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ethicsに関するtuxedokatzeのブックマーク (8)

  • 伝統を守ればいいというものではない(『啓蒙思想2.0』読書メモ②) - 道徳的動物日記

    啓蒙思想2.0―政治・経済・生活を正気に戻すために 作者:ジョセフ・ヒース NTT出版 Amazon 前回の記事で書いた通り、理性とは不自然なものであり、せいぜいが適応の副産物に過ぎず、その力は限られている。 たとえば、野球でボールがフライとなったとき、外野手は空を見上げながらボールを追っているうちに直感やヒューリスティックによってボールがどこに落ちるかがおおむねわかって、大体の場合にボールをキャッチしてアウトにすることができる(人間や動物には、さまざまな物理現象に関して考えなかったり仕組みがわかっていなかったりしても対応できるヒューリスティックが存在しているからだ)。一方で、「ボールがどこに落ちるかをまず割り出して、そこに向かって全速力でダッシュすれば、取りこぼしなく確実にボールがゲットできる」という考えは、机上の空論であり現実には確実にうまくいかない。バットで打たれたボールがどこに落ち

    伝統を守ればいいというものではない(『啓蒙思想2.0』読書メモ②) - 道徳的動物日記
  • ミャンマー国軍の偏狭な思想と実態─兵士が市民を殺せるのは、徹底的に洗脳され監視されているから | 軍に従わない者は皆、犯罪者だ

    市民500人以上を虐殺し、残虐さに歯止めがかからないミャンマー国軍。その実態は闇に包まれているが、米紙「ニューヨーク・タイムズ」が、クーデター後に脱走した2人を含む、4人の将校へのインタビューに成功し、驚くほど偏狭なミャンマー国軍の思想と実態を伝えている。 国を破壊する、残虐な国軍からの脱走 トゥン・ミャット・アウン大尉は、ミャンマー最大の都市ヤンゴンの舗道で空薬莢を拾うと、吐き気に襲われた。その銃弾の残骸は、ライフル銃を用いて実弾が人々へ向けて実際に撃たれたことを意味するからだ。 3月初旬のその日の夜、彼はフェイスブックで、ヤンゴンで何人もの一般市民が国軍の兵士に殺されたことを知った。殺した兵士らは、自分と同じように制服を着た男たちだった。 それから数日後、第77軽歩兵師団の大尉は基地を抜け出し、脱走した。彼は現在身を隠している。同師団はミャンマー全土で民間人を虐殺してきたことで悪名高い

    ミャンマー国軍の偏狭な思想と実態─兵士が市民を殺せるのは、徹底的に洗脳され監視されているから | 軍に従わない者は皆、犯罪者だ
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  • さて、グーグル社員の書いた例の文章(声明)についてだ。 - 白のカピバラの逆極限 S.144-3

    Google の社員が、社内で「社員の多様性を重視するのはよくない、男女は生物学的に違う」という内容の文章を公開し、それが社外にリークされたために、世界中で問題となっている。また、その社員は2017/08/07の月曜日に解雇されたらしい。 ところで、ヨナタン・ザンガーは、素粒子理論物理学出身のグーグル元幹部(主席技術者)で、おりしも、例の文章が問題になる直前に辞めたので自由にいいたいことが書けると下の文章を公開して話題になっている。ヨナタンに連絡して、翻訳と公開の許可を求めたところ、快諾していただけたので翻訳した。なお、原文が書かれたのは2017/08/06の日曜日であり、解雇の前である。 翻訳: http://d.hatena.ne.jp/nuc/20170809/p2 原文: https://medium.com/@yonatanzunger/so-about-this-googler

    さて、グーグル社員の書いた例の文章(声明)についてだ。 - 白のカピバラの逆極限 S.144-3
    tuxedokatze
    tuxedokatze 2021/04/01
    “きみの行動によって、きみが同僚たちに与えた悪い影響は、そんなことよりも遥かに重大だ。”
  • 道徳と恋愛は相性が悪い - 道徳的動物日記

    道徳形而上学の基礎づけ (光文社古典新訳文庫) 作者:カント 発売日: 2013/12/20 メディア: Kindle版 先日に「性的モノ化」についてあーだこーだ書いたが、それと関連しているかもしれない内容。 フェミニズムとかジェンダー論とかが市井に浸透して、男性たちもそういう考え方を学ぶことによって生じている副作用とか弊害とかのひとつが、「性愛や女性との関わり方に関する道徳を学んで実践することで、女性と仲良くなったり女性からの信頼を得られたりすることができる」と感じてしまう男性があらわれることだ。 つまり、男性の側が性や愛について「ただしい」意見を言ったり「正解」の振る舞い方をしたりすると、女性の側から仲良くなってくれたり優しくしてくれたりこちらを信頼してくれたりするなどのご褒美が与えられるはずである、という期待や予断のような感覚を抱く男性が増えているかもしれない、ということである。 す

    道徳と恋愛は相性が悪い - 道徳的動物日記
  • 覚え書き:なぜ功利主義者がいないと動物の権利は発見されなかったか - 道徳的動物日記

    動物の解放 改訂版 作者:ピーター シンガー 発売日: 2011/05/20 メディア: 単行 某所の連載で動物倫理についても何回か書くことになりそうなので、ピーター・シンガーの『動物の解放』を久しぶりに読み直している。 『動物の解放』では『実践の倫理』ほどに倫理学的な議論が詳細に行われているわけではないが、動物倫理の問題について語るうえで必要となるポイントは、第一章でばっちりと示されている。シンガーの主張の根幹である「利益に対する平等な配慮」の原理についても説明されているし。 そして、改めて読んでいて思ったのだが、以下の箇所はとくに重要だ。 多くの哲学者や著述家たちが、基的な道徳原則として、なんらかの形で、利益に対する同等の配慮という原則を提唱してきた。しかしこの原則が私たちの種に対してと同様に他の種の成員にも適用されるということを認識した人は多くはなかった。ジェレミー・ベンサムは、

    覚え書き:なぜ功利主義者がいないと動物の権利は発見されなかったか - 道徳的動物日記
  • 左派は動物の権利を支持するべきか? - 道徳的動物日記

    togetter.com このTogetterに関わる論点として、数年前に要約して翻訳して紹介した ウィル・キムリッカとスー・ドナルドソンの論文「動物の権利、多文化主義、左派」から一部抜粋して紹介してみよう(手抜き記事である)。 現在、米国の動物の権利運動は「左派の孤児」と表現される境遇になっている。進歩的左派は女性・同性愛者・障害者・移民・人種マイノリティ・先住民などの権利を守るために、社会的正義や少数者の市民権を主張する運動を行ってきたが、動物の問題はラディカルな環境運動のなかで多少注目される程度で、左派の運動のなかでは無視されてきた。この傾向は19世紀から続いてきたものであり、左派は動物に対する人間の暴力を無視し続けてきた歴史がある。 ・・・現在では、フェミニズム運動・障害者運動・多文化主義運動などの影響により、左派は「人間の価値は合理性や知性や能力にある」という考え方を拒否するよう

    左派は動物の権利を支持するべきか? - 道徳的動物日記
  • TechCrunch

    Microsoft, it seems, is hedging its bets when it comes to general-purpose robotics AI. At the end of February, the Windows maker spearheaded a massive $675 million Series B in Bay Area-based Figure. T Substack is launching the ability for writers to paywall their entire Chat or specific threads to paid or founding members only, the company announced on Wednesday. The rollout of the new feature com

    TechCrunch
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