぎり」顔に、伊達(だて)政宗の「三日月」かぶとをのせている。 安全保安用品の販売・レンタル大手、仙台銘板(めいばん、仙台市)が5月、宮城限定で2600台を作った。鉄パイプをつなぐ樹脂製のバリケードで、仙台市を中心に注文が増えている。 仙台銘板が「キャラクターもの」のバリケードを売り出したのは2006年。北海道・旭川の営業所長だった大谷秀樹さん(44)が人気の旭山動物園に
放送作家の草分け的存在でタレント・作家の永六輔(えい・ろくすけ、本名永孝雄〈えい・たかお〉)さんが死去したことが11日、分かった。83歳だった。 東京・浅草の浄土真宗の寺に生まれた。10代後半でNHKラジオ「日曜娯楽版」に投稿を始めた。早大在学中から、開局して間もないNHKテレビや日本テレビの番組で台本などを手がけ、放送作家として腕を磨いた。 作詞家としては、作曲家中村八大とのコンビで、日米両国で大ヒットした「上を向いて歩こう」(1961年)や「こんにちは赤ちゃん」を送り出した。いずれもNHKのバラエティー番組「夢であいましょう」から生まれた曲で、テレビ番組の企画・演出なども含めマルチな才人ぶりを発揮した。梓みちよが歌った「こんにちは~」、水原弘による「黒い花びら」はレコード大賞を受けた。 67年にTBSラジオで始めた… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます
――大量の商標を出願する目的と、始めたきっかけは 将来に自分で商標を使う、他人に権利を譲渡する、先に出願しておくことで権利を仮押さえする。この三つが狙いだ。2013年に弁理士会の会費を滞納して、弁理士の登録を抹消され、出願代理人として活動できなくなった。そこで、自分で商標を出願することにした。 ――なぜ、手数料を払わないのか 権利化するメリットがあるものを、後から厳選して払う。数千件の中からいくつかを選び出す。もうけにはまだなっていないが、いつカネに結びつくかわからない。欲しい人が現れれば実になる。 ――出願する言葉はどうやって決めているのか 新聞が主で、インターネットやテレビ、ラジオなどあらゆるメディアの情報を元に選んでいる。 ――「民進党」や「STAP細胞はあります」「LOVELIVE(ラブライブ)」といった、よく知られた名前や話題になったものが多い 自分自身がこれから政治家になって活
ソノシートと聞いて、どんなイメージをお持ちですか。ペラペラなシートを折り曲げてしまった懐かしい世代もいれば、見たこともない若者も多いでしょう。歴史をひもといてみます。 音の出る雑誌、当初は「ニュース」で 「これまでの雑誌はただ読んで見るだけのものでしたが、こんどはその雑誌から音が出るのです」 1959年12月に創刊した月刊誌「朝日ソノラマ」を、当時の朝日新聞はそんなふうに紹介する。朝日新聞はフランスのソノプレス社と提携して、安価に大量生産できるレコード製作に乗り出す。「ソノシート」は朝日ソノラマの商標だったが、「フォノシート」などの名称で各社も同時期に発売を始めた。 ニュース音声や季節の歌など様々なソノシートが付いた朝日ソノラマ。「創刊号は予約が殺到したため、発売後すぐ売り切れるところもある」。発売前の朝日新聞はそう伝えた。だが、「人気は長続きせず、けっこうな赤字を抱えていたようだ」と当時
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