米国のカリフォルニア大学バークレー校(University of California, Berkeley)のHelen Wills神経科学研究所のShinji Nishimoto(西本 伸志)氏らの研究チームが生物学の学術雑誌「Current Biology」に"Reconstructing Visual Experience from Brain Activity Evoked by Natural Movies"と題する論文を発表した。 脳の視覚皮質(Visual Cortex)の活動状況をfMRI(Functional Magnetic Resonance Imaging)で検出し、その情報を処理すると、どのような映像を見ているかが分かるという研究である。この技術が実用化すれば、脳とコンピュータの直接のインタフェースが作れるし、神経関係の病気の診断、治療などにも役立つと考えられる。