中小企業(*)の4割超がサイバー犯罪の被害を経験。 人材不足が課題となる一方で、サプライチェーンリスクへの懸念から95%がセキュリティを重要視し、セキュリティ製品の選定には「性能」を評価
本業で Oracle 10g RAC を使っているのですが共有ディスクには NetApp Filer を使ってます。でもって Filer の接続方法としては DAS/SAN ではなくより簡易な NFS を使ってます。とっても便利な NetApp Filer の snapshot 機能。これを一度使ったらもう他のストレージには戻れません。と言うわけで NetApp Filer お奨めです。NetApp ファイラーを使用した超高速バックアップ&リカバリ なんかも参考にどうぞ。 ってことを書きたかったわけではなく障害なんてのは予期せず発生するものです。ちょっと前の話ですが、バッチ処理で Oracle のアーカイブログファイルが予想外に大量に生成されてディスクが満杯になってしまいました。でもって障害通知メールでそのことに気がつきあわてて不要なログファイルを削除。 とまぁ通常のディスクならこれで問題
NIC(ネットワークインターフェースカード)にはCPUの処理を肩代わりして負荷を減らすオフロード機能を持っているものが多いです。 ただNICのメーカーによってはオフロード機能が原因でパケット処理に不具合が起きることが稀にあります。 そこでLinux上でオフロード機能を確認したり、有効化・無効化する方法を書いていこうと思います。 更新履歴2021/8/23トップ画像を削除コード部分にシンタックスハイライターを適用コマンド実行について注釈を追加使用ツールNICの設定ツールにはethtoolというものを使用しますので、デフォルトで入っていたような気もしますが入れていない方はインストールしておきましょう。 Debian系のapt searchコマンドでも、RedHat系のyum searchコマンドでもethtoolで見つかると思います。 使用方法オフロード設定の確認確認には小文字のkオプションに
Yuki Taguchi2020-10-22Yuki is an engineer tasked with network development for Verda, LINE's private cloud platform. He investigates and tests data plane acceleration technologies. Verda室ネットワーク開発チームの田口です。私は2019年にLINEに新卒入社して、プライベートクラウド「Verda」に関わるネットワークの開発・運用を行なっています。先日、8月19日に開催されたLINE Developer Meetup #67では、『ネットワーク機能のベンチマーク自動化』というタイトルで発表を行いました。発表では、以下の3点に関してご紹介をしました。 上記のうち、1つ目の『ロードバランサのベンチマーク自動化』に関し
概要 SSDで寿命とかパフォーマンスを改善するために設定しておいた方が良い点のまとめです。 よくある系のネタですが、久しぶりにSSD設定見なおしたら勘違いしてた点がいくつかあったので備忘を兼ねて残します。目次見て「こんなの常識だよね」って思った方はスルーしてくださいm(_ _)m 基本 firmwareを最新化する kernel/osはなるべく新しいものを使う 新しいファイルシステムを使う(多分今のところext4が一番良さそう) swapしないようメモリを沢山積む TRIMを使う TRIMとは SSD上のデータは削除しても削除マークが付くだけで削除されません。 この状態のブロックにデータを書き込む場合、一度完全に消去してから書き込みます。 TRIMコマンドはOS上のファイルが不要になったことをSSDに伝えて明示的にデータの消去を行うコマンドです。 メリット TRIMを使わない場合、以前デー
kazeburo さんの 一時ファイルとdentry cacheとメモリ を読んでからしばらくファイルシステム周りを調べていたのでした。 先のエントリで /tmp のファイル作成/削除を繰り返して dentry キャッシュ がもりもり溜まっていくのは negative dentry であることが理解できました。 negative dentry とは negative dentry とは 存在しない inode に対応する dentry です。 dentry キャッシュの役割は RAM より低速な HDD や SSD などの二次記憶装置からのディレクトリエントリの読み取りをメモリにキャッシュしておき高速化するためですが、negative dentry をキャッシュすることで存在しないディレクトリエントリの読み取りもキャッシュされます。 「存在しないのにキャッシュ?」がしばらくイミフだったので
カーネル管理ガイド 前書き 1. カーネルモジュールの使用 Expand section "1. カーネルモジュールの使用" Collapse section "1. カーネルモジュールの使用" 1.1. カーネルモジュールの概要 1.2. カーネルモジュールの依存関係 1.3. 読み込み済みモジュールの一覧表示 1.4. モジュール情報の表示 1.5. システムランタイム時のカーネルモジュールの読み込み 1.6. システムランタイム時のカーネルモジュールのアンロード 1.7. システムの起動時に自動的にカーネルモジュールを読み込む 1.8. システムの起動時にカーネルモジュールが自動的にロードされないようにする 1.9. セキュアブート用のカーネルモジュールの署名 Expand section "1.9. セキュアブート用のカーネルモジュールの署名" Collapse section "
Linuxのカーネルやそれを含むディストリビューションでは、ネットワークのパラメータに影響を与えるような設定の一部は、デフォルトでは非常に控えめに設定されていることが一般的である。このような設定をチューニングするには、/procファイルシステムを使用する方法やsysctlプログラムを用いる方法があるが、どちらかというと後者の方がよい場合が多い。なぜかというと、後者の場合は/etc/sysctl.confファイルの内容を読み取るため、リブートを行っても設定が保持されるからだ。 /etc/sysctl.confで行える設定のうち、ネットワークのパフォーマンスを向上させる可能性がある設定を以下に示そう。 net.ipv4.tcp_window_scaling = 1 net.ipv4.tcp_syncookies = 1 net.core.rmem_max = 16777216 net.core
連載 LinuxサーバーのTCPネットワークのパフォーマンスを決定するカーネルパラメータ – 1編 4.ネットワークcapacity関連パラメータ 4.1 maximum file count Linuxをはじめとする一般的なUnixソケットは、まるでファイルのような扱いを受けます。 システム全体で保有できるファイル数が制限されていれば、当然ソケットの全体数にも影響を与えるでしょう。 Linuxでシステム全体が保有できる最大ファイル数は、fs.file-maxカーネルパラメータで設定します。 以下のようなコマンドで現在の設定値を確認できます。 $ sysctl fs.file-max fs.file-max = 775052 一般的に、この値は適度に大きな値が設定されているので、余程のことがない限り、修正することはないでしょう。 ただ、システムが非常に多くのファイルとソケットを使用している
概要 MongoDBでCPU使用率やロードアベレージが高くないのに処理が詰まっている現象が起きました。 その時間にbatchが動いていてアクセスが急に増えることが原因と言うのは分かっているのですが、負荷的には十分余裕があり不思議な状態でした。 そこでdstatで見るポイント - Carpe Diemでも述べたように、負荷の状態から判断する基準があります。 ロードアベレージを確認する 1が高ければCPU、ディスクI/O、メモリにボトルネックがある 1が低ければTCPコネクションにボトルネックがある 今回の現象から判断するに、TCPコネクションに原因がありそうです。 原因調査 Too many open filesは出ているか ファイルディスクリプタが足りない場合はコネクション数が足りずに処理が詰まってしまいます。 そしてその場合Too many open filesというエラーが出ます。 し
ドライバなどカーネルに組み込まれる機能をモジュール化したもの カーネルがコンパクトになっている 動作中のカーネルに組み込むことが可能 ドライバのアップデートにモジュール単位で対応できる ハードウェア構成が変わってもカーネル再構成を必要としない カーネルモジュール カーネルモジュールとは、カーネルの機能を拡張するためのバイナリファイルです。 カーネルモジュールの代表的なものとしては、ディスク、ネットワークカード等をLinuxカーネルで使用可能にするためのデバイスドライバがあげられます。このデバイスドライバは、基本的には、各ハードウェアベンダから提供されるもので、これを使用することによって、Linuxカーネルは、多種多様なハードウェアに対応することが可能になっています。 初期のUNIX系OSでは、カーネルの機能を拡張する場合、デバイスドライバなどはすべてカーネルに組み込むという設計になっていま
情報を取得 モジュールは /usr/lib/modules/kernel_release に保存されます。uname -r コマンドを使うことで現在のカーネルのリリースバージョンを表示できます。 ノート: モジュール名にはよくアンダーバー (_) やダッシュ (-) が使われますが、modprobe コマンドと /etc/modprobe.d/ の設定ファイルではこの2つの記号は相互に置き換え可能です。 現在ロードされているカーネルモジュールを表示する: $ lsmod モジュールについての情報を表示する: $ modinfo module_name ロードされたモジュールに設定されたオプションを一覧する: $ systool -v -m module_name 全てのモジュールの全ての設定を表示する: $ modprobe -c | less 特定のモジュールの設定を表示する: $ mo
5.3. /proc/配下のディレクトリ カーネルに関するよく使用される情報のグループは/proc/ディレクトリ内のディレクトリと サブディレクトリにグループ分けされます。 5.3.1. プロセスディレクトリ 各/proc/ディレクトリには番号名の付いた多くのディレクトリがあります。 こうしたディレクトリの一覧は次のようになります。 dr-xr-xr-x 3 root root 0 Feb 13 01:28 1 dr-xr-xr-x 3 root root 0 Feb 13 01:28 1010 dr-xr-xr-x 3 xfs xfs 0 Feb 13 01:28 1087 dr-xr-xr-x 3 daemon daemon 0 Feb 13 01:28 1123 dr-xr-xr-x 3 root root 0 Feb 13 01:28 11307 dr-xr-xr-x 3 apac
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